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一月二十五日
「私の兄弟たち、さまざまな試練に遭うとき、それをすべて喜びと
 しなさい。あなた方が知っているように、こうして試される信
 仰の質は忍耐を生み出すからです。」―ヤコブ書1の2・3― ....
-*-*- 2011年末 -*-*-

特別な夜の重さに耐え切れず 変なキノコを入れて闇鍋

年内はもう逢えないし寂しいし年明けるまで冬眠したい

君に似た人を見かけてまた棘がココロに ....
{引用=

気がつくと夢中で空を掃いているわたしはいつかの雨の一滴





薄まって波の光を目に宿す あなたはすでに透明標本





それぞれの同化できない手の指が束ね ....
【債】
抱えてる負債のことは気にならぬ彼を抱いてる夜君思う

【念】
奥さまは記念切手コレクター生きる喜び23日

【迫】
迫り来る得体のしれない暗闇に飲み込まれそう誰か助けて

【 ....
一月十日,木曜日
   あなた方が怒り立ったままで日が沈むことのないようにしなさい。
         エフェソス4章26節


時として怒りに負くる事もありクリスチャンたち互いに許そう
 ....
{引用=
みずいろの舟には乗れたきみなのに雨にまぎれて みみみ と降った




君 私 君 私 君 私 君 ミサンガみたいな長いごめんね




おしなべて答えは雪のしたにある ....
思い出は数限りなくありありて涙なり又涙なり

絆なり今年の文字を選びしは真にも吾に相応し

結婚の絆は固し乙女らよ夫を愛し子を育てられ
【配】
遊園地デート中でもうわの空 別れた人の心配ばかり

【万】
5万円貸した相手が雲隠れ捜索費用5万を越えた

【溝】
どうやって埋まらない溝埋めようか試行錯誤で終わる人生

【 ....
【謡】
組長が泣き出す孫を胸に抱き子分とともに唄う童謡

【汚】
汚ねえよ オトナはみんな汚ねえよ 怒る我が父 還暦過ぎの

【自然】
自然死に見せかけるよう旦那刺し保険金得る主婦の空想 ....
師走に

外に出でてはたらきた妻椅子により居眠る姿たくましきかな

晶子女のうた口ずさむおみなごのこいの数々わきいずるかも

冬の日の師走は暮れし今日の日を詩と歌を朗ずる聞きて閉ず
【有無】
恋人の有無気にしないお年頃 好きだから好き 好きだけど好き

【墓】
墓穴を自分のぶんも掘っておく いつでも誰か呪えるように

【丈】
身の丈に合わないギャグをしたために オレ ....
とどくきみ電話の声にねころんで
正しく蒔いたわたしの母音


はじまりの予感にまみれ匂い立つ
いとおしい小さな過ちよ


今日もやっぱり晴れたよねわたしたち
多摩一番の ....
湖のほとり

水面に揺らぐ波間に鴨泳ぎ神おわします琵琶の湖かも

山かすむ対岸の雲眺めつつ今日も二人でささやかな席

テーブルにコーヒー二つ今日もまた喫茶に興ず夫婦のきずな

青草が緑 ....
山道を行く
 
水流れ青き木立の杉林曇り空には静けさがある

オレンジの紅葉咲きけり西教寺気恥ずかしげに四人で歩む

敷物を広げて座り妻語るハンミョウという道しるべ虫

山道はなだらか ....
【漕】
自転車のペダル漕ぐ足弱ってる 若いころならすぐ着けたのに

【芯】
よく飛んだ 真芯で打ったホームラン 子供相手にフルスイングし

【なう】
「恋なう」と君がつぶやく毎日を  ....
【さっぱり】
さっぱりとした後味のタイカレー そんな男になりたい私

【至】
舌肥えた彼女の心掴むため腕によりかけ至高のメニュー

【寿】
寿の文字が遠くへ消えていく おひとりさまに慣れ ....
【洗】
洗っても落ちぬ返り血どうしよう 犯人オレだと解ってしまう 

【でたらめ】
でたらめに女抱いても虚しくて彷徨っている恋愛砂漠

【蜂】
休もうよ死んでしまえば終わりだよ 働き ....
二人して並んで座る公園のベンチに印す秋の秘め事

お手紙にほのかに香るスミレの{ルビ香=か}可愛い人とからかっちゃ嫌

セーラーの襟にはらりと舞い落ちた紅の使者秋を運んで

お揃いのリボン ....
【電】
電流が流れるように始まって終わった恋に何も流れず

【町】
君が住む町をひとりで訪れて君に会わずに帰っていった

【奇跡】
奇跡とは二度も三度も起こらない だけど諦めきれない想い ....
【ゲーム】
国民がオレだけのためマスゲームなにやらせても満ちないココロ

【堅】
ひとつずつ手堅く勝ちを拾ってく 負けぬ勝負を焦らずつくる

【故】
愛故に君に別れを切り出した 後悔して ....
【初】
初めては好きな人とがイイんだよ 後に改ざん自分の記憶

【幸】
幸福を感じてたのはいつの日か思い出せない もう何年も

【細】
「細くなれ 細くなれよ」と念じれば痩せていくよ ....
奥琵琶湖周遊ドライブ

若き日々たちまちに過ぎ妻ととも湖畔を走る老年の日々

薄き陽の雲広ごりて平年の23℃の秋のドライブ

稲はみな刈入れは済み黄葉となり一年過ぎてまた歌を詠みいる

 ....
出鱈目で意味も不明でハイファイさ
夢でキスして蹴飛ばすラジオ

意地悪な従姉がくるよ日曜日
すぐに逃げたい宇宙旅行へ

淋しげなコラージュセンス武器にして
カウボーイたち家を出るのさ
 ....
『曲者!』と 座敷わらしを槍で刺し あれから彼女 音信不通

マンションの隣の部屋は家賃安 やたらめったら自殺ある部屋

驚いてもらえぬ私 幽霊をはじめて5年 まだ未熟者

気がつくと起き ....
秋風に

どうしてか白き花咲く蕎麦の花食料になる花は素朴だ

萩の花庭に散りいてゆうこくの秋風が吹き妻と帰宅す

ローマ書を書き写しつつ楽しみて次は更級日記写さむ

未来には何が待つか ....
恋しくて雨のソーダ水飲み干したはじける泡よ恋しくてまだ


ものがたり、は続いている泣きながら夜そして昼あなたの時間


たわいなく戯れ過ぎる風としてもふりむかないで首筋にただ


 ....
秋のある日

日本には目立つものが3つあり震災円高なでしこ・ジャパン

妻とともなでしこジャパンを喜んで秋の一日は爽やかなりき

清潔とは一切を拒否しつづけそして不満がないそうかも

 ....
走る子の背中に笑ってふと真顔 きっと見ていたわたしの{ルビ両親=おや}も
{引用=

育ててもらう子供の頃は、親に不満を持つこともあった。

いま、自分の子供を育てながら、思い出す。
 ....
湖の花火

湖のもに光り漂い夕暮の花火大会家族ととも

夕焼けの鮮やかに映え今宵楽し風の吹きいる湖畔に坐して

街の灯がくっきりとしてあと数分打ち上げ花火の始まるを待つ

子の夢と親の ....
夏の湖

やや曇る空を見上ぐるしばしの間魚跳びはぬる夏の湖にも

三上山かすむ彼方は雲おおくどこまでつづく湖のひろごり

人の身に災いおおくせまき門入りゆくごとく今日も歩めり
恋月 ぴのさんの短歌おすすめリスト(440)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日々の聖句(9)- 生田 稔短歌312-1-28
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みぞれ- 佐藤真夏短歌4*12-1-16
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日々の聖句(3)- 生田 稔短歌3*12-1-12
ひしめき- 佐藤真夏短歌6*12-1-8
- 生田 稔短歌312-1-5
題詠blog2011_081-090- 北大路京 ...短歌12*11-12-31
題詠blog2011_071-080- 北大路京 ...短歌15*11-12-24
師走に- 生田 稔短歌211-12-18
題詠blog2011_061-070- 北大路京 ...短歌15*11-12-17
多摩のうた十二月- たちばな ...短歌1811-12-13
湖のほとり- 生田 稔短歌411-12-8
山道をゆく- 生田 稔短歌1011-11-28
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秋の秘め事- 未有花短歌9*11-11-2
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奥琵琶湖周遊ドライブ- 生田 稔短歌711-10-17
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秋風に- 生田 稔短歌7*11-9-12
恋しくて- 石瀬琳々短歌6*11-9-7
秋のある日- 生田 稔短歌211-9-6
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湖の花火- 生田 稔短歌211-8-9
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