あなたにも

嬉しい気持ちを

おすそわけ
 忙しく行き交う電車
 その車窓から見る景色は
 瑞々しい緑に栄えているのに
 僕の瞳には虚ろに映るのは何故だろう

 行き先案内のない我が行路
 人々はただの虚像にしか写らなくて

 ....
ぼくは詩人

幸せは時代によって
人によって大きく異なるもの

今日もまた

朝の散歩をしていると
無人販売所に出会いました

百葉箱みたいなものに
たくさんの野菜が入れてあって ....
あこがれて あきらめて
うちひしがれて 汚れた
たましいを つきることなく
あらって あかぎれになった
おかあさんの手に 接吻してもよろしいですか
わたしの指を握る小さな手と、
それよりも小さい新しい命と、
ふたりの大きな愛と、
運び込まれるあたたかさ

いつかのわたしや、
いつかのあなたや、
いつかのかれやかのじょ、
きみだって ....
生きていたってしょうがァない
 そんなことはないのよ あなた。

ねこたちは 飼い主待って 部屋で ぶらぶら。
 なにを思って まっているのか。 

すぐゆれる 二人の未来は 二人とカミサ ....
ご先祖様の温もりが
土に宿っているから
日本は大丈夫なん

命の糸がそこらじゅうにめぐらされてるん
太陽の恵みには そうしたもんがこめられてるん

そう言ったおばあちゃんが
交差点のま ....
追いかけてきたものは、何であったか
追いかけるべきものは、何であったか

あの蒼々 あの爽々

届くはずもないと{ルビ諫=いさ}められても
羽ばたく自由まで
奪われたわけじゃない

 ....
新しい街で会う
いまだ知らないきみへ
新しいひとじゃなく
旧式電池のような
大きなアナログな
誠実さでこい


 ハミング
 分かり合えばわかる
 実は同んなじ歌が好きだったこと
 ....
ぼくは詩人

思い込みというのは
時として美しいが
得てして真実を追求しない方が
いいのかもしれない

今日もまた

朝の散歩をしていると
中学生の女の子に出会いました

通学 ....
気持ちのいい場所で

気持ちのいい格好で

吹かれていたい

風に

ただ、風に
ああ僕が 光の中でも                                                              
存在を許されていたなら                ....
川のなか テクテク テクテク あるいていたら どぶのなかに 落っこった 

どぶの なか ねなしぐさ さん 掴んでいたら ねなしぐさ さん ないちゃった 

ねなしぐさ わらっちゃ だめよ 泣 ....
祖母の法事に出席した。
たくさんの親戚達が一同に集い、
今は亡きマチコさんにありがたいお経をあげるのを聞いた。

坊さんが言っていた。
今この時、今の自分がいるのは故マチコさんのおかげである ....
昨日までいた僕らの記憶がなくなった

曇った心にしずくが落ちた

この僕は消えない

夢と違う道を歩いていたのは僕だけ

いつでも帰れる距離だったのに

だんだん小さくなりやがて見 ....
こらえても ゆがむくちびる ふるふるふる
うるみ零れる おかっぱの髪

パパあげる 玄関先で 待ちわびて
握り続けた シワシワの春

負けないぞー きいろい声は どこいった
頭ならべて  ....
地元の海を見に、帰ります。

海岸にはいろいろなものが流れ着いていて、

それらを愛でに帰ります。

磨かれた硝子、

滑らかな流木、

色巻貝の中心、

秘密の詰め壜、

 ....
ひとつ道を歩いている。
ひとつ道で立ち止まる。
ひとつ道で振り返る。
やはり、ひとつ道を歩くことにする。

なくしものはない。
はじめからもっていなければ
なくそうはずもない。


 ....
「この花きれいだね」


あなたは美しさの形を指先でなぞると
風の誘うままに微笑み


未だ慣れぬ白い感触を確かめながら
おぼつかない足取りで
わたしの半歩先をゆっくりと歩む

 ....
午前5時
始発間近の空気はいつも冷たくて
そのくせとても透き通っていて
「こんな街でもきれいに見えるね」と
僕たちは手を繋いで歩いている
空もそろそろ明るくなりそうで
誰かが吐いた道端の吐 ....
「雨もまたいいね」と君は傘をさすサヨナラ明日は会えないのですね

しゃかしゃかと君する料理の音もまた初夏のにおいが足踏みしている

川面から何を欲しさに口をだす藍より染める夏の鯉とは
 ....
遅い春が さらに足踏みをして
私たちの日曜日は
台無しになってしまったけど

公園からの帰り道
陽当たりのいい住宅街の一角で
うっすらとつぼみの綻んだ
可憐な桜を見つけた

ブロ ....
叩く
ひとを叩く


大好きな彼女
君のこと好きだよ
と言わずに叩く


大切な母親
いつもありがとう
と言わずに叩く


可愛い我が子
よしよし
と言わずに叩く

 ....
きたないワタシ

きたないアナタ

きたないニンゲン


キレイなせかい
キレイじゃない色なんてない 苦悩のあたらしさを
うしなって 道がおわる
そこに はこんできた自分を
泣きながら捨てると
また道が はじまる
一行で勝負しようぜ僕たちの愛する言葉がグーチョキパーで




駅前でカップチーノを飲み干して横山剣からギャラを受け取る




君は何故毎年秋に亡くなるの、紅葉だからよ、 ....
この世界の人間はみんな自分が一番賢いと思っている
「自分より優れた者は五万といる」
口でそう言って自分が一番謙虚な人間だと心の中で思ってる

自分よりおいしい思いをしている者を見ると
何故か ....
ほんとなの?

上目遣いに言う君が 胸に手をあて喜び隠す



ほんとだよ 大丈夫だよ 

もう君にあんな思いはさせないからね
ベッドに横たわるキキの傍らに
典雅とまどろむ猫
誰しもあなたを思う背後で
してやったりと微笑む あなた


乳白色の柔肌は滑るように
見つめるものを誘い
乳白色の眼差しは射るように
 ....
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