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漂いに雨の降り
彷徨いに晴れ上がり
あなたの瞳に広がる砂漠
水を求め深井戸へ降り行けば

底から溢れ流れ出る思惟の力動線、

直観を掴み取り世界の在り生成するを
体験させ意識化させる認 ....
いたるところ花は咲き誇り
いたるところ花は萎み枯れ
街行く人の方向はあちこち
ばらばらとはらはらと
葉は枯れ落ち育ち茂り
空は変わらず青く青く
俺は境界線で破裂する
色づくからすうり
いつのまにか冬

たねを取り出して綿に包み
マッチ箱に入れて待って
ほら黒いたねが黄金色に

祖母から教えてもらったあの秘密は
どこへいった
もう1回試してみたいな ....
白と黒の、うっとりと時の踊り場で寛いでいるかのような、冬
雪は未だ、ここに居てもいいのかどうなのか、
わからないでいるように見えたりする、初冬
暗い雪の夜道を歩いてみれば、小首をかしげた四つ足獣 ....
 
砂になってしまった夕陽は
さらさらと少しく風に吹かれ
まあだだよ、と穏やかな逆反応
 
 

私の幸はどうでもこうでもOK
あなたの幸、あなたの幸こそ
もっともっとエデンの東のあ ....
月の夜だった。
  海は鱗を散らして輝いていた。
    波打ち際で、骨が鳴いていた。
     「帰りたいよう、帰りたいよう、海に帰りたいよう。」
   と、そいつは、死んだ魚の骨だ ....
 17時回ったスーパーの精肉コーナー
 陳列棚に、値下げされた鶏もも肉少量パックが
 取り残され上目遣いで
 私を誘惑する

 手が伸びる けれども
 チキンライスを食べたいわけじゃない
 ....
寒さと賑やかさが混然とした師走だった
子どもたちは家の手伝いを請け負う
障子に貼られた紙をビリビリに破ることほど
心躍るものはなかった
 平素子どもたちは無自覚に平凡で暇だったから
洗われて ....
子音と母音の
造形と響きに
宿る神々、
意味は未だ無い
ただ聴き入るのみ


「初めに、ことばがあった」*
意味伝達手段以前遥か
ことばに宿る神々の現、
造形と響きに
「ことばは ....
言葉の力は強い
それは特に詩でなくてもいい

人生に一撃を与える一行もあるだろう
それは特に詩でなくてもいい

言葉の造形はある その造形は刺激であり救済でありエネルギーである
イメージ ....
雨が
少しばかり
降った夕、

濡れそぼった
喧騒の街が

包み込む円球に悶え

内側から
破裂しそうに
なりながら

一日の針を
間断なく進めていく
無常の時流に

 ....
{ルビ水裹=みづづつ}み、{ルビ水籠=みごも}り、{ルビ水隠=みがく}る、
──廃船の舳先。


舵取りも、{ルビ水手=かこ}もゐない、
──{ルビ月明=げつめい}に、


{ルビ水潜 ....
平安時代の
日本の人、
魂や霊
当たり前のことと
捉えていた、と云う。

憧る、そんな時流の最中に在り

憧れる、という主観的意味を離れ超え

あくまで客観性を持ち魂の肉から離れる ....
闇夜の坂道に落ち行き
突然に遠く消える君、
僕の想い描いた
理想、吐き出せないママ

逃れいく逃れゆく、

三鷹台というホームに
たこ焼き買い夜な夜な
神田川沿いのベンチに座り
熱 ....
かつて帰る家路があった
今、帰る家・故郷、喪失し
新たな家路を辿り紡ぎ行く
憧れの地平 確と眼差し
内鳴るフルサト湧く沸くと


土佐の海鳴りカツオの叩き
はりまや橋の赤々と浮き立つ
 ....
ぽっかり
穴、あいて
なんの
深みもなく
なんの
形もなく

無限のたゆたい
無限のひろがり

 すっと黒い円のなかに黒い円が在る

白い点は円のなか
段々広がり破裂し

 ....
写真の坂本龍馬の右手は
着物の中に入っている
「何か隠し持ってると思う?」とキミは訊く
ピストルとか? 物騒な時代だったから。
物騒な時代が終わったというわけでもないけれど

だけどもう誰 ....
冬のささやきに染まる頬
たぶらかされる唇もまた
つめたい 
熾火のよう 
ことばは
今朝の淡雪すら溶かしはしない
樹々を渡るすずめらの
目くばせほどのぬくもりも
変わらない距離で深まっ ....
命は原初から欠けている
魂という命
だから命は
何かを求め続ける
故に足るを知りたい



自然
つまり
因果的必然の世界
だから
いのちにありがとうさま
ほつれていくテレビに
故郷が映った
見慣れた橋や川面の姿
人も映っているけれど
ほつれていて
よくわからなかった
会釈くらいはしたかもしれない
そう思うと
雨の音が聞こえた
 ....
慣れし故郷を放たれて夢に楽土求めたり
一度低く
故郷を放たれて楽土求めたり
一度低く
を、放たれ、土たり
いちど
を、土求めて
オクターブ
故郷求めたり

胸の奥底深く湧き水の波紋 ....
私が得る愛、
私が造る愛と等しい
と、ビートルズ最期に
努め営み続ける意識の過程、
それは真の愛に至る途だからと、私。


この肉の魂の精神(霊性)の
苦楽ジェットコースター、
なん ....
青空が大好きだ
遠い
色なのに
近しい
さびしみ
セブンイレブン、イートイン
初冬に飲むアイスコーヒー、
砕氷は溶けず身体冷えて冷えて

向かいに営業していた喫茶店、
半年で潰れ
ガラス戸越しの漆黒の闇

日々青い青い空ひろがる
東 ....
清らかな
水流、蒼天を流れゆく

鳥の啼き声、辺りから鋭く響き

きらり、きらり
太陽の光滴 蒼天の水流を飛び跳ね

ふと躍り入る巨大 宇宙の心音在り。
自分のこころが
話し相手の私
悪も私
善も私
いろんな私
草紅葉の
風色を
みつめる
ほほ笑みのかげりは
遠いこの横顔
一日がこぼれゆこうとしている
どこへ
だれの手によって
疑問符は
フェイクファーのふかふかの中で
あくびを噛み殺して
目を閉じる
ここはやがて誰の手も届かない場所になる

別府湾を切 ....
台所を独壇場にする、
梅干しよりも止めどない、
はるかに暴虐的な唾液の滝、ほとんど果汁にも紛うほどに、
強烈な、そのかおり、
それでいて、
主役の実力を才能以上に引きだす、きわめて個性的で有 ....
少年は待っていた。
雨が降っている。

少年は待っていた。
雨が降っている。

少年は待っていた。
男は来なかった。

少年は待っていた。
雨が降っている。

少年は待って ....
ちぇりこ。さんの自由詩おすすめリスト(951)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩想51- ひだかた ...自由詩7*23-12-19
飢餓(改訂)- ひだかた ...自由詩5*23-12-19
素敵な週末- wc自由詩823-12-19
冬の時計- 山人自由詩12*23-12-19
okaeri.com_51-60- AB(な ...自由詩723-12-18
陽の埋葬_- 田中宏輔自由詩11*23-12-18
或る日のカレー- リリー自由詩5*23-12-17
師走雑感- そらの珊 ...自由詩11*23-12-16
詩想48◯ことば、五行歌借り- ひだかた ...自由詩7*23-12-14
書いてはいるものの- 空丸自由詩923-12-13
宇宙の秒針- ひだかた ...自由詩7*23-12-11
陽の埋葬- 田中宏輔自由詩11*23-12-11
詩想44〇あこがる- ひだかた ...自由詩6*23-12-10
夜想- ひだかた ...自由詩7*23-12-9
五行歌、家路- ひだかた ...自由詩6*23-12-3
意識の光景11- ひだかた ...自由詩623-12-3
龍馬の右手- そらの珊 ...自由詩11*23-12-3
冬の裸歩き- ただのみ ...自由詩8*23-12-3
※五行歌_二首「故に足るを知りたい」- こしごえ自由詩4+*23-12-3
テレビ放送- たもつ自由詩11*23-12-3
鏡川- wc自由詩8+*23-12-3
詩想43〇愛について、五行歌借り(改訂)- ひだかた ...自由詩7*23-12-2
※五行歌「青空が大好きだ」- こしごえ自由詩5*23-12-2
朝の天使たち- ひだかた ...自由詩6*23-12-2
意識の光景10(改訂)- ひだかた ...自由詩523-11-30
※五行歌「自分のこころが_話し相手の私」- こしごえ自由詩8*23-11-30
※五行歌「遠いこの横顔」- こしごえ自由詩3*23-11-30
まがいもの_やがて夜にのまれる- そらの珊 ...自由詩12*23-11-30
檸檬- 本田憲嵩自由詩923-11-27
陽の埋葬- 田中宏輔自由詩11*23-11-27

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