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{引用=ふるいふるい くさばな

わたしをみながら

なにを はなしているのか

わたしに きこえない

おそろしい こえで


(いのることができないのです

 す ....
傷ついた過去を掘り起こすのは 止めよう
楽しい未来へ一緒に苗を埋めよう

おはようの前に 名前入れちゃって
仲良くなっていって
一緒に遊んじゃって

「楽しいな」って声に出しちゃおう ....
手のひらの小鳥が
命を使い果たしていくとき
呼んだら
返事をした

それは
声にならない声
音を失った声は
振動だけになって
手のひらをかすかに震わせた

あれはやっぱり声だった ....
何も語らず、微笑みながら
君は夜の川へと飛びこんだ
じゃぽんという音とともに
鉛を溶かしたような色の水球がはじける
あっけにとられる間も無く急速列車が横切って
窓から見える人人人
ごく一部 ....
目が覚めて一番に 口にした言葉は
くちなし
薫り ゆたかな色彩の白
しずくを 湛えた光沢の葉

無垢を 口にするときの ふるえる くちびる
くちなし
きょういちにち なにを はなすことだ ....
からっぽです

それはそうと
からっぽなのです

いいえ、からっぽなのです

からっぽなんだってば

それ以上言うこともないでしよ
からっぽなんだから

寂しいよう
風のない日も向い風
おでこもあらわペダルをこいで
きみは往くきょうも
仮の目的地へ
本当に往きたい場所には
まだ名前はない
愛せない地図ばかり
もう何枚も手元にあるが
こんなに長い一瞬 ....
すべての川は流れている
すべての故郷の川は流れている
耳を傾けるならその川の流れを
聴くことができるだろう

乾ききった風と砂しか入らない
窓からせせらぎが流れてくる
台所の床をひたして ....
*

・・・・・・・、・・・・・・・、・・・・
・・・・、・・・・・。
・・・・・・・・
・・・・・
・・・、・・

いいえ 堕ちたのは君たちです
堕ちてしまったから脳を損傷したので ....
ぼんやりぼけぼけ
ぼけなすび
はながさいたは
ゆめよのおわり

ぼんやりぼけぼけ
ぼけなすび
うらなりおそなり
なりそこない

ぼんやりぼけぼけ
ぼけなすび
わすれたころに
 ....
音楽の花の大地に星も降る
色彩が瞬き心に透き通る
風につられて 心地よく時間を置いて
手を合わせる

何かと繋がり その何かを考えずにすむ
心の置場所 雛を巣にそっと置くように
 ....
わからないんだ
青空がなぜあんなに悲しいのか
夕べ見た夢を思い出せない訳も
わからないんだ
故郷においてきた記憶の破片が
なぜ懐かしくないのかも
わからないんだ
テーブルに爽健美茶のボト ....
{引用=ちいさい音ですね

しってますよ、草むらのなかです

(ひとはいつか 虫になる、のでしょう)


わたしは音に、よびかけます

海に行ったこと、ありますか

 ....
手を
引かれて見知った町を歩く
老いた漁師の赤らんだ手が
まぁ、まぁ、呑んでいきな、と手まねく

あすこの地蔵、おどしの地蔵さん、脅しな
明治の頃、沢山の人がコレラで死んだ
焼き場はい ....
{引用=天使ちゃんです。

わたしの部屋の窓にすわっています。

毎朝十五分、ラッパの練習をしてから、かえっていきます。

絵をかくのがすきです。

神さまに見られるのがこ ....
 姉の夢の中で、私は花束を喰いちぎりながら、踊っている。姉は洗い晒しのギンガムチェックのワンピースを着て、縫い針を一本、手にかざしている。

 姉の左眼に黒い穴が開き、私はそこにきれいな水 ....
静けさ
ちょこんと
座っている
気付けば
夜底に
座っている

私は寝床を整える
不眠の昨夜を払うように
新しいシーツで敷布団を包み
黄色い朝の喧騒に
心の奥処の祭壇が
荒らさ ....
{引用=片想いをしていたころ、よく浜辺に行ってわたしを砂にうめました。

潮の満ち干をかんじながら、血をながすからだをはずかしいとおもいました。

恥ずかしかったのです。ひとばんじ ....
TwoRiversさんの自由詩おすすめリスト(858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あこがれ- 羽衣なつ ...自由詩18*19-6-8
ハッピーの種- 花林自由詩219-6-8
梅雨空に- そらの珊 ...自由詩23*19-6-8
やぁ!_さようなら!- 渡辺八畳 ...自由詩519-6-7
きっと_はなせる- るるりら自由詩28*19-6-3
からっぽ- 印あかり自由詩8*19-6-2
自転車少女- ただのみ ...自由詩15*19-6-1
それぞれに川は流れている- 帆場蔵人自由詩15*19-5-30
The_END- ハァモニ ...自由詩5*19-5-28
ぼけなすび- くろねこ自由詩219-5-26
音楽に感覚が横たわって- 朝焼彩茜 ...自由詩819-5-26
わからないんだ- あおいみ ...自由詩9*19-5-24
- 羽衣なつ ...自由詩18*19-5-22
- 帆場蔵人自由詩719-5-22
五月の朝- 羽衣なつ ...自由詩7*19-5-20
クリームソーダ- 羽衣なつ ...自由詩7*19-5-20
静けさ、ちょこんと- ひだかた ...自由詩1619-5-20
はつ恋- 羽衣なつ ...自由詩9*19-5-6

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