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やさしさがあふれるような風が吹く

やさしさがあふれるような街に住み

やさしさがあふれるような人にあい

やさしさがぼくの心をくるんだよ


ごまかしてなんていないんだ ....
シャボン玉とばそ
 
くろい砂漠
ゆっくりと
歩いてきた
  
地平線の向こうには
悲しみのこころ弾けて
馬鹿騒ぎがいつまでもつづく
二十四色の夜景が騒がしいだろうか
それ ....
背中を向けて
欺いてくれ
カラス鳴く早朝(あさ)
消えてくれ

さんどやしどの
嘘くらいなら
不思議な顔して
見ないフリ

君の悲しい
笑顔を見せて
くれた夜から
罪を知 ....
進むべき道を間違え気がつけばひとり花火をみあげる桟橋 それから
足りないものを
探して
どんな決まりも守らなかった
そして
小さな指輪が取れなくなった

どこから帰っても
この部屋の窓からはなにもみえない
割れた備前焼の茶碗が
 ....
ひとり暮らしが長い
いつのまにか
ひとりの部屋でさえ
つく溜め息

気がつけば
カラフルが部屋から消えている

このまま立ち止まったまま
死ぬまで生きるのだろうと
よせばい ....
怒りより大きな声で否定され
なすすべもなく下を向く

地面に穴がひらくのを
夢みるように待っている

罪が同じだと歓びも同じなのかな

酔っ払ってもひとり月見上げ
翼の折れたカラ ....
蜃気楼
その名で呼んだ色街に
架かって照れてる、夜の虹かも



その過去の
醜聞まみれで死ぬ人生、
夜のうわさの拡散する街


このなみだ
風の奏でる優しさで
洗い ....
夏に買った
金魚鉢は
金魚を飼うための
金魚鉢なのに、

いまではもう
青空を飼ってしまっている。

いつか知らないうちに
金魚が青空に
溶けてしまったという、
嘘みたいな嘘 ....
星、滲む
つまり空には愛があり
あたたかい風、吹いてしあわせ



爪を切る
切って尖らせその頰を
血の滲むまで愛してみたい



夢をみた
天使のような顔をして
わた ....
ええ、いいわ。
ええ、もう、わたし、死にましょうか?


なぜ、悲しいうたばかり
流れるこの街で
くっだらない日常に
悩まされなければならない?


いつかみた、あの子の詩は
 ....
風のつよい朝は
こころの傷が浮かびあがる
神聖な朝日に触れられて
恥ずかしげに
うずうずと傷がうごきだす

傷は
しんぞうから流れる
からだのなかの
赤い悲しみの出口で
 ....
「好きでした」一行の手紙が時を止め君が綺麗な声で泣く春



きみの乗るスクーターにはあの頃のセピアの記憶をまだ積んでいる




弓なりに背を反りかえし喘いだらダメだとわかって ....
ひょっこり魔女がやって来て
箒でお掃除するでしょう、
帽子は中折れするでしょう、
夜はこれから更けるでしょう。

ビルの谷間を翔ぶでしょう、
その身を凍らすビル風は
魔性の心を呼び覚ます ....
さいきん気づいたことに、

この部屋のちっちゃな冷蔵庫は、
ぼくのビールよりも君の野菜ジュースで
埋め尽くされている。

バルコニーのおっきな金魚の風船も、
ゆらゆら揺れているけ ....
アリバイは、崩れない、

紙飛行機は、落ちていた。

雪だるまが、崩れていた、

見渡す限り、雪景色。

お正月の、少し寂しい

公園に行って、冬空をみた。

あとで、 ....
つかれはて
このままいきてゆくほどの
希望もないからしにたくて
しぬのもこわくていきている

だけ。

おれのすむ
このまちじゃ
しびとがへいきではいかいしてるぜ

おれ ....
夜に
仔猫が出没しなくなって
2週間?
虫の声が聴こえはじめて
1ヶ月?
新しい時代になって
6ヶ月?
私うまれて
何十年?

秋は、紅葉
秋は、満月
秋は、いろんな欲 ....
メガネ外して
泣きそうなのです

まばたきの
かずだけ心に蝶がいて

夜空がこわくてじぶんを抱きます
いまさらで
死ぬの生きるの気が引ける
恋の終わりって遠くを見るよね


旗をふれ
白く正しく潔く
あすはこの手でさわれない恋


酔ってみた
ほんのり赤いほお撫でて
酔 ....
寂しげな
潤んだ瞳がポケットの
奥に見えてる、天涯孤独の


奔放な夜を過ごして目覚めたら
ふたりのベッドの
横には姿見


溶けるように
銀河の底に沈ませたい
三日月、 ....
可愛いと
言われたことなどかつて無い
それが定めの因果な感じさ


綺麗だと
言われたことなら少しある
可愛くないって聴こえた気がした



夢のような
夢を見ていた良い人も
 ....
TwoRiversさんの秋葉竹さんおすすめリスト(22)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やさしさにくるまれて- 秋葉竹自由詩423-4-14
くろい砂漠のシャボン玉- 秋葉竹自由詩522-6-6
嘘ばかり- 秋葉竹自由詩321-11-18
- 秋葉竹短歌621-6-13
こどくな蝶- 秋葉竹自由詩821-6-4
一輪の花もない- 秋葉竹自由詩621-5-21
一過- 秋葉竹自由詩620-10-10
白痴- 秋葉竹短歌720-7-10
金魚の音- 秋葉竹自由詩1120-6-28
春の風- 秋葉竹短歌720-5-5
あなたへ捧ぐ愛という愛- 秋葉竹自由詩820-5-3
風の鳴る未来- 秋葉竹自由詩1020-4-5
さまざまな世界で鴉が鳴いている- 秋葉竹短歌820-3-27
魔女と月- 秋葉竹自由詩520-3-20
うつらうつら- 秋葉竹自由詩720-3-2
お正月- 秋葉竹自由詩9*20-1-3
しのせかい- 秋葉竹自由詩519-11-17
窓からながめる満月の夜- 秋葉竹自由詩1119-10-6
夜空がこわい蝶- 秋葉竹自由詩819-8-27
恋する旗《改》- 秋葉竹短歌519-8-23
殺して、夕立ち- 秋葉竹短歌519-8-17
可愛い馬鹿にさえなれない- 秋葉竹短歌519-5-19

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