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齢(よわい)48にして、
うんこを漏らした。


通勤途中、他の社員と顔を合わせるのが嫌で、
いつも、遠回りして会社に行くのだけど、
途中、時間合わせで、コンビニで週刊誌でもめくっていたら ....
春、また
海のない街で
想いで腫れた胸のうちはまだ
ことばにならない

ばらが枯れ あじさいが枯れ
百合が枯れ 菊の花が枯れ
それでもまた 蕾がふくらむ
風が行き 雨が落ち
 ....
パラリンピックをテレビでみながら
すごいなあすごいなあと感心する

ないものをみようと凝視している
あし 腕 視力

だれだっていつかは衰えてゆくんだけどなあ
そっとつぶやく

満杯 ....
あなたの正義はいつでも研ぎたてだ
あなたは祖国の問題に敏捷に反応しながら
その刃は飽くまで内側へ
あなた自身に向けられた
あなたはいつでもあなた自身に試されていた
もっとも厳しく鋭く重い ....
掌から零れ落ちた幸せを
慌てて拾い集めようとするけれど
砂上の楼閣の如く
脆くも崩れ去り
風に浚われ跡形もない

立ち竦む 過去と未来の狭間
砕け散った心だけがその場に囚われ
視界を阻 ....
おかえりなさい

こんばんは

おやすみなさい

こんばんは

かなしいけれど

たえてます


みんなしあわせに

ひとらしく

あったかく

ひとらしく

 ....
働かない
家事もしない
子育てもしない
しかし金はある
旦那には権力もある

そんな女房が
まともだったためしがあるか?

江青と同じじゃねえか!

まあ、
ろくなことはしねえ ....
フロム・メキシカン・トゥー・ユー
香りが近づいてきたのが分かるかね
ひれ伏す時間がやってきたのである
ジャンバラヤ様のお通りなのである

感情のひだに浸透する些細な揉め事
先を決めてしまっ ....
ゆっくりと流した涙を
重ねて作る 水たまり

溜まり過ぎて 川になって
何れ海へと 向かうから

塩辛い理由を
そんな風に 
考えることにした

海の中に浮かぶ 二つの島を
 ....
自由に描いていいよ と
渡された広大なキャンバス
だけど所詮は有限な面積に
決められた色と形しか描けない
不自由な絵に意味は無いのだ と
汚れた手で引きちぎってみせた

四角に囚われ見え ....
年増の看護師に
血を抜かれるように
抜かれたい私は
否応なしに
身体に触れて来る
看護師の尻を撫で上げると
予想していたよりも
深刻なリアクションだったので
笑い飛ばすことも出来ず
 ....
新しい法律を作っても作っても
ちっとも世の中よくならない
わけがやっとわかった!
官僚が間違ったデータを出しているからだ!
無理に布団から這い出ると
危険ですよと 独り言
猫のポーズがお決まりの
病を避ける 良き仕草

昔隣のおばちゃんが
倒れていなくなりました
その時知った病名が
大っ嫌いな蜘蛛に似て ....
お母さんと一緒に

買い物に行く

あさりを買って

酒蒸しに

飲んでもいいかと

聞くことは

一刻考え

どっちも言わず

詩人の指示など

生涯ない

 ....
悲しいとはなにか

寂しくて辛くて切なくて
涙に濡れて
この気持を誰にも受け止めてもらえないどころか
理解さえ示してもらえず
軽蔑の眼差しを向けられ
罵りの言葉までぶつけられたら
悲し ....
人類が死ぬ気で生み出した
時間と修練の賜物が

国境や海を越えて
名前も顔も知らない人たちを
統計上の数字として
スイッチ1つで大量殺人を成す為だけの
装置でしかないとしたら
人間の進 ....
雨でかき消して
嘲笑ってくる 人間関係
見失いそうな 微かな光(きぼう)
つぎはぎだらけの鬱陶しい毎日なんか


雨でかき消して
殴られて殴り返して 不器用な感情表現
吐き出たいでも  ....
ゆびさきさえそこにあったら
ことばなんていらないのに
でも
私たちは
異なる2体の細胞だから

確かめようと
ことばを駆使して
ことばに縛られ
そして
泣く

軟体動物に
少 ....
土産選ぼう慣れたもの
ロビーの匂い広く乾いて
手続き検査も慣れたもの
ロビーの匂い広く乾いて
明るいけれど暗いのだ
VHSの画像のようだ
他国語集う多国語は
VHSの早送りだ

雲の ....
躁の時のあなたはささいなことで笑う
私は少し切なくなる

鬱の時のあなたはうつむいてばかりいる
返事がなくて苦しくなる

あなたが大事です
って言いながらめんどくさくて
ほうりだしてし ....
積み
重なった
後悔の、日々

「罪」
そして「重なった」

と言うには
余りに軽く
小さい

周辺だけが
知らぬ間に
ぐ、ず
ぐ、ず
浸食されてゆく

そん ....
私の精神の問題を
私の精神の中で
解決するのは不可能だ
それは恰かも
ゲー吐く?
・・・・違うな
ゲー出す?
・・・・でもないし
ヨーデル?そうだ!
ヨーデルだ!ヨーデルだ!
♪ヨ ....
ひとつの悩みにも
幹の部分と枝葉の部分がある
悩みも構造的になっている
悩む時は
まず幹の部分と枝葉の部分を
はっきりさせるべきである
後でほんとうは
こっちが幹の部分だったんだ!
と ....
私の家の二階
部屋数はふたつしかない

暗い部屋の隣に明るい部屋があって
どちらのドアを開けて中に入るかは
その時々の感情のままである

果たして階段は昇るためにあるのか
それとも降り ....
ほころぶとは
綻ぶと書いて
堪えきれずに涙が流れる
ことを言うらしい

だのに
ほころびるとは
同じく綻びると書いて
蕾などの固く閉じていたものが少し開くだとか
固い表情が和らいで笑 ....
たとえば疑うことを忘れたら
(忘れさせられたのかも知れないけれども)
全てノンフィクションになり
フィクションは絶滅する

素速くて素速すぎる情報へのアクセスが
私たちから疑念を奪った
 ....
山育ちの子が海を知った
知らなければその深さも大きさも
わからないまま死んでいく
たった一日の出来事を
赤い水着を着た縁取り写真の子が
記憶を差し出す、午後五時九分の日没

赤穂海岸で俯 ....
昔、昔、昔、私は一人の馬だった
昔、昔、私は一頭の人間で
遙か未来は七色の稲光
先ほどまでは一瞬の虹
今はゆっくり紅茶を飲みながら
あなたの形をしたばかりの
静寂で曖昧な一筋の煙り
山の ....
日進月歩でどんどん進化しているスマホ

日増しに老化している俺との間に
大きなストレスが発生している
固定電話だけだったら
こんなことにはならなかったのに
今ごろになって
スマホを買っ ....
あなたの鍵を青く塗って海に投げた
波の泡が飲み込んで
見えなくなった

別れた日だった
わたしが泣くとあなたも泣いた

玄関に、台所に、ふたりの部屋に
あなたとわたしのYESとNOが
 ....
暁い夕日さんの自由詩おすすめリスト(452)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
腰まで糞まみれ- はだいろ自由詩3+18-3-17
- はるな自由詩1218-3-17
きょうそう- 朧月自由詩218-3-17
ガンディー- 葉leaf自由詩218-3-17
イツカ_ドコカデ- 忍野水香自由詩418-3-17
ひとらしく- ペペロ自由詩518-3-16
女房が足を引っ張る- 花形新次自由詩118-3-16
ジャンバラヤ様がやって来る- ブルース ...自由詩3*18-3-16
冬ほたる- 藤鈴呼自由詩3*18-3-16
キリエ- たいら自由詩318-3-15
水虫ジュク夫「病院にて」- 花形新次自由詩218-3-15
やっとわかった!- zenyama太 ...自由詩218-3-15
眠れぬ夜には_- 藤鈴呼自由詩3*18-3-15
買い物- りゅうさ ...自由詩218-3-15
悲しいかな- 坂本瞳子自由詩2*18-3-15
熱中- 一 二自由詩218-3-15
雨でかき消して- ムウ自由詩218-3-15
ゆびさき- umineko自由詩4*18-3-14
伊丹発鹿児島行- 朱い狐自由詩218-3-14
手話- 朧月自由詩218-3-14
悔恨、男根、弾痕- 花形新次自由詩118-3-14
水虫ジュク夫「不完全な私」- 花形新次自由詩218-3-14
悩みの構造- zenyama太 ...自由詩218-3-14
暗闇のない夜は- こたきひ ...自由詩218-3-14
ほころぶほころび- 坂本瞳子自由詩2*18-3-14
人類廃路- 腰国改修自由詩2*18-3-13
赤穂の海はまだ満ちて- 為平 澪自由詩12*18-3-12
馬の思い出- 腰国改修自由詩3*18-3-12
スマホの苦しみ- zenyama太 ...自由詩218-3-12
deep_sea- mizunomadoka自由詩618-3-12

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