すべてのおすすめ
紅玉
丸々と膨らんで
てかてかと赤く
誰も彼もを魅了する
君は美しい
認めるさ
ああ、君は美しい
君を非難する者など居なかっただろう
褒めて称えて持ち上げて
それが君の世界だった
 ....
壁紙が剥がれ落ちていく
鱗のように、枯葉のように
ポロポロ、ポロポロと
私は何になりたかったんだろう

その答えは
崩れゆく壁紙の向こうに
隠れているのかも

男はじっと立ちつくして ....
神は
あるかどうかは
わからない
しかし、求めないと
魂は枯死する
愛は
あるかどうかは
わからない
しかし、求めないと
心は枯死する
ラテン語を囁く
髪の長い少女は
金色の瞳を
いつも濡らしている

彼女の鎖骨には
ジュブナイルが埋まっていて
大人になるには
あと少しかかりそうだ

少女は恋をしていた
アスペン ....
みんな幸せになればいいのに
暴力的な春風に耐えながら
詰まりそうな呼吸を必死に続け
目に入った砂粒で泣き
砂粒のノスタルジーを聞かされ
更に目からは涙が止まらず
涙が止まる方法を あちこち ....
ねぇ おぼえている

この世におりてきたころのこと

あしたが待ち遠しかった日々のこと

まばたきするたび うつりかわって
桜の花びら
糸と針でネックレスにして
穴あけたところから
 ....
なぜ悲しみばかり
流れるのだろう?

遠い夜の街を歩く人の
みやびで正しい歩調があり、

この国のよどんだ人の心に
ひとつの透きとおったメロディーを流す
ありきたりな流行 ....
スマホが日進月歩で進化するように
世の中がどんどん変わってきている
学習能力がない人は
世の中の変化についていけない
なのに田舎は
今までどおりの傾向が強い
ケヤキが生き急いでいる。 鈍色の空に睫毛がかかり、
引っかかる花粉の向こう側で、若葉だけが強烈だ。

宇宙から溢れた光が砕け、
照らされた ビール瓶の底で
僕はひとりだ。

メメ ....
愛情は

河の底に

静かに沈んでいる

流れと

その先の空を見上げ



子供たちは

両親の歌を

歌い合っている

小鳥が

朝を泳ぎ

パンがこん ....
ノスタルジア
また いやな夢をみたんだね

どうせなら魚になって海を泳ぎたかった
かなわなかった夢 石ころ

誰も傷つけないように生きてきたつもり
うまれてはじめて 風を切る

真っ ....
眠りたい
眠れない

気持ちが落ち着かない
このままではいられない

ジリジリと燻る想いが
積み重なって煙を吐く

眠りたい
眠れない

何がしたい
なにかしたい

走り ....
なんだか空気がやわらかい・・と思ったら、
雨が降り出している
こんな夜更けに
私は詩を書こうとしてパソコンに向かっている
何も書けないならこのまま雨の子守歌聴きながら眠ろう
そうだ眠ってしま ....
 

君は
いまなお 鋭いまなざしで 
虚空を貫く光を
つかみ取る

夜が旋回する
未来は終わった

轟音の
明日は死んだ

少女よ
きみはまだ 生きているか

この地 ....
酔えよこのやろう
歌え張り裂けるまで
カード飛び散る煙城の下
叩け夜明けまで
浴びよ金の酒
皆が見ている幽霊船
堂々と人間海を渡るんだ
手を出せ殴り倒せ
吐けよ言葉
裏腹の果実を降ら ....
何もない原っぱの上に
広い草原はあって
その長い草を棟に見立て
小さな小さな
子供たちだけの秘密基地

お面をかぶった僕は言った
     
ともだちになってくれない?
一緒に遊べば ....
何度も後ろを振り返り
何度も後退りをして
それでも前を見て
進もうと思う

転ばないように気をつけて
それでも転んでしまうときもある

飛び越えようとした水たまりを
飛び越えることが ....
四月に降る湿った雪を眺める憂鬱は
終わらない梅雨を眺める憂鬱に似ているのかもしれない
月日は愚直に戻らないが
季節はマンボのステップで
なんて陽気な気分ならいいけれど
四月に降る湿った雪を眺 ....
そんな時は 薬を一錠多くのみ
明日の仕事に備えたほうがいい
働くといっても 決して無理はせず
職場で働いているふりでもすることだ
あまりにも生真面目な僕たちは 休んでしまうと
小さな そして ....
タクシーの窓から見える夜景に
魂を投げて光になった

都会のイルミネーションはきっと
居心地の良いテーブルみたいで
すれ違う過去に乾杯をする

輝きの真ん中にいる人は
白い歯を出して笑 ....
屍たちが満ちる春に
シは色鮮やかに咲き乱れ
空っぽの青空の上からは
目隠しをしたまま立ち去った
半透明な人々の名を呼ぶ
少女たちの清らかな声が
弧を描きながら降ってくる

(世界の秘密 ....
朝の光を浴びて
少しぬるみ
世の中のさかさまの文字を
投影している
硝子びんの中の液体の揺らぎに
ひと瓶飲んだら死ぬかなと
たずねても
答はみんなさかさまだから
解読できない
プリズ ....
  大人として
  子供に教えなきゃいけないことが
  「人は、いいひと、だけじゃない」
  
  力弱い、無垢な子供は、あらゆる標的になりうる
  守りたい、だから、覚えてほしい
  ....
小さな悪意に過敏に反応してしまう
私は小者 
小さな敵意にも過剰に身構えてしまう 
私は臆病者 

小さな無視とか無頓着とか
鈍感とか無意識、無関心をまき散らし、
他の誰かを傷だらけにし ....
 確かなもの あるのだろうか

 首をかしげるしかない

 あなたとの約束

 楽しく過ごした時間

 約束も時間も確かなものではない

 人間関係

 もしかしたら親子関 ....
「正しさとは何かなんて一旦置いといて、風を掴まえに行こうぜ」 雨のあいまに
雪は三度、降る

微熱をはらむ毛布を払い
寝巻きのまま
もう一度目覚めたら
絶望に一歩近づくということ。

(雨にうたれる準備ならできている)

魚の欠片を口に運ぶ
 ....
幾ら時間があっても
足りないくらい
あっという間に過ぎていく

あなたとの時間は
素の自分でいられる

お互いに好きな歌
一緒に聞いて
ハッピーオーラが出る

雪が降る街を窓から ....
赤い大地にさいなまれ
トビーは今日も歩き出す

太陽に焼かれた赤土で
トビーの足は水ぶくれ

それでもトビーは歩き続ける
隣の村の井戸に向かって

村へ続く一本の道
わきにはヒース ....
○「会議」
3日前いきなり
運営委員を決める会議をやるという葉書が
地区のコミュニティから来て
「出席できない方は必ず代理を出してください」
と書いてあった
こちらの都合はまったく考えてな ....
暁い夕日さんの自由詩おすすめリスト(452)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
傷ついた林檎- 卯月とわ ...自由詩218-4-13
壁紙- まーつん自由詩6*18-4-13
なぜ求める?- zenyama太 ...自由詩118-4-13
秘密- ヤスヒロ ...自由詩318-4-13
みんな幸せになればいいのに- 小川麻由 ...自由詩7+*18-4-13
卯月のゆめ- 田中修子自由詩9+*18-4-13
なぜ悲しみばかり流れるのだろう?- 秋葉竹自由詩818-4-12
学習能力- zenyama太 ...自由詩118-4-12
メメント!- たこ自由詩318-4-12
トロイメライ- ヤスヒロ ...自由詩218-4-10
おさかな少女- tidepool自由詩518-4-10
眠りたい、眠れない、- 坂本瞳子自由詩2*18-4-10
長い間、雨が降るのを待っていたのかと思えてくる- Lucy自由詩5*18-4-10
日本より#_アフガニスタンのあのポートレイトの少女に捧ぐ- たこ自由詩3*18-4-9
酒神ゴーシェ- 腰国改修自由詩2*18-4-9
20世紀少年- 山人自由詩3*18-4-9
すくわれない- 坂本瞳子自由詩3*18-4-8
ウイスキーを飲みながら- ただのみ ...自由詩10*18-4-8
そんな時は- 鶴橋から ...自由詩218-4-8
ナビゲーション- ミナト ...自由詩318-4-8
シの春- もとこ自由詩7*18-4-8
除光液- そらの珊 ...自由詩18*18-4-8
「私」という人間- さがらみ ...自由詩518-4-8
小さな悪意- Lucy自由詩12*18-4-7
確かなもの- 佐白光自由詩4*18-4-7
- 水宮うみ自由詩4*18-4-7
雪景色- 伊藤 大 ...自由詩8+*18-4-7
あなたとの時間- 夏川ゆう自由詩518-4-7
トビーの旅- たこ自由詩218-4-6
ああ!自治会長2- zenyama太 ...自由詩118-4-6

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16