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ドーナツのやさしさ。虹のもどかしさ。雨が土につくるいのちの跡。やかんの呼吸。結晶のほころび。ありの息づき。葉っぱにのこされた欲。鍵をさしこんだ秘密のありか。煙が描くうつくしさ。砂のなきごえ。海 .... 死にたくないから苦しいのだ

だから死にたくなればいい

死にたくないから死にたいへ


それとも死に対して鈍感になる?

命綱なしで命懸けで生きてゆく!


死にたくないから ....
見渡すかぎりは夜だった

関東平野は夜だった

マンション明かり遠くの底

自由で豊かでちんけな広大

関東平野は夜だった

見渡すかぎりは夜だった


みんななにかになりた ....
あたまのなかのあたし

あたまのなかのあなた

あたまとは

臓器のことではなくて

イメージのこと

イメージとは

実体のないことではなくて

憧れの果てのこと

 ....
大切なものを落としてしまった

それは方法のようなものだった

それは機能のようなものだった

それは祈りのようなものだった


新たに買えばすむようなものではなかった

代替に ....
昨夜も死と戦っていた

胃カメラを飲むように

ぼくは死と戦っていた

ずん胴な土管をイメージして

胃カメラをやり過ごすように

染み渡れ、縋りつけ、寄るべなき生に


薄 ....
 


もし雨が降ったら

あなたは必ず外を見て下さい

本当に雨が降っているかどうかを

確かめるために

天気予報士がタッグを組んで

あなたを罠にかけていないかどうかを ....
世界は、僕のアタマの中に生まれ

僕のアタマの中で育つんだ


だから

君の花をちょうだい

色とりどりの花をちょうだい


僕の世界を飾るから

ホントウはここにあるか ....
インターネットに載せた詩を消したって死ねるわけじゃないのに
消したくなってしまうよね
死にたく




あ、ああ、音にも、なれないような言葉が、ノドの奥につまっていまして、それをなんと ....
整形がくずれてゆく

吐息の白さ

アンビバレンス

夜の駐車場でドラマみる

せつなく

虫みたいに死んでゆく


生まれかわる

なんどでも

生きなおすから
 ....
気を遣わないでと勝手なこと言われても

気を遣わない仲でしょうか

私は気を遣います 故 そちらこそ気を遣って頂きたい
 
空気をそれなりの 温度で読んで頂ければ 幸い

私も幸い
 ....
多いので、

声高らかに
わたくし万歳、と
うたえるひとが多いので

練習中です。

眠りの床で
だれもきいていないところで
ありったけの小声で
練習中です

わたく ....
北風ぴゅうぴゅう吹く朝に

遠くの空に鴉啼く

ちぎれた雲よ痛かろう

ちぎれた心痛かろう

薄桃色に染まる空

遠くの空に鴉啼く
あなたが好きな{ルビ理由=わけ}?
それは決まってるよ
あなたがあなたに生まれたセンスが好きなんだ
どこをはてとしらず
さまようひとひらのはなびらよ
しるべなきうなばらに
うんめいのままに
やみのよなよなあれくるうなみに
のまれるなかれ
しずむなかれ
かろやかになみのかしらにうかべ
 ....
蒼い空が 遠くて
余計に悲しいのは
僕が
1羽のウサギだから

カメに負けたあと
どうなったのか誰も
知ろうとはしない
色褪せたウサギ

透明な過去の中に
遺失されたまま
埋ず ....
小保方さんや小渕さんの会見を見ていると

このひとはほんとはしてないんじゃないかと思ってしまう

まわりが悪いんじゃないかとかどうしようもない理由があったんじゃないかとか

でも新聞やネッ ....
誰にも言えずに

どうせ声なんか届かないから


こころとたたかう

脳とたたかう

因縁とたたかう


ひととのあいだには

無数のひととのあいだには

かわがながれ ....
みなが明日を目指すなら
あさっての方へ行ってみよう
誰も彼もが前向いて
同じところに向かってらあ
同じ同じが好きなんだ
方向音痴の僕だから
みんなといっしょに歩けやしない
それでは諸君、 ....
何も言われたくない
いっそそんなことを言っている人を見たい
分かち合えなくても 共感しましたなんて独り言言っている奴がここにいたりするから
日が昇る
空が青い
雲が白い
なんでもない

夕焼け赤い
月が昇る
星が光る
なんてことない

僕が笑う
きみが笑う
犬がくしゃみをする
どうってことない

なんでもない ....
普く再び出会えることを 光栄に想う 空を見上げ
陽だまりの隅に主人公だらけの透明の雪の空気の生き物の気配

季語を埋め尽くし 散りばめ 
躊躇いのない誉 四季うとうと静かに弾んで 胸を掴む
 ....
月を見ていた狼男

なにも悪さをしないのに

石もて追われ町はずれ

川面に浮かぶ月の影

泪落とした橋のうえ
その靴は私の足にあわないので
履くたびに痛みが増しました

1日その靴を履かなかったら
少し痛みがやわらぎました

どうしても
その靴をはきたかったので
翌日は我慢して履きました

 ....
ちっぽけな石ころ
川底に沈んで
誰かを傷付ける
尖った部分を失くし
長い時間に失くし
自分を確かめる
でこぼこを失くし
ずっと底に
ずっと沈んでいる
誰か見つけてください
此処にい ....
またゆうぐれがきて
ぼくらはてんざいする
そしてへんざいする

そこここにともる
いえいえの まどのあかりも

よるになればきえる
ひとびとはねむる
こいびとたちもねむる


 ....
空き缶が転がっています

運命に転がされ

気紛れに蹴飛ばされ

道ゆく車に轢かれています

元の色は剥げてしまい

誰だかわからないことでしょう

何処にいきたいとか

 ....
空はいつも

過去も

未来も

いつのときも


空はここに

傍に

遠くに

あたまの上に


変わりゆくのは

君であって

僕であって

僕ら ....
するどい雨の散弾が
あやしい空から降りそそぎ
はげしく
冷え切った地面を打つ

おどろいて
まっ黒い弾丸になって
失踪する
男の背中をもはげしく打つ

残された女は
無為の傘をさ ....
痛みにふりまわされて

器がいっぱいになる

壊してしまうか

爆発するまでふたし続けるか

ぼくら大人はそんなことを

ばれないように静かにやるのだ


他人からおかしいと ....
川瀬杏香さんの自由詩おすすめリスト(331)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「穴」- かんな自由詩7*14-11-9
神の栄光の為に- 吉岡ペペ ...自由詩214-11-8
武蔵野の夜- 吉岡ペペ ...自由詩314-11-6
あたまのなかのあなた- 吉岡ペペ ...自由詩514-11-6
祈り- 吉岡ペペ ...自由詩414-11-6
染み渡れ- 吉岡ペペ ...自由詩1114-11-5
- yamadahifumi自由詩214-11-5
君の花- 花咲風太 ...自由詩214-11-5
なかったことになりました- ユッカ自由詩5*14-11-5
なんどでも- 吉岡ペペ ...自由詩314-11-3
微笑- 朝焼彩茜 ...自由詩8*14-11-3
わたくし万歳- 千波 一 ...自由詩414-11-1
遠くで鴉が啼いている- 花咲風太 ...自由詩2+14-10-31
センスが好き- 陽向自由詩514-10-28
旅人- 花咲風太 ...自由詩314-10-27
空の向こうに- ハァモニ ...自由詩10*14-10-25
茶番と傷- 吉岡ペペ ...自由詩514-10-22
たたかう- 吉岡ペペ ...自由詩414-10-20
さようならごきげんよう- 花咲風太 ...自由詩314-10-20
独り言- 陽向自由詩2*14-10-19
連鎖- 花咲風太 ...自由詩114-10-16
霜降- 朝焼彩茜 ...自由詩11*14-10-15
月を見ていた- 花咲風太 ...自由詩214-10-14
新しい靴- Lucy自由詩17*14-10-12
石ころの夢- 花咲風太 ...自由詩714-10-10
またゆうぐれがきて- 浩一自由詩2*14-10-9
空き缶- 花咲風太 ...自由詩514-10-9
- 花咲風太 ...自由詩314-10-8
雨の散弾- 浩一自由詩314-10-8
ぼくら大人は- 吉岡ペペ ...自由詩414-10-7

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