神事なさいと言う内奥の声を
聞いて私は急発進の車を
避けながらプールに飛び込んで
禊(みそぎ)潔斎(けっさい)を
水垢離(みずごり)で済ませてから
ちんちんの熱いお湯を何気なく
口に入れて ....
陽射しの下に
人が集まって
笑いが起きる

日々の小さなグルーヴを
ありがたく思う

そんな大げさな話ではないけれど

たとえば
心無いものと出会って
戦士は剣を抜き

心優 ....
住む場所の変わりて水は甘くなりわれ懐かしむ塩素の匂い


きょうからは花野綴じられ立冬の訪れしこと足から沁みる


旅立った秋を追うことゆるされずこの世の生の切なさ想う


みあげれ ....
ソーシャルクラブで
アリが大量発生して
借金の履行が必要な事を悟った
無い物は写真入れだけではなかった
ジェームスディーンも居なかった
稲穂が揺れても
アリは増殖する
ソーシャルクラブの ....
とりあえずのチキンは食べられてしまって
ぎゃばんのseasoningが恋しいクリスマスも近いし

ぼくのなかの騒がしい自由は休憩しているのだろう

忘れさられる歌を今日もうたっているし
 ....
なんだか息苦しいから
意味の無いことや
くだらないことのほうが
今は大切なんだ

息を吸うことばかり考えてないで
たまには吐かなくちゃ

ある日
頑張ることをやめたら
とても気が楽 ....
俺は揺れにユレテイル
けれど
皆がゆるゆる笑ってクレレバ
ウクレレくらい軽く弾き
歌の一つでも披露して
皆さんホクホク喜び拍手
してクレレバいくらでも

俺は揺れにユレテイル
けれど ....
ジョン・ケージのような一陣の風が
時折吹き抜ける早朝に
雨は既に止んでいた
誤算を重ねて扉が鳴る
別にゴジラがいるわけでもなかった
父と母が降りて来る
バナナを食べる父
私はバナナを決し ....
{引用=
ここには昔きよらがわと呼んだ細流(せせらぎ)があった



なにもしらずにおもいつづけた
 あなたには こよない日々があったとしらずに
なにもしらずにさがしつづけた
 あな ....
まち中で、突然込み上げた。

恥ずかしい。人がたくさんいる。
ひとつの木。が朱く色付き照れてる。

まち中で、込み上げた。

苦渋。隠しきらなきゃ崩れる。
あと1ヶ月で去れ。去れ!
 ....
窓辺に花を飾って
出窓にはアンティークドール
白いレースのカーテンで飾れば
もう 完璧
幸せを絵に描いたような家庭の出来上がり
どうせ 見た目が全ての世の中
家族ごっこをしているなんて
 ....
世上見えないねぇ雨が降ると。


雨ですね。

雨ですか。


落ちてくる水ふうせん。は
こま送り。で見るといい。

アスファルトに落ち、割れ
四方八方へ行くのです。
どこに ....
  破壊と創造

あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なに・・・


   。




                                     ....
 
朝八時過ぎに冷えた庭へ出る
日差しが降り注いでいる
枯れた葉が散り落ちている

遅れて咲いた花たちが
弱い抵抗を続けている

もう何もしてやれない
バッサリと時間を切り詰めて
 ....
ベイベー

まどろむ沿線が歪んでも

引き裂かれて流す涙とか

カモンベイベー

そんなもん毎晩愛苦して


どっかに突破したい

脳だけじゃ我慢ができない

こっから突 ....
消灯となり暗闇が部屋に訪れ
僕は何だかやっとほっとする

静けさと魂が交流し始め
一日の緊張を解き放ち

別の世界の扉が
おもむろに
開いていく


意識の奥まり記憶のすぅっと薄 ....
とめどなく
こぼれおちる

涙のしずくが

アルバムに置いた
紅葉をぬらし

しみこんでゆく

さよならを 
言えずに別れたひと

くれないに
 
黄金色に
 
塗り ....
ホウキが大きすぎて
庭がはけなかった
バスは停留できないのに
風呂場だけは設置されて居た
庭だった
次第にコゼットはイラついて
ホウキを投げだす
母のファンテーヌは化粧ばかりして
自分 ....
憧れと郷愁の感情は
対象を全く欠いたままに
どうしようもなく湧きあがり
魂の奥処に垣間開く
渦巻く宇宙の輝きの余韻
響き木霊し流れ出す

そうしてまた、

森羅万象と繋がり合う
止 ....
深夜に目覚めて
静けさに包まれ
すっと覚醒に馴染んでいく
じぶんが居る
 
疲れ果てて
早々と眠りに落ちたのに
今は力漲る己に
不思議な感慨を覚えながら
夢のない眠りの底で
宇宙の ....
夢うつつ 青空にとけ 雲にとけ 風にとけゆく ここちよき秋


十五夜の ススキのシアター コンサート 月の光に 鈴虫のソロ


朝と夕 かすかに冬は 忍び寄り 白い吐息に 色づくもみじ
 ....
村上春樹は朝仕事して昼間運動して夜は読書するんだとか

面白くないやつだ

こんなやつと比べられたくないから夜更かししてやるんだ


加齢臭はカズオの勝ちっぽいよな

女のほうが男の ....
全てのアダムとイヴの為に世界は存在する

大概の統治者は傀儡で病気だが
気楽に生きることもできる

花の好きなきみは
禁断の林檎の花を摘み取ったかもしれないけれど

それは時効 ....
音の洪水、響きの洪水
麻痺する脳髄、解き放たれる魂
行き場はなく、独り踊る、命の躍る

剥き出しのシャウト
荒々しく
(助けて欲しい助けて!
 深く深く共鳴シ アイ)

僕は憎しみの ....
空が鳥を食んでいる
大地が樹木を食んでいる
愛が私を食んでいる

口腔を歯磨き粉で満たせば
ガス室での緊張
その後に訪う弛緩が
菌と異国の灯火を
消失させるだろう

何枚もの便 ....
ごめんよ。
みんなごめんよ。


各方面に頭を下げる。

首吊りって。そんなカタチ。


死んでも詫びているんだ。

責めないでやってほしい。
ちいさく頷きながら君が去ってゆく夢を見た
現実はそう変わらなくてなにもたくらみは仕掛けられてはいない

年老いた少女はいつも夢の花をアレンジメントしているのだろう
丘の上の孤独な愚か者はさらに ....
いつもの公園で待ってるから

ガラクタみたいな行進曲

ツギハギだらけの人生だ

くるまに轢かれてもラチられても

なんともならなくたって

なんとかなったって

悪意しかない ....
雨の匂いに誘われて
傘もささずに外に出る
空を仰いだ瞳には
雨の涙が降り注ぐ

雨音のリズムに誘われて
身体が勝手に踊り出す
靴を脱ぎ棄て アスファルトの上
裸足でダンス ダンス ダン ....
努力が足りないのか

家庭が悪いのか

行政が悪いのか

国がやるべきことをやっていないのか

貧困問題もそうだが

秘密保護法問題にしても

じぶんには関係のない話だと

 ....
しょだまさしさんのおすすめリスト(967)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
過ごした- 間村長自由詩6*17-11-20
円卓- ガト自由詩6*17-11-18
「立冬二〇一七」_四首- もっぷ短歌817-11-13
ソーシャルクラブ- 間村長自由詩617-11-8
日々のエチュード- 梅昆布茶自由詩1017-11-7
脱線- ガト自由詩5*17-11-7
ウクレレ速興詩- ひだかた ...自由詩617-11-5
早朝- 間村長自由詩1017-10-30
きよらの賦- 宮内緑自由詩9*17-10-30
残り1ヶ月の戯言- 水戸 う ...自由詩5*17-10-26
仮面夫婦- 無限上昇 ...自由詩617-10-23
迷子のお知らせ。- 水戸 う ...自由詩5*17-10-22
junk_box- 空丸自由詩1217-10-21
終焉を静かに見届けたい- Lucy自由詩8*17-10-20
愛苦- 吉岡ペペ ...自由詩417-10-15
緊張と弛緩〇至福の静けさ- ひだかた ...自由詩617-10-14
涙のインク- st自由詩417-10-13
入浴して行った- 間村長自由詩6*17-10-13
中庸の歓喜- ひだかた ...自由詩1217-10-12
深夜に目覚めて- ひだかた ...自由詩717-10-10
夢うつつ_- st短歌217-10-9
村上春樹と夜更かしと- 吉岡ペペ ...自由詩517-10-8
アダムとイヴの王国- 梅昆布茶自由詩617-10-7
サウンド&ヴィジョン- ひだかた ...自由詩517-10-7
錨としてそれは重すぎもせず- コハル自由詩1*17-10-6
謝罪の死かた- 水戸 う ...自由詩7*17-10-5
猫に戻る日- 梅昆布茶自由詩1717-10-4
いつもの公園で- 吉岡ペペ ...自由詩1217-10-2
涙雨- 無限上昇 ...自由詩417-10-2
ほんとうの問題- 吉岡ペペ ...自由詩517-10-1

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