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住む場所の変わりて水は甘くなりわれ懐かしむ塩素の匂い
きょうからは花野綴じられ立冬の訪れしこと足から沁みる
旅立った秋を追うことゆるされずこの世の生の切なさ想う
みあげれ ....
こころころころ石っころ
石っころにはこころはあるか
せめても言葉をしってくれ
さびしいかなしい聴いてくれ
こころころころ石っころ
石っころひとつポケットに
せめても少しぬくくなれ
う ....
泣きたいほど優しいひとがいて
あるいは いま たったいま
しばらくこのままでいたい
神さまに祈る 明かすと
思春期も反抗期もなかった
そのせいか ふいによぎっても
いつも掴めずに未知の ....
かなしいままで眠らなくてはならない夜には
ちいさく 云ってみる 「にんじんのシチュー」
内緒で想ってみる ママと にんじんのシチューを
同時に 二つをやってみる 『にんじんのシチュー』
そ ....
まだまだ先のことのように感じているひともいるかもしれません
けれども冬はどんどん泣き虫になっていきますよ
この日が終わればこの日はもう過去
次は海での陽の出でしょうか
あるいはお祭りのような喧 ....
あなたがさやかな{ルビ詩=うた}をというなら
二歳の心にリボンを掛けて
あなたがかなしみをと望むのなら
わたしは{ルビ現在=いま}を隠さない
あなたが絶望のかたちをと、
それならわた ....
梅雨空雲間がふと切れて
星が見えると君は云う
私の空には星二つ
心で見ている星二つ
優しい雨音 きつい音
その日の気分 自分次第
雨にも空にも罪はなく
風にも町にも罪はない
優 ....
ミモザの美しいころに
父さんと手を繋いで
理由もしらず
バス停まで歩いたことは
憶えているわけもない
わたしは二歳
父さんの掌はきっと
わたしのちいさな手に
この世でほかにはみ ....
あの{ルビ娘=こ}は女の子 なのに
選べなかった積み木で建てた家には
花を飾る場所がない
わたしが贈りたいのは
やわらかな色のラナンキュラスの束なのに
どうしたらいいのかわからない
だ ....
そのインコはレモン色で
くれたのは男の子
見知らぬ 男の子
なぜなら前日が クラス替え
中学時代はそういうふうな
忘れたいことばかりがよぎる日々
レモン色は苦しい
レモン色が苦しい
....
この世の灯りなんてみんな壊れて消えてしまえ
満たされている順に地獄を見るといいんだ
つい見てしまう文字が
、受け取り方次第とはいえ
部屋が物が喋り過ぎる
とても耳障りに
だから
わたしは
わたしの世界が
わたしにやさしくしてくれる
ベージュ色の音楽だけでで ....
生きるが嫌になった時
読んでともらった本がある
古い栞がはさんであって
わたしに宛ててと書いてある
最後のページをみてみると
古書店の判が押してあり
初版の時代にふと気がつけば
わた ....
しょだまさしさんのもっぷさんおすすめリスト
(13)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「立冬二〇一七」_四首
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もっぷ
短歌
8
17-11-13
こころころころ
-
もっぷ
自由詩
4
17-7-29
Tokyo_Blue
-
もっぷ
自由詩
10
17-2-20
スプーン_flip_side
-
もっぷ
自由詩
3
17-2-7
メリークリスマス!
-
もっぷ
自由詩
5
16-12-25
本日開店「初雪屋」
-
もっぷ
自由詩
5
16-11-24
梅雨空雲間がふと切れて
-
もっぷ
自由詩
4
16-6-26
父と娘
-
もっぷ
自由詩
3
16-6-11
心の家
-
もっぷ
自由詩
8*
16-5-17
心と言葉
-
もっぷ
自由詩
5
16-3-29
ゴールデンアワー、異端の想い
-
もっぷ
自由詩
3
16-1-7
攻撃
-
もっぷ
自由詩
4
15-12-20
いま
-
もっぷ
自由詩
5
13-5-24
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