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ふっと普通を夢見る

普通を幻視する

家に帰るとダンスを踊る

洪水に流される

秋の路地には緋がはしる

ふっと普通を夢見てしまう


私たちのドラマが生まれる

ご ....
ダークネスはチャンス

授業だから

授業だから

彼は彼は彼は

死んでいく死んでいく

私を追わないで

私の話もきかないで

ダークネスに咲く妖精だけが

始まり ....
ギターを弾きながら

ぼくをあなたは外に誘った

可能性なんてなかったのに

あなたはギターを弾きながら

ぼくを見上げて微笑んでいた


たぶんディープロンググッバイ

ふ ....
生存率0%の戦いになる

海沿いの町で風に吹かれる

ネクタイがHEROみたいだ

砂利道ふんでいざ事務所へ

つめたい風が強く吹く


テンションの低い奴がいても

おかま ....
ベイベー

まどろむ沿線が歪んでも

引き裂かれて流す涙とか

カモンベイベー

そんなもん毎晩愛苦して


どっかに突破したい

脳だけじゃ我慢ができない

こっから突 ....
村上春樹は朝仕事して昼間運動して夜は読書するんだとか

面白くないやつだ

こんなやつと比べられたくないから夜更かししてやるんだ


加齢臭はカズオの勝ちっぽいよな

女のほうが男の ....
いつもの公園で待ってるから

ガラクタみたいな行進曲

ツギハギだらけの人生だ

くるまに轢かれてもラチられても

なんともならなくたって

なんとかなったって

悪意しかない ....
努力が足りないのか

家庭が悪いのか

行政が悪いのか

国がやるべきことをやっていないのか

貧困問題もそうだが

秘密保護法問題にしても

じぶんには関係のない話だと

 ....
ロケットが発射

ミサイルかも

空を焼く音

宇宙に突入する音

悲しいかも知れない

張り裂けそうかも知れない


ぼくの敬愛する首領様が

世間では狂人扱いされたり ....
まだインパールやガダルカナルみたいなことやってる俺たち

アメリカから見れば日本列島すべてが要衝だ

べつに沖縄だけが地政学的に要衝であるわけではないのに

あの基地の多さ大きさを放ってお ....
いのちやたましい

こころとかからだ

ニュートンもアインシュタインも

森敦もサルマーンルシュディーも

この宇宙の法則性や人生のからくりを

知りたくて知りたくてたまらなかった ....
さあ、涅槃の慌ただしさよ

目を見はる

目を見合わす

慌てふためくひとびとよ

彼のひとが霊界に

想像していたより高い霊界に

目を見はる

目を見合わす

さあ ....
海や半島が見える

町が載っている

へばりついている

むこうの山に雪の名残

肉体は懐かしい光と影

セピアをカラーに

女のうでが胸をおさえる

化粧けもない悲しみだ ....
街角にはロボット

ロボットのつぎは鹿

さいごにセンサーを外した俺たち

ブドウ畑が青白いひかりを浴びている

モーティブから落ちて怪我しようが

まるでかまわない

まだ春 ....
夕陽が相変わらず色をかえている

美しいとはこのことくらいだ

夜が暗くなるのも目に優しい

当たり障りのない蓋なんて必要か


ナチスが

ハンバーガーにはコーラが合う

 ....
寄り添ってさんにんで帰っていった

家着でふたりを連れ去っていった

傷つけないようについた嘘八百

魂が引き裂かれて塩をぬられた

子供の頃からそんな風に生きてきた

愛しいひと ....
海はひろいなおおきいな

アリが砂浜で刺される

月がのぼるし日がしずむ

血をおさえてたおれる

救援信号が花火のようだ

裸の声が死相をきざむ

金が波にあらわれている
 ....
虫の音がしあわせだ

俺の匂いがしあわせだ

深夜放送がしあわせだ

指原莉乃がいいとこつく

松田翔太がどこか遠い

林真理子がえらそうだ

虫の音がえらそうだ


扇 ....
こどもをつくるためになんども

なんども裸で抱きあっているあいだ

ケーキをまえに三人で写真をとり

それを実家や友達にメールしているあいだ

ぼくはずっと

防衛省でコストダウン ....
ほおずきをぶら下げて

ぼくは萎れたオレンジをぶら下げて

お寺の門にひろがる空を見る

勇気を与えよう

安心を与えよう

不穏なことに慣れ親しもう

そしてみんなで自民党に ....
夢は白黒で見なければならないのに

最近はカラーばっかりだ

世に溢れる色彩に

寝ているときにまで縛られているのだ

液晶だとかデジタルだとかスマホだとか

ぼくらはあいつらに溜 ....
たとえば月が地球から離れていく

周回軌道が大きくなる

そこから逸脱していく

さよなら地球星、さよなら地球星


いろんな国の国旗を眺める

いろんな国の国歌を聴く

ラ ....
小指がしびれる

心臓がとくんという

動悸がきこえる

死ぬのが怖くなる発作がおこる

急に死ぬことが怖いのか

ただ死ぬということが怖いのか


死は凄絶なる生の中途に訪 ....
感じるままに生きてやる

言葉も追いつかない

あとあと

説明だらけの人生を

感じるままに生きてやる


説明しなきゃ分かってもらえないような生き方がいい

おれの人生お ....
風が額に香りをふくんだ音たてて

飼い主になでられる夢みせている

影のところおとなしくさせながら

みどりが葉裏をはためかせている

この季節が一年中つづくようなら

この国から ....
互いにハシゴをはずしあった

ぼくらはあまりにキズつきすぎた

想像してあげることが愛ならば

愛はもうぼくらのからだにはキツすぎた


アスファルトを低く花びらが渡っていく

 ....
みんな金が好きだ

みんな性が好きだ


それを見ているひとも

みんな

みんな

みんなこいつが好きだ


みんな金が好きだ

みんな性が好きだ


こいつは ....
桜をみると胸がいたい

桜なんかだいきらいと言いたくなる

だから桜に謝りながら

盆栽みたいなかたちをみつめている


一方向にしか膨らまない宇宙なら

星はこんなふうに見える ....
みんなで花見にいくんかな

僕は心霊写真になるんかな

電車とお堀の橋からのぞむ

さくらの連なり見るんかな


苦しくて痛くて寂しいのが

あんまりつらくて

あんまりつら ....
きょうも誰かの誕生日

だけど忘れてた

ぼくらは三人はぐれ雲

誰かにとっては

かけがえのない誕生日


春雷や成層圏の透明

街のひかり

空が赤い

胸をとお ....
しょだまさしさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(44)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
普通を夢見る- 吉岡ペペ ...自由詩218-1-29
ダークネスの妖精に- 吉岡ペペ ...自由詩118-1-15
ふかい河- 吉岡ペペ ...自由詩1218-1-13
HERO- 吉岡ペペ ...自由詩518-1-10
愛苦- 吉岡ペペ ...自由詩417-10-15
村上春樹と夜更かしと- 吉岡ペペ ...自由詩517-10-8
いつもの公園で- 吉岡ペペ ...自由詩1217-10-2
ほんとうの問題- 吉岡ペペ ...自由詩517-10-1
ぼくの首領様- 吉岡ペペ ...自由詩317-10-1
沖縄- 吉岡ペペ ...自由詩217-9-27
宇宙の法則、人生のからくり- 吉岡ペペ ...自由詩1117-9-26
ゆうすけとゆきお- 吉岡ペペ ...自由詩117-2-25
海や半島- 吉岡ペペ ...自由詩517-2-19
ふくよかな時代- 吉岡ペペ ...自由詩616-12-25
当たり障りのない蓋なんて- 吉岡ペペ ...自由詩416-11-5
嘘八百- 吉岡ペペ ...自由詩116-10-5
轟音- 吉岡ペペ ...自由詩216-10-2
九月の夜- 吉岡ペペ ...自由詩416-9-14
誰も知らない部屋で- 吉岡ペペ ...自由詩616-7-17
純粋なひとびとが- 吉岡ペペ ...自由詩516-7-10
夢は白黒- 吉岡ペペ ...自由詩316-7-3
遠くへ- 吉岡ペペ ...自由詩416-6-12
生の中途に- 吉岡ペペ ...自由詩116-6-4
説明だらけの人生を- 吉岡ペペ ...自由詩816-5-9
風が額に- 吉岡ペペ ...自由詩316-5-4
ぼくらのからだ- 吉岡ペペ ...自由詩616-4-24
金と性- 吉岡ペペ ...自由詩516-4-14
一方向の宇宙- 吉岡ペペ ...自由詩1116-4-3
お花見- 吉岡ペペ ...自由詩216-4-1
世界一高い所- 吉岡ペペ ...自由詩316-3-29

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