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いままさに
鬼を優しく撫でながら
やまい蹴散らす詩を詠む俺だし


いまという
黄金色の幸せを
気づかず毒づく者なら殺すし


羽根を捥ぐ
痛みをとめる気もなくて
俺 ....
まだ生きる
蜜柑の香りのする居間で
ふたりに夜なし、死の絆なし


新月に
聴こえる星降る歌の声
赤い少女の唇にも似せ


羽根のない
詩人の傷は恋となり
ふた ....
砂嵐
まさかの街に吹き荒れる
そうかこの名を砂漠も嫌うか


マフラーの
手編みにこだわるわけではない
言葉にできれば、それで良いのに


どんぐりも
黄昏の森哀しみも
 ....
仮面劇
なければ辛いだけだろう
けもののアイツのストレートな愛

もし愛が
なければアイツを覗き込み
どこへ行くのと訊ねはしない

耐えられない
アイツのけものの炎の眼
 ....
あたま撫で
られて小さく嬉しくて
目をみひらいてみえないなんちゃら


愛もらい
期限つきでも笑ってる
いつ去る秋に凍えるかんちゃら


ふもとから
登って来たの ....
死んだ恋、
僕の命という顔をして
こころのなかを転がっている

夜空には
青空かくす闇があり
雲を剥がすと、こっそりみえたよ

遠くから
聞こえる歌は花びらを
かすかに震わせ  ....
(この夏ほど、運命を感じた夏はなかった)

(うそ。感じたのは、『運』。)


夏の庭
赤眼白蛇がみえる運
奇跡と呼べば呼べるしあわせ

夏場はね
リーチイッパツドラ3 ....
川の舞い
いともあっさりひとつぶの
たそがれ色の蜜柑を呑み込む

爪をみる
ふるえる瞳はなに思い
私の夜に怯えているのか

夢をみる
悲しいキウイはすっぱくて
ハンバーガーには必須 ....
いちどくらい
ふられたくらいで、泣いちゃ、ダメ
かわいく笑うの、女がすたるわ

散り急ぐ
乙女の恋の行方とは
春の嵐の夜のさまよい

休日も
磨いて、飾って、世界に向かう
 ....
満開の ピンクの開花 待ちわびる 目覚める獣 冬を脱いで 雪解けの濡れた轍に青い空 笑みだけ残し君は旅立つ ゆびさきで曇りガラスに文字を書き溜め息の隙間 君の名を呼ぶ 住む場所の変わりて水は甘くなりわれ懐かしむ塩素の匂い


きょうからは花野綴じられ立冬の訪れしこと足から沁みる


旅立った秋を追うことゆるされずこの世の生の切なさ想う


みあげれ ....
夢うつつ 青空にとけ 雲にとけ 風にとけゆく ここちよき秋


十五夜の ススキのシアター コンサート 月の光に 鈴虫のソロ


朝と夕 かすかに冬は 忍び寄り 白い吐息に 色づくもみじ
 ....
寺めぐり 庭めぐりして 自転車で ペダルが向かう 古都の秋


手にとれば いろあざやかな こけの寺 おおいつくして 木漏れ日のなか


晴れた日に 朝起きた時 さて今日は 奈良か京都か  ....
光みち 夏空のもと ざわめいて 散りばめられる 海辺の祭り

   
海青く 白いヨットは 風に乗り カモメをつれて 沖へと向かう


砂浜の 行き交う人の 足もとに 夏の盛りの  ....
紫の スミレの花に 染まってく 砂利の庭に 春の喜び 明日からは
贅沢離れ
味噌汁
納豆めしに
たまごをかける

好物の
紅鮭と
地アジの開きに
胡瓜の糠漬け
朝から豚汁

カリカリの
トーストにバター
イチゴジャム
ベーコ ....
しょだまさしさんの短歌おすすめリスト(18)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
サンキュー神さま- 秋葉竹短歌419-2-2
口紅に、雪- 秋葉竹短歌519-1-26
毒愛- 秋葉竹短歌1019-1-8
月下、恋しさ- 秋葉竹短歌518-12-27
あいがなんちゃらかんちゃら- 秋葉竹短歌718-10-27
こっそり青空- 秋葉竹短歌718-8-22
ひどいあつさの夏の運- 秋葉竹短歌718-8-6
夏の星- 秋葉竹短歌818-7-25
乙女の恋のゆくえって- 秋葉竹短歌5*18-7-1
白とピンクの間- 暁い夕日短歌2*18-3-17
雪解けの濡れた轍に青い空_笑みだけ残し君は旅立つ- 颯太@短歌2*18-1-20
ゆびさきで曇りガラスに文字を書き溜め息の隙間_君の名を呼ぶ- 颯太@短歌1*18-1-20
「立冬二〇一七」_四首- もっぷ短歌817-11-13
夢うつつ_- st短歌217-10-9
古都の秋- st短歌317-8-24
夏の浜辺- st短歌117-8-12
スミレ- ミツバチ短歌216-3-16
食地獄- チーズオ ...短歌216-1-15

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