そんな気持ちになったので
センベロしてみた
千円でベロベロになるほど飲ませてくれる店が下町にあるらしい

「たきおかとカドクラ、ハシゴするけど来る?」
とツレに聞いたら
空腹を我慢でき ....
そうだったよね
くねっとすること

ぺとっとして もぞもぞして
変な感じがそのうち分からなくなる

それって変態じゃない?
とわたしが言うと

とてもすまなそうな顔をしながら
胸に ....
手紙をいまごろ読むだろう

ぼくはギター弾きながら落ち葉のうえ

街路樹とひかりのなか赤い車を走らす

ぼくはカメラを首にあてる


さびしくはない

髪はもう胸まで伸びた

 ....
姉が珍しく夜に洗濯をして居る
こんな場面はしばしばあった事ながら
洗面所の電気を付けられるたびに
FM放送のノイズが激しくなり
最初はトイレに逃げる
付けては消され
消されればノイズが消え ....
あなたがいる有り難さ

こころのままに いつものようにして
喜ばれて嬉しくて

けれど好きな人に
わたしよりもっと好きな人と一緒の気持ちで
感謝されたよ

あなたがいる有り難 ....
マイナス16℃のニューヨークで
外では行列が出来ている
超有名人のやって来る
そんなゴージャスな店の中で
お前は、すでに死んでいた

だらしなく延びきって、
下品な臭いのするスープの中で ....
己の罪の数だけ
要らぬ蕾をつけるがために
言葉と孤独を闇に吐きつつ
切ない光合成を繰り広げる

届かぬ時空に
半端な想いを投げ上げて
何もつかみ取れない握力を
夜毎くどくどしく恨み ....
笑顔が見たいと言われても
上手になんか笑えない

ほらどうだ!
と、手品みたい。

ゆりかごのようなサプライズに
にっこり身を委ねた

ありがとね
佇んでいたのだろう
あの時のわたしは

苦手なことを並べた
傷付きたくなかった
それでも出会いを求めて
やって来た

缶ビール片手に
やわらかな言葉で話す
路上に座り込み
生活者 ....
これだけ飲んで
これだけ腹を割って

笑えているのだから
明日は明日の風が吹く

野生を奪われずに行きたいね
上座のない、円卓で話したいね

ぶっきらぼうや
口さがないのに頂いてしまっても

下座もない、円卓で話したいね

ひとつ意見をしただけで
100の説教を喰らわされたのだとしても

おどおどしながら ....
寺に日が当たれば
達人同士の犬の争いが
クイックタイムの条件で
決着を見る

その時私が弾いて居た
サティーのジムノペディーが
私の日記を書いた紙を入れた
クリアファイルを消して居る
 ....
自由にのびのびと泳がせてくれる人と
長続きするのだなと今さら知る

海水魚を飼っていた時
気遣って水槽掃除をしてくれた夫が
水温センサーを水に戻さなかったので
海水魚たちはみんな煮えました ....
どこかに到達したい、何かを求める私には、今がない
今を感じたい
熱烈に
どうしよもなく感じたい
             140825
かぼちゃがへんなになっちゃった
丸くなった父が寝言を言う
雨が降り続き天候不順だから育つ前に腐ってしまったのだろう
よくあることといえばそれまでだが
 ....
五メートル×五メートル、市民農園の区画ふたつが
わたしの詩の研究室

今、研究室では白いつるバラ「新雪」が咲き乱れ
萩「あすかの」がこんもりと枝を伸ばしている
土に金属の支柱を五十センチほど埋め込み
 ....
小籠りくすぐりあっているのが
お仕事に影響するのは、はた迷惑ですね

「嫁の躾しろよ」という話になる



小籠りくすぐりあっているのが
生活を後ろ楯るのはいいですね

仕事は進む ....
はじめて宿泊した日は
洗いざらしのシャツとジーンズで
いつ帰るか予定のないひとり旅だった
大きなリュックを背負い
フロントまでの階段を登った



しばらくして
宅急便 ....
有事に無力感しか抱けず
悔し涙を流すのは嫌

「馬鹿」上等
むしろ馬鹿でいい
常日頃から小さな力を蓄える

OBが次々と狼煙(のろし)をあげる

戦争は反対
生きる人の ....
何も誰にも期待しないから
自分がするべきことだけしていた

ボンアトレのボンボンショコラ

パテシェになりたい
あっちゅの勉強の為にと
買いにいったけれど

お酒が入っている ....
耳を痛めたくないから
仕事以外で
ヘッドフォンは使っていなかったのに

偶然押したボタン
あまく、やさしい声が
右へ、左へ
流れては消えていく
切なさにとろけるような
魔法の声
 ....
花柚子を貰った
実家のお向かいの家で
段ボール箱3箱も採れた内
実家でいただき、
そこから、
わたしも鍋いっぱい分けて貰った



柚子は好き
柚子胡椒も好き

柚 ....
あんがいね
すっきりしているんだ

ずっとわだかまりだった
何がいけなかったのか
手繰っても
たたみなおしても
「もう一度」と
組み合ってもらえなかった
正解のないわたし ....
 
今にも泣きそうに揺れた瞳だけを
この馬鹿は覚えていて

久しぶり
の言葉も
かけられない間に
あの日よりずっときれいな君が微笑む
ので
今まで覚えていた君の笑顔が 
この胸 ....
昔とおんなじだったというのは
本当には少し違っていて

こうだったら良かったのにって
ふたりだった



会えば楽しいけれど
別れたとたんどっと疲れたり、

約束して ....
職場でりんごをひとつ貰った
婦長の実家が青森のりんご農園なのだ

あっちゅが
「丸かじりしたい!!」
と言うので、洗って手渡すと
にこにこして持って行った


「食べ終わ ....
「今日アッキー帰って来るって知ってた?」

「知らない」



わたしからメールをしてみると
近所のマックから
パパにメールをいれたよう
「突然で用意していないだろうから ....
絶望の谷に
叩きつけられたことの
ある人は

簡単に
浮いたり沈んだり
今日のメニューで
右に寄ったり
左に寄ったりはしない

眼を見てごらんよ
目が合っていても
捉え ....
童謡を読んで
書いた詩人を紡ぎだした
環境を排除して
言葉を撫でるように
なぞるだけで

現代の裕福な子供たちが
詩を受け取ることは
出来るのか



会場にいた観 ....
ゼリーの丸いお家を作った

わたしが捕まえてきたあなただけ


わたしを逃がさないのではなく、
あなたは逃げられないのよ。

ゼリー


ゼリー



ゼリー ....
しょだまさしさんのおすすめリスト(967)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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ホテル_ハット・ウォールデン- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...13*14-3-25
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