あくまがいる
わたくしのなかにいる
うまれていた
むねにすくってつるぎのまいをまっていた

てんしがいる
くものうえにいる
あんなめにあったのは
わたくしのせいてんしはてんかいでま ....
砂嵐
まさかの街に吹き荒れる
そうかこの名を砂漠も嫌うか


マフラーの
手編みにこだわるわけではない
言葉にできれば、それで良いのに


どんぐりも
黄昏の森哀しみも
 ....
久しぶりに近くの森林公園へ家族みんなで出かけた
元競馬場であった公園は楕円形で木々に囲まれ
その中は芝生が一面に覆っている

車椅子を出し細い女性を乗せ
二才の息子を負ぶって歩き始めた ....
安い喫茶店で

オレンジ傘のした

別れ話は後で

お土産はいらない

ひかりが滑る

孤独行を演じては

口はぽかんと

フェラチオみたい

車窓にうつる

死な ....
年末年始の休みは若い二人にとって
一緒にいるだけで十分だった

ただ大晦日の大掃除の時は派手な喧嘩もしたが
弾ける二人に年越し蕎麦なんて関係もなく
ましてはおせち料理なんて気にもしな ....
幼い頃
家の前の道は狭い土の道だった

空き缶は蹴られ飛ばされ
そこには何人かの子供が
走り回っていた

いつの間にか土の道は
アスファルトに替わり
近所の家が新しくなる ....
仮面劇
なければ辛いだけだろう
けもののアイツのストレートな愛

もし愛が
なければアイツを覗き込み
どこへ行くのと訊ねはしない

耐えられない
アイツのけものの炎の眼
 ....
大きな泉でも皆が醜く争えば



小さな泉でも皆で仲良く分け合えば





たとえ泉を作りだすことができなくても


後ろの方で述べたことは自分次第で変えられる -と ....
横断歩道の
真ん中辺りで
立ち止まる

逆行が背中に
突き刺さって
立ち止まる

誰にも気付かれず
すれ違っていく

自動販売機の
真横に立って
空を見上げる

夕日が瞳 ....
あたま撫で
られて小さく嬉しくて
目をみひらいてみえないなんちゃら


愛もらい
期限つきでも笑ってる
いつ去る秋に凍えるかんちゃら


ふもとから
登って来たの ....
何処にも届かなくていい
誰にも関わらなくて
何の問いもないが

ただ在ることを想う

ダーウィニズムがもたらした
革命にしたがおうとおもう

忙しい自分は本当なのだろうか
ぼくはい ....
思い出の石ころ
涙に濡れて
湿ったメロディー鳴らす、星月夜。

だから、
道の端っこで聴く
「壊れかけの、ブランコに、乗りなさんな」
だから、
ころがるタイヤを追いかけて、 ....
人と話すことを覚えた

寄り道を覚えた

変わることを覚えた
なにも
カッコつけたい
わけじゃなく
いつまでたっても 
辿り着けない 
力なく
のほほんしてると
日々が逃げて
食っちゃ 寝て 起き
食っちゃ 寝て 起き
なにしてんだか ....
秋の
夕べ
芝生

虫の
ねいろ
隠す

笑い
声の
渦に

とまる
赤蜻蛉に
かぜ

虹の
噴水
ながめ

公園の ....
笑わない顔が幾つもあった
ヒトの首から上に

忙しなく時間が動くから
私も
焦るよ
遅刻しないように
取り残されて自分を見失わないように

笑えない日々が続いている
私の手足も疲れ ....
詩が書けなくなったせいで
何も書きたくなくなった

詩の一編は
米一粒にもならない

空から落ちてくる無数の水滴
温かい空気は冷たい方に移動して
電気の溜まった天空に稲妻が走る

 ....
怪我さんの筆力がすごい
そんなフレーズを思い出しながら
蓮の花咲く街道を
歩いていた

脳の絵が思い浮かぶと
白い服の男が
警察官に誰何(すいか)されて居た
自転車を道端に停めて

 ....
九月になったら
もう
その話は終わりですか
大きな嵐がやってきたので
今はそのことで精一杯ですか

そんな風にして
歴史は錆びついていくのでしょう
その時代を生きてきた人たちが
一人 ....
死んだ恋、
僕の命という顔をして
こころのなかを転がっている

夜空には
青空かくす闇があり
雲を剥がすと、こっそりみえたよ

遠くから
聞こえる歌は花びらを
かすかに震わせ  ....
いちゃいけない人が
ここにいるでしょ?

あたしのことだよ、もちのろん。

ダメなのに、
こんなところにいちゃ、
嫌われるのに。

わかっていても、
どうしても
逃 ....
尚も人は、
七つの哀しみにわかれて
凍りついた虹の椅子に着座する
空はまだ無い

二度と汚されてはならない

新しい、昼と夜のために
星もなく陽もなかった
罪に染まった息を幾度もくり ....
僕らがきかされた
歌のやさしい結末を
たえまない線香花火の香りが
明日へいざなってくれる

誰も地面に灯る明かりを愛しげに
みおろしているのは
「そこにはみるべき花火があるだろ ....
(この夏ほど、運命を感じた夏はなかった)

(うそ。感じたのは、『運』。)


夏の庭
赤眼白蛇がみえる運
奇跡と呼べば呼べるしあわせ

夏場はね
リーチイッパツドラ3 ....
創造の小箱がきみの中にあるんだ
しこたまきらめきをため込んだ素敵なやつだ
誰にもさわれない特別な意匠がたくさん隠されている

想像の炎はときにきみを炙りあげるかもしれない
それでもそれを消さ ....
星の痛みで
香る車があった
黄泉では見るなと言われる
でも見る
「デモテープは聞くもんだろう?」
と言う異界か
詩歌を嗜む私
干し烏賊を食べる
胸の傷に拘れば
私は猫と別れざるを得な ....
夏富士や地球をかるくまわす風


朝顔の蜘蛛を嫌って噛む悲鳴


朔月のみつからない闇 夏の海


迷惑な朝寝坊する半ズボン


向日葵のいちめん世界に止まる息

 ....
愛を持った人は沢山いるのです

誰かは愛は身勝手なものというでしょう

体を合わせるのも愛でしょう

身代わりになるのも愛からのときもあります

ただ黙し聞き入れる愛もあります
 ....
川の舞い
いともあっさりひとつぶの
たそがれ色の蜜柑を呑み込む

爪をみる
ふるえる瞳はなに思い
私の夜に怯えているのか

夢をみる
悲しいキウイはすっぱくて
ハンバーガーには必須 ....
僕はキミに逢うとき
わざとらしく腕時計をつけずに
時計がない店へ行く

 時間など経たなければいいのに、と。

そのことに気づかなくてもいい
気づいてもいい

ただ願うは、また次があ ....
しょだまさしさんのおすすめリスト(967)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 立見春香自由詩519-1-12
毒愛- 秋葉竹短歌1019-1-8
森林公園- 羽根自由詩15*19-1-6
死なないマネキン- ペペロ自由詩119-1-3
初詣- 羽根自由詩19*18-12-29
空き缶- 羽根自由詩718-12-29
月下、恋しさ- 秋葉竹短歌518-12-27
符号- そおっと ...自由詩11+*18-12-21
トランスルーセント- 1486 106自由詩21+*18-11-2
あいがなんちゃらかんちゃら- 秋葉竹短歌718-10-27
- 梅昆布茶自由詩2818-10-1
公園のベンチにひとり座り- 秋葉竹自由詩618-9-30
新しい一日の始まりと終わりに- 千幸自由詩6*18-9-30
ラッパ- 犬絵自由詩618-9-29
白蛇- 犬絵自由詩418-9-22
笑えない日々が続いてる- こたきひ ...自由詩318-9-20
俺の心に- こたきひ ...自由詩318-9-16
怪我さんの筆力- 間村長自由詩7*18-9-9
忘却- もとこ自由詩11*18-9-5
こっそり青空- 秋葉竹短歌718-8-22
逃げられない真っ白な希望- 秋葉竹自由詩818-8-12
アメジスト- atsuchan69自由詩4*18-8-10
線香花火と自由の星- 秋葉竹自由詩1018-8-7
ひどいあつさの夏の運- 秋葉竹短歌718-8-6
僕たちの日常- 梅昆布茶自由詩10*18-8-6
干し烏賊- 間村長自由詩11+*18-8-6
夏の五句- 秋葉竹俳句518-7-31
愛の始まり- まみ自由詩4*18-7-26
夏の星- 秋葉竹短歌818-7-25
毎回、無意味な行動、願うこと。- 千幸自由詩118-7-24

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