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会社でも私生活でも

情熱や行動は伝わらないことが多い

それを告白されるとき

相手は遠いこころのようだ


津波の第一波がひいてゆく

お互いの残骸が非情だ

あれはなん ....
無理したらつかれちまう

顔のひだりがわが痛い

無理しなきゃ立派になれない

立派になりたい

無理しないで生きてゆきたい

無理してるうちは半人前

顔のひだりがわが痛い

たくさん嫌なこと言われ ....
幸せがたゆとう静かな一日

ひかりは窓硝子ごしに冷たくて

鉄道が遠い音をたてている


ひと時の煩わしさがいやで

本当のことなんて誰も言わない

言いかけた言葉に

取り ....
さくらの野郎がまた真面目に

花など咲かせようと張り切っている

春だからあたりまえ

そんな野次にも負けないで

張り切ってふくらんでいる

あたりまえなんかない

あたりまえばかりだ

いろんな騙 ....
友の自信が揺らぐとき

ぼくの自信は

揺らぐのをやめている

いいかっこしたい訳じゃない

共倒れがさみしかっただけだ

悲しいとこだよ人生は

乗り越えるところだよ人生は


みんなこの身で考えて ....
それは冷たいことではない

何がやってこようが揺るがない

それは温かいことでもない

ぼくは遠いこころになるだろう

互いに幸福を見せつけよう


自分の人生だ

愛だ
 ....
苦しいときに祈るちから

それがまだあるぼくは

まだまだ大丈夫だろう

苦しいときに祈るちから

それがまだあるうちは

まだまだぼくは大丈夫だ


DNAのように

他者と融和してやろう

愛の実 ....
看取りは二晩続く。

その二晩が終われば二日お休み。そのあとは三日間通常の勤務。そしてまた看取りだった。

看取り二日目の日はいつも息子は老人ホームで遊んだ。

すっかり人気者だね、

 ....
この1年

よくひとに裏切られた

ひとり、ふたり、

さんにん、よにん、

ごにん、ろくにん、

みんなつらかったんだろう

みんながまんしてたんだろう


ぼくは走り ....
耕運機のように

ゆっくりと掘り返し積み重ね進んでいれば

あなたが悲しいとき

ぼくも悲しみ

疲れ

あなたの思うぼくになれたのかも知れない

でもぼくは耕運機じゃなかった ....
裏切られるたび疑い深くなる

そしてそんな依存はやめようと思う

溜め息を吸い込むようにして

他人のこころをからだに通してゆく

ちいさな自分に開き直りながら

そのなかに常住のこころを探している
こころを見つめていた

だからなにをやっても

伝わっていなかったんだ

傍観者ではだめだったのだ

こころをこの肉体に

いちどはぜんぶ通してみなきゃ

傍観者ではだめだった ....
鼻がかったほのかな声

それを聞いていると

口では言いたくないことを

つよく固く思ってしまうのだ

おまえのすべてがうまくいきますように

すべてのなかのその一つが

しょ ....
ぼくは

いちばんひとりぼっちになる

ともだちなら絶交レベルの身勝手さだ

前に進もう

前に進もう

ごめんね

ごめんね

誰か

誰かもう

誰かもうぼくをひとりにしない

誰か

さよなら
 ....
前に進むことが前進なのではない

そんなのサヨナラみたいで寂しすぎる

ゴメンネなんて謝らないでほしい

そんな残酷なこと君にされた覚えがないから

それともそんな残酷なことを君はした ....
中一のとき

はじめての週テストで三点をとった

百点満点で三点だから

まわりもびっくりして面白がって

ぼくのあだ名は<さん>になってしまった

みんな同じようなテストを受けて ....
待っててくれ

いつまで?

かならず行くから

それまでもたない

からだが?

こころも

からだもこころも?

そう

そっちに行ったらどうなるの?

からだ ....
息子が帰り支度をするのを見つめながら先生からきょうの息子の様子を聞いていた。

お礼を言って先生にぼくは微笑み保育園を出た。

ぼくは笑顔をよくほめられる。あるとき仲間に黒人であることの利点を ....
スキヤキ食べに来なさいよ、と入居者の方にまた誘われた。

ぼくは屈んでこのご婦人に笑顔を返す。

ご婦人はもうしかめっつらの真面目な顔になって午前のひかりのなかに消えてゆく。

ぼくの仕事は介護福祉士 ....
つかまるまで

なんどもなんども連絡した

やすらかなぽつぽつとした

やわらかな声

それで安心してしまう

それで安らかになれてしまう


地球に隕石が降っている

 ....
彼女の鼻に

愛に

梅が霞む

夜道に香が

迷い込む

呼吸するように

日本のこころが

きゅんと

夜道に香が

梅が霞む

愛に

彼女の鼻に
 ....
仕事?

仕事はよくわからない

何か気が抜けて手につかない

だけど前準備はしたよ

それよりともだちが大変

今からともだちんとこに行ってくる


みんな長生きしてくれよ ....
いま美しかろうと

美しさは日々崩れてゆくだろう

でも見た目じゃないから

抱きごこちじゃないから

セックスも散歩も日々の暮らしも

合図しなくても

おなじものを見つけて ....
痛いか痛いか

一緒だった

痛いか痛いか

自分に聞いた

痛いか痛いか

おまえに聞いた


こころの周りは悲しみばかり

指先までが悲しくしびれた

逃げられな ....
優しいひととの明るい朝に

逢いたくて

電話をきって

優しいひととの明るい朝に


会いに行こう

たくさんの心

嘘つきたくない

離れたくない

やわらかな心 ....
考えることで

乗り越えたことなんて

たかが知れてる

祈ることで

乗り越えたことのほうが

多いような気がした


理屈は勇気を萎ませる

祈りは勇気を固まらせる
 ....
こころを届けたかっただけだ

何のためにならなくてもいい

ただこころを届けたかっただけだ

受けとってもらえなくたっていい

邪険にされたっていい

あなたを全肯定できるなら
 ....
やわらかくて数学てきで

魔術てきで優しくて

木洩れ日ぐらい明るくて

モーツァルト369

だれにでもある光みたい


いじめも体罰もなくならないのだ

なくそうとするからふたをするのだ

峯岸み ....
月のまわりにちいさな虹が

そのおおきな横をヒコーキ雲が

夜空もぼくらを許していたよ

夜空もぼくらを応援していたよ


つぎはぎだらけの愛のことば

なんか聞いてほしかったん ....
月がまあるい

それだけでまあるくなれる

ぼくは話し掛ける

みんなも話し掛けてみてください

そうしなきゃ損です

雪が降ったり止んだら満月だったり

いろんなものを見せな ....
鵜飼千代子さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(420)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
津波- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-22
半人前- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...413-3-22
静かな一日- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-22
さくらの野郎- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1113-3-20
普通だよ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...213-3-20
旅立ち- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-20
苦しいときに祈るちから- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-3-18
看取り(6)- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-17
たいせつなひとたちへ- 吉岡ペペ ...自由詩1113-3-15
耕運機のように- 吉岡ペペ ...自由詩8*13-3-14
常住のこころを- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...413-3-12
こころを見つめていた- 吉岡ペペ ...自由詩1013-3-10
からだとこころと社会性- 吉岡ペペ ...自由詩813-3-10
前に進もう- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-3-5
こころで感じる誰かのこころ- 吉岡ペペ ...自由詩513-3-5
きょうも三点- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-5
こころたち- 吉岡ペペ ...自由詩913-3-3
看取り(3)- 吉岡ペペ ...自由詩1113-2-24
看取り(2)- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1213-2-17
安らかにねむるだけ- 吉岡ペペ ...自由詩413-2-17
夜道に- 吉岡ペペ ...自由詩313-2-16
みんな長生きしてくれよ- 吉岡ペペ ...自由詩613-2-10
歓喜世界- 吉岡ペペ ...自由詩413-2-9
痛いか痛いか- 吉岡ペペ ...自由詩713-2-8
優しいひととの明るい朝に- 吉岡ペペ ...自由詩413-2-7
祈りと理屈- 吉岡ペペ ...自由詩913-2-6
俺は俺を突き放す- 吉岡ペペ ...自由詩513-2-4
モーツァルト369- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-2-3
夜のヒコーキ雲- 吉岡ペペ ...自由詩813-2-1
いつもありがとう- 吉岡ペペ ...自由詩813-1-27

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