すべてのおすすめ
いろんな時空がひとつに在る

それが

ひとつが在る

そういうことを教えてくれている


遠い朴訥なこえ

山の端にかかる虹が

柔らかい

たまにわがままになる

 ....
西空に低く

爪みたいな月

だけど

ぼくの爪は噛んだあとしかない

外灯が街道を照らしてる

優しいきれながの目

そんな月が

天体の運行が

びくともしないで
 ....
空や大地や山河には

草木やからだやひかりには

水の記憶がやどるだろう

水は変化のたとえではない

水は異世界の存在をたとえている


変化もそう

異世界の存在をたとえ ....
言動のピース

DNAに左右される

言動のピース

思考が言動にかわる

言動のピース

環境で言動がかわる


一秒まえもわからない

一刹那あともわからない

 ....
こちらは大雨です、

ぼくはこころでそうしたためた

未来は今と過去の連続地点にあるのではない

今と過去と未来はパラレルワールドで

そのパラレルワールドには無限の組み合わせがある
 ....
ぼくにだれかが運を運んでくる

だれかとは

人かも知れないし

鳥かも知れない

石かも知れないし

木かも知れない

なんであろうと構わない

運とは

なにものか ....
まだ紅葉の見られない

山々に囲まれて箱根でゴルフをした

のんびりと適当に球を打った

一緒にまわるひとや

キャディーさんとの

人間関係を積みかさねながら

何かを我慢しながら

何かは主張しな ....
ゆりかもめに乗っていたら

富士山の白がくっきりと見えた

忙しくそれを見つめながら

誰に伝えたいのかを考えていた

寂しくもないのに寂しかった

ガキのころちょうどこの季節

ベランダから見えてい ....
夜風がやさしく舐めていた

心たちがそよそよと泣いていた

工事現場のような剥き出しの鉄骨

それがライトアップされてオレンジの夜


引きずる車輪の音がする

闇の中に緑のシルエット

ひかりが時間 ....
ガゼルは朝ライオンより早く起きなければならない

そうしなければライオンに食べられてしまうことを知っているから


ガゼルよ、走り出せ

ライオンよ、走り出せ

ぼくらよ、走り出せ
 ....
白い花が二輪

口をあけて

雛鳥のようだ

世界に命を震わせながら

何一つ邪なく生きている


あなたの掌に

載っている

その形が好き

なぜって僕の鍵穴だか ....
ずっと働いている

ずっと

寝たら取れるかな

寝たら

肩の筋肉をうえに

ぐっと

背中のを真ん中に

ぐっと


影が話し掛けてくる

勇気を振り絞って
 ....
東の空のしたで彼女が孫と祈っている

彼女は自分のために祈ったことがない

だからぼくが代わりに祈り守ってゆく


同じ時間よ

それだけが

欲しかった

同じ空間よ

 ....
秋のひかりと血潮の影に

私のゆびさきが染まっている

雲がきれいだ

貴女のようだ

秋と私は漢字が似ている

水色の匂いだ

貴女の匂いだ

秋のひかりと血潮の影に
 ....
これ以上褒めないで、と言うのは

ぼくが褒めたひとの周りのひとたちだ

怒ったぶんだけ褒めるようにしているのだが

ぼくが褒めてしまうとそれで満足してしまうらしい

だから

これ ....
だから俺は生きてこれた

日々を告白するように

だから俺は書いてこれた


音楽と過ごしていた

ただ未来を見つめて

夢まぼろしの立体が

遠い虹のようだった


 ....
ひとをじぶんのもとに呼びつけない

これぐらいでいいだろうとは思わない

じぶんや周りの?や!を素通りしない

めんどくさいことを途中でやめない


反論に対しては反論しない

 ....
健康に関する悩みごとは

当事者にしか分からない

それが悔しくて

ぼくは共に苦しもうと思って

この中秋の月をながめていた


あの輝きが

共に苦しもうとしている姿に

思えたのだ


健康に関 ....
高い所や高級な場所が好きになれなくて

そんなところに行くことはなかった

それはぼくのわがままで

そんなわがままに象徴されるぼく自身が

宇宙レベルのまちがいでもあったのだ!

 ....
漂えど沈まず

なんとなくカッコイイ気もする言葉だ

でも

沈むことがまるでダメなことみたいで

この言葉が嘘くさくて嫌いだ


沈みたければ沈む

漂えど

沈みたい ....
星と飛行機がすれ違う

星も飛行機もそれを知らない

星も飛行機も

勝手に切実に在るだけなのだ


見つめていたのは

遥か地上でだった

寂しかっただけだ

丁度よか ....
ぼくを痛めつけるのなら

もう無理だよ

たとえ間に合わなくても

たぶん間に合わないだろうけど


あなたの幸福を考えるのが

うれしくて楽しいんだ

そのくらいの自由
 ....
床に虹が映っていた

それを掌に載せてみた

手相にまで入り込んで

虹は暴れるようだった


掌に虹が映っていた


それを床に戻してみた

吹けば飛ぶような模様

虹は静かに映っていた

床に虹が ....
四年前の九月十七日

突然思い立ったようなふりをして

ぼくはあの場所にゆきあの印を頂いた

だめだ

ぼくはこの四年のあいだ

なにをしていたのだろう

それ以外なら

 ....
ぬるい陽射しに

すこし暑い秋の

ふかい水色の空


とぼとぼと

道をふりかえる

こどもの頃

どんな顔で

どんな夢を見て

歩いたのか


ぬるい陽射 ....
ねむい頭で

カーナビのテレビを見つめている

仕事のことを考えている

うまくゆくには?

そう考えている時点で

うまくいかないイメージに囚われている


だけどぼくは
 ....
誠意より大切なもの

それは敬意だ

誠意は伝えるもの

敬意は払うものだ

敬意を払って

はじめて誠意は伝わるのだ


いま起こっているすべての暴力は

誠意を伝える ....
今夜を歩くひとはみな

まあるい月を見ているのだろうか

月のまわりには黄がにじんでいる

そこを小さな点滅が過ぎてゆく

何十年もまえに始まったことを

証明するかのようなまあるい月

ぼくらにはも ....
あらそいごとがきらいな

ひとだった

だから

ぼくを遠ざけようとした

やさしくて

水色のにあうひとだった

だから

あたたかな裸からは海の

おとがした
キューピー3分間クッキング

土曜日のお昼まえ

スイカとメロンのサンドウィッチ

植物みたいなあなたの食べ物

やさしい気持ちをまもりたかった

メルヘンひとつもまもれなかった
 ....
鵜飼千代子さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(420)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひとつが在る- 吉岡ペペ ...自由詩712-11-18
天体の運行- 吉岡ペペ ...自由詩612-11-16
水の記憶- 吉岡ペペ ...自由詩812-11-16
言動のピース- 吉岡ペペ ...自由詩412-11-15
ぼくはあなたに- 吉岡ペペ ...自由詩912-11-12
- 吉岡ペペ ...自由詩512-11-7
のんびりと適当に- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-11-4
ゆりかもめ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...112-11-3
オレンジの夜- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-11-3
ぼくらよ、走り出せ- 吉岡ペペ ...自由詩412-10-20
80歳まで- 吉岡ペペ ...自由詩1012-10-17
仕事はダメだから- 吉岡ペペ ...自由詩512-10-15
彼女が孫と- 吉岡ペペ ...自由詩1212-10-10
雲がきれいだ- 吉岡ペペ ...自由詩1412-10-9
褒めないで- 吉岡ペペ ...自由詩312-10-7
遠い虹- 吉岡ペペ ...自由詩412-10-5
これぐらいでいいだろうとは思わない- 吉岡ペペ ...自由詩612-10-3
あの輝きが- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...712-10-1
ぼくのわがまま- 吉岡ペペ ...自由詩1012-10-1
漂えど沈めず- 吉岡ペペ ...自由詩712-9-29
星と飛行機- 吉岡ペペ ...自由詩912-9-27
たぶん愛なら- 吉岡ペペ ...自由詩312-9-26
掌の虹- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...712-9-19
逢いびき- 吉岡ペペ ...自由詩512-9-19
すこし暑い秋の空- 吉岡ペペ ...自由詩812-9-18
孤独じゃないのに- 吉岡ペペ ...自由詩912-9-17
誠意と敬意- 吉岡ペペ ...自由詩5+12-9-16
存在の永遠- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-2-8
ぜんぶ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-7-31
キューピー- 吉岡ペペ ...自由詩2*11-7-30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する