奴らだって音に

気持ちをのせているのだ

無意識にかも知れないけれど


奴らも気持ちをのせているはず

無意識なぶんかえって根源的な

奴らも気持ちをのせているはず


奴らだって音に

気持ちを ....
画廊でブラマンクやユトリロやルオーを眺めた

地下鉄と環状線を乗り継いでやってくる女を待っていた

待ち合わせ時間が迫っていた

しかし慌てて地下駐車場に向かった

ダッシュボードからコンドームを四つ ....
いえなかった
言葉は
勇気をふりしぼれば
人を
喜ばす
言葉に変わる
ぼくの精神は

いまも中二の秋でとまったままだ


実力テストが終わって

文化祭の準備で部活もなくて

高校生が制作するモザイクを手伝っていた

肌色のところたくさんちぎっとい ....
鳥が啼いている

黄金色の影が

そこかしこに

あした晴れるかなって

胸の痛みが汚れている


鳥が幻のふりをして

地球の影絵に落書きする


鳥が啼いている

黄金色の影が

そこかしこに

 ....
この夕暮れの雲が

ルドンの色彩で描いたシャガールの

女性の像に見えるのはなぜだろう


こころは世界と

こじつけあっていた

手を見つめているあなたに見えるよ

ものま ....
女の部屋を出るのは

朝ではなく夕暮れにする

その鉄則

破るほど恋をしたのは

いちどきりだった


たぶん

苦しめるの分かってた

苦しみたいと思ってた

たぶん


女の部屋を出るのは

朝 ....
赤く濡れた月の蜜
追憶の茎から垂れ下がり
これから弄ばれることを夢想する

酸味の残った薄い唇
僕の指が軽くなぞると
風のせいにして髪に隠れようとする

火照って潰れそうな肉体
甘い香水の匂いが肌を ....
気づいたら体が痛かった

黒いガムがへばりついた
アスファルトの臭いが鼻をついた




あぁ 僕 ぶっ倒れたのか





自然と込み上げたのは
自嘲するような笑みだった

周りの人間がそっと遠退い ....
報われなかったことに

この世では

孤独も失意も味わえる

ぼくがいっしょだ

揺れうごく頼りなさも

この世では

断ち切ることが出来る

ぼくがいっしょだ
あいつと会う前からだ

季節のかわりめの夕方頃

ぼくはさまよう

商店街をのぞきながら

家路を辿るのが

もったいなくなっている

あいつと会う前からだ
ふたりで一緒に考えたことが

こんなになっちまった世界でも

いまも続いているのだという

それを楽しみにしているひとがいる

おんなじように

あいつを必要としているオレがいる
 ....
かぎりある人生に

なにかひとつでも情熱や永遠の痕跡を

残してやらなきゃ

後進たちに

情熱や永遠といったものの存在を

信じさせてやらなきゃ


傷つけあい困らせあい

疲れさせあうくらいなら
 ....
大切にするということは

永遠のものまねなんだ

大切にするということで

永遠のものまねをする

僕はそうやって秋に行く


晴れているのに水の匂いがした

光があたる腕だけが暖かだった


大切に ....
私欲で手にいれて私腹を肥やして
要らなくなったものは?
赤の他人にプレゼント

街のほんの片隅でも
すぐに見つかってしまうのだから

人間の汚いとこ

世界に溢れていても仕方ないのかもしれない
ああ、ひとは、失って素直になってゆく、

こころの地獄を六つもぬけて

ぼくらは気持ちを解放してゆく

ああ、ぼくも、あなたのそばに、いたかったのだなあ、


汚染地域にも

雨 ....
ぼくの精神は中二の秋

あのときのままだ

おどおど感も違和感も

ぼくはあのときのままなのだ


ああ、ぼくは、おまえと歩いてゆきたかった、

ああ、ぼくも、おまえと歩いてゆきたかった、


おまえ ....
同じ屋根の下で
暮らし始めてから
彼に作った
カレーライス

君が美味しいと
言ってくれてた
相変わらずな
【ちゃんこカレー】

私の味を
覚えてますか?

約1年半ぶりの
同棲生活で

君に何を食べ ....
信心の目的は

幸福になることではない

不幸に立ち向かい

不幸を断ち切るために

信心はあるのだ


感謝や奉仕とは

そのやり方に過ぎない

幸福とは

その道標に過ぎない

立派な人格とは

 ....
美しいからだろうか

若いからだろうか

優しいからだろうか

ちがう

ぼくよりも孤独を決意した

きみがたましいの持ち主だからだ


ぼくの特別席に座るのはきみだ


美しいからだろうか

若いか ....
この星に住むぼくたちに

オセロがすべて裏返しになるような

裏切りやもてあそびが訪れないことを

心底はぼくは祈りもしなかったのだ

心底はぼくは願いもしなかったのだ

そうだっ ....
次の音楽

秋の水たまり

ぼくよりも孤独を

決意したたましい

だからきみは

くらべるものなどない

新しい恋人


(こんなお茶でも

二人で半日かけて

(遠慮も体温だね

味わっていたんだ ....
風化させまいと頑張っている

女々しいもんだ

風化させようと頑張っている

勝手な気まぐれ

残骸なんてどうせこんなもん


食事くらいなら断るほうがしんどい

夜風くらいなら手を離すほうがめんどく ....
俺はもう一生

ひとにかわいいなんて言わない

光よ、

たのむから返事をしてくれよ


脳をだまして

こころを騒がす

光よ、おまえは脳をだますのか

こころを騒がせるのか


俺はもう一生

ひ ....
テキトーなことを言って

ごまかしているつもりになっているのだろうか

そういうひとを叩きつぶすために

数年まえまでのオレは生きていた

今は

今は煤けたおっさんになった今は

テキトーなことを言 ....
アドレスを教えてくれた女に

ふっと

特急列車みたいになって

連絡してしまうような感じで

さっきGoogleで

陸前高田市を見つめてしまった

油断していた

何年もまえの風景を

見つめるつ ....
恋は永遠の存在を教え

永遠なんて存在しないことも教え

この世に<ただひとつ>があると教え

<ただひとつ>なんてないことも教え

ありふれた茶番劇を演じ終えると

また

おなじように

ぼくらに ....
朝起きて君を思う

○ち○ち○で君を思う

朝日に赤が

ひっそりと

屹立

ひかる

だい好きだ

あいしてる

朝起きて君を思う

トイレにて精子発射す


ごめんな

今から

喫茶店でも行く ....
雨が降る

そこは傘をさせる場所になる

悲しみがある

でもぼくにはもう

感情をあらわせるひとはいない

雨が降る

そこは傘をさせる場所になる
だれもあやのことを

あやとはよんでいなかった

それにもめげずにあやはあやだった

あやはなんでじぶんのことを

あやとよんでいたのだろう


あやのぼくがクラスメートだったなら

せんせえにおこら ....
携帯写真+詩
タイトル 投稿者 Point 日付
虫の音吉岡ペペロ411/9/14 0:03
中秋の月411/9/12 22:59
_ぶらっくす ...111/9/12 21:15
中二の秋のころ吉岡ペペロ411/9/11 20:06
黄昏の秋311/9/11 1:29
夕暮れのあなた111/9/10 23:50
たぶん511/9/9 23:02
さくらんぼ乱太郎14*11/9/8 17:08
精神崩壊ダウンロード愛心111/9/8 17:04
ぼくがいっしょだ吉岡ペペロ011/9/7 22:56
さまよう夕方頃111/9/7 21:25
すこし歩こうか111/9/7 18:27
96011/9/6 22:42
秋に行く111/9/6 16:19
ダストボックス愛心311/9/6 9:03
気持ちの解放吉岡ペペロ011/9/4 22:40
中二の秋011/9/4 21:00
ちゃんこカレーちゃんこ111/9/4 16:46
不幸な信者たち吉岡ペペロ011/9/4 0:17
人生得意時011/9/3 12:45
幸福な経験111/9/3 12:03
次の音楽211/9/2 20:34
残骸111/9/1 12:37
さわがしい夕陽311/8/30 22:28
今は今111/8/30 22:12
Google111/8/29 23:16
だいじょうぶ111/8/29 21:01
朝起きて君を思う011/8/28 7:45
雨が降る311/8/27 23:35
あやをまもる111/8/27 22:02

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