お酒を飲みすぎた 翌朝

大好きな アイスコーヒーを
飲む気には なれなかった

モーニングセットにはコーヒーが
おきまりだが

きょうは オレンジジュースの気分だ

濃いめのオレ ....
あなたとの消息がとだえて
3週間と1日がたってしまった

まいにち 寝る前にあなたの
名を呼ぶ ちいさな声で

たった1日
数時間の会話だったけど

あたしは
感じた
あたしと同 ....
別れることを真剣に
考えたのは6年前

もう 関係は10年以上
冷え切っている

欝をわずらって
捨てられたあたしは
それでも
わずかな希望を見出していた

SOSは何度も出した ....
夢のような恋愛のあとの結婚

恵まれた 男女ふたりの
こどもたち

愛する 夫

あの ちいさな家に
あふれていた
愛は どこへいってしまったのだろう

しあわせで ぼーっとして ....
「ほら、パパもこっちへおいで。翔ちゃんこんなことできるもんね〜」
 片言をようやく脱した翔は、生意気なことばを言いながら動き回っている。
ここ2、3日で急に寒波が来て今にも雨からみぞれに変わりそう ....
6.3キロの巨大猫を
ギュッと 抱きしめる

もう 中学生になって
しまった
ひょろ細い娘を
ギュッと 抱きしめる

自分で 自分を
抱きしめる

ギュッと ギュッと

でも ....
どんなときにも たのしみを

これが あたしの
ポリシーだ

たのしくなけりゃ 人生
おくっている 意味がない

にんげん たのしむ
ために 生まれてきたんだ

たとえば くるし ....
スーツケースが届いた

近々 海外へ行くためのものだ

中くらいのものを買ったのに
その大きさにおどろく

と 共にあたしに目には
旅支度をしている自分ではなく

家を出る 準備を ....
あなたと 
手をつなぎたい

光る新緑の下で

あなたは
やさしい
写真を撮る
可憐な花々がより
やさしく 映る

あたしは
もっと やさしくなれる

そして
あなたの
 ....
伝わらないんだ。彼が鈍いだけじゃん


ひとりの時間誰にも必要こんな時代は


メガネ派になり 北風も心地よいかな


心が痛む?絶対なものは君自身だよ。


ズカズカ心に。  ....
涙が うるうると
あふれ

つぅっと
頬をながれる

あたたかい

このあたたかさは
あたしが
キミをおもう
温度?

もってかれた
もってかれた

あたしの
ココロ ....
好きな映画を観て
好きな小説を読んで
サントラを何度も 聴いて

あんまり遠出はしなけど
うちの前に咲く桜
はなみずき

もう 深い緑はきらきら輝いている
木々が風に揺れる 音になら ....
綿毛布 包まれしばし まどろむ


真夜中に目覚める度に愛猫じゃれつき


考え込むと眠くなるそれだけの器の人


のびた髪 娘の輪ゴムでおだんご頭に


レンアイと寂しさはボ ....
キミよ
キミは いま

この空の下
どんな風景を
ながめているのだろう

眠れている?
お酒を飲みすぎていない?

Sちゃんは元気?

長く メールのやりとり
していたね
 ....
家の夢を見る
なんども なんども

ひとつは
3件ならんだ
森に囲まれた
一番奥の家

あたしの部屋には
天窓がついていて
夜空の星が見られる

とても おちつく
木の匂いの ....
逃避するのは
悪いことじゃないですよ

カウンセラーはそういう

あたしも うまく
逃避して

現実をやりすごせるようになった

でも・・・

キミのことだけは
逃避すること ....
一番のバスで出た

いよいよ 今日だ
審判の日

平静をよそおいながらも
心はゆれる

もしも
もしかしたら・・

病院に着く
診察ナンバーは”4”

あたしのラッキーナン ....
あたしは ひとり
故郷には ふつりあいな
未来都市にいた

もう 10年
この未来都市は
発展を止めない

ホテルに泊まるのは
初めて
ラウンジからは
晴れた日には 富士が見える

同時に
派手なイ ....
この春の終わり
愛猫 そらは

臭腺破裂という
見た目もかわいそうな
おしりを真っ赤に
血に染めた
外傷にみまわれた

抗生物質をブチュッ!と
打たれ
薬をひたすら 猫カリにまぜ ....
食欲がない

おなかは グーグーなって
いるのに

目が頭が食べ物を
欲しない

ストレスでここまで
やられるのか

そうだ
子供たちが小さいとき
発熱して
食欲のないとき ....
マイケル ジャクソンが
大きなトレーラーで
家の前に現れた

えっ?

トレーラーいっぱいの
彼の衣装や雑貨類を
売って欲しいという

全部 チャリティーに
するそうだ
世界の ....
にんげんは死ぬまでいきる
あたりまえのことだ

自分はやわじゃない
今までだって
乗り越えてきた

そう たかをくくっていた


食事をする気にならない
何をするにも 上の空
 ....
嫌な品物、「ゴルフバック」だ。夫の秀太郎が、いつもゴルフ場から送ってくるのだ、この15年で何回受け取っただろう。ミサキは嫌々印鑑を押す。
 奥のクローゼットまで引きずるように、持っていくのも一苦労だ ....
1年半前
自室のテレビが
壊れた

寿命だ
すぐ 買わなくても
よかったのに

地デジ 地デジと
騒いでいた時期だったので

なけなしの 虎の子で
BSも観られるテレビを購入
 ....
運命の日まで あと4日

”がんの疑いがあります”

そう 医師から聞いたとき
いたって平静だった
あたし

休みの間も
好きなところ行き
ひとり ホテルに泊まり

自分の時間 ....
日々 生きている

毎日の雑用に流されながら
悩み 喜びを交互に感じながら

生きることは 理屈ではないと
思っている

子育ての時期は
自分を忘れて
子供たちに 愛情をそそいだ
 ....
故郷のある街には
とても 不似合いな
未来都市

さいたま新都心

そこに
ジョン・レノン・ミュージアムはある

もう開館10年
じきに閉館となると聞き
あわてて 訪れる

 ....
人生 ケ・セラ・セラよ
母の口グセだ

以前のあたしは
母のこの言葉の意味を
斜めからみていた

もっと 真剣に生きろよ

若かったあたしは
そう 思った

いつも一生懸命
 ....
あるサイトが
あたしとあなたを
結ぶ 唯一の
場所

あなたの書くものを読み
あたしは 詩を書く

詩はストレートに
自分のキモチを
伝えられる手段だ

あたしにとっては・・・ ....
診察台の上では
まな板の鯉だ

あたしは
力を入れぬよう

ハッ ハッと
息を吐きつづける

早く 終われ
看護婦さんはやさしいが

あたしは
あられもない姿で横たわっている ....
森の猫(345)
タイトル カテゴリ Point 日付
オレンジジュース自由詩2*10/5/21 10:56
つながっているよ自由詩2*10/5/21 1:51
ブロックされたもの自由詩2*10/5/20 15:52
どこへいってしまったのだろう自由詩2*10/5/20 1:49
散文(批評 ...2*10/5/19 4:36
抱きしめる自由詩2*10/5/18 14:44
どんなときにも たのしみを自由詩2*10/5/17 17:47
スーツケース自由詩1*10/5/17 4:20
ぬくもり自由詩3*10/5/16 2:50
「キミの傷」自由詩1*10/5/15 20:06
なみだ自由詩2*10/5/15 4:00
ここにいるよ自由詩2*10/5/14 11:33
「王子のキス」自由詩2*10/5/13 17:30
キミへ自由詩1*10/5/12 19:38
自由詩5*10/5/12 4:09
逃避自由詩2*10/5/11 16:53
無罪放免自由詩4*10/5/10 23:58
未来都市携帯写真+ ...1*10/5/9 23:59
猫の恩返し かな?自由詩5*10/5/9 16:59
アイスクリーム自由詩2*10/5/9 16:31
ガレージセール自由詩4*10/5/9 3:30
過程自由詩2*10/5/8 3:12
ゴルフバック散文(批評 ...2*10/5/7 2:35
TV自由詩1*10/5/7 2:31
不安自由詩4*10/5/6 0:50
生きてゆくこと自由詩3+*10/5/5 1:16
Yoko と Youko自由詩5*10/5/3 12:13
ケ・セラ・セラ自由詩6*10/4/30 0:49
メール自由詩2*10/4/29 1:25
診察台自由詩2*10/4/28 1:46

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