おはよー と
おやすみ は

大切なひとと
いい合いたい

おはよー
 
今日も貴方と
いっしょだね

おやすみ
今日も貴方と
いっしょだったね

それだけで
満たされ ....
貴方がスキといったから

白いランジェリーを
選んだの

あたしの好みはピンク
ライブのときは気合を入れて
黒にする

最近ではあまりみかけない
白のブラとショーツを
手にとった ....
さびしんぼの
あたしに

なつかしい人から
メッセージが
届いた

突然だった
うれしかった
あったかかった

元気にしているのだろうか
忙しいのだろうか

今はもう
わ ....
長い間
ふくらんだ 開花寸前の
蕾だったあたしは
Nの言霊で

開花した

言霊は身体をまとい
脳の奥まで
浸透して
いった

そして
音・・・

Nの声

声は直に ....
どうか 殺してください
あたしを

延命など しないでください
静かに 死なせてください

チューブで つながないで

キレイなまま
死なせて ください

あたしを
あたしのま ....
そのペンを持つ手
電話をにぎる手

無意識に髪にふれる手

ギターのFコードを押さえる手
ピアノを弾く手
絵を描く手

手話を正確に表現する手

文庫本をめくる手

そして細 ....
君と会うため
黒服を着た 男たちをさけて
繁華街をライブバーへ向かう

半年ぶりに会う君は
また ひと回り細くなっていた

バーへ入り君を目にして
ハグし合う

いつもと同じ
申 ....
気分を変えたい時

無心に歯をみがく
極細毛の歯ブラシで
ていねいに
ていねいに

ゆっくり
ゆっくり

歯と歯ぐきの間は
極細毛の感触は

くすぐったいような
血がかよっ ....
アナタという
嵐が過ぎ去り

アナタという
業火に焼かれ

あたしは
あたしに
もどった

いや
なった

もう変えられない

あたしの本性
・・・魔性

白よりグ ....
零時近くに 帰宅

気づくと ゴゥゴゥといびきをかいて
眠っている

手をのばせば ふれあう
距離にいる N

Nは ってくれない

あたしの感じやすい
ほこっとしたおやまの先端 ....
埼玉から都内の西に越して
一部屋減った

3LDKの都民住宅

なにも家具が入ってない
下見のときは
とても とても
広く見えた

が!!!

おとな5人と成猫2匹には
狭い ....
久しぶりに母に電話した

聞くと 家で転倒したいう
もう1ヶ月だと
結局 インドメタシン入りの
塗り薬と痛み止めでしのいで
整形外科には行かなかったと

あぁ 医者嫌いの母らしいな
 ....
友よ

つらいだろう
さみしかろう

ひとりの夜は
さむかろう

けっして 無理だけは
しないでほしい

キミのことを
たいせつにおもって
いるひとは
たくさん
いるのだ ....
ふと 横を見ると
あのひとがいた

1年前 
恋こがれて
夜の渋谷の坂を
走って追った ひと

横顔 今もすてきだ
30センチも離れていない
ところにいる

あっ

彼は  ....
ピンチに直面したとき

ひとは
おもってもみない 
チカラ
が でてくるものだ

追いつめられた猫が
威嚇するように

火事場で
オンナが箪笥を
動かしてしまうように

不 ....
あたしは
妊娠がわかると すぐ
あかちゃんのことを
愛称で呼ぶクセがある

あーちゃん

息子の病状が安定した頃
2番目の子供を授かった

今度はきっと
女の子だ

そう決め ....
愛猫たちの大好きフーズ
チーズ入りのふっくら
カリカリ

あたしは
その横で三角カマンベールチーズを
かじる

そしてハイボール!

猫たちは
チーズの封を開けると
寄ってくる ....
どうして
秋の晩は
うらさみしいのだろう

年を重ねるごとに
どんどん
さみしがりに
なっていくように
思う

父と母と双子の兄
4人の食卓は
いつも話し声で
にぎやかだった ....
 土屋さん
 百日咳ではありませんでしたよ

あぁ
長引いた風邪は
大人の百日咳ではなかった

そう言われて
病院を出たとたん

おなかが空いてきた

朝 家をでるまで
ずう ....
風邪と初冬の寒さは
欝をつれてきた

朝 起きるのはやっと
かろうじて
娘のお弁当を作る

冷食でチン

もう 1週間
こもっている

貴方の匂いのする
枕を抱きしめて
夕 ....
アナタは
愛なんかない

愛なんか
信じない

と云った

さびしかった
かなしかった

あたしは
愛を信じていたから

ココに
胸の中にあるのに

そのときは
ど ....
涙がにじむ
指がふるえる
ココロが痛い

まるで
あたしの一部が
切り取られた
みたいだ

もう
あたしは
部外者かもしれない

だけど

いちどは
関わった

そ ....
  怜さんは
  スキだらけ

そう 君は言った

  だってさぁ
  今さら 生き方変えられないもん

  じゃ 
  僕が まもってあげるよ

  ?!!

青天の霹靂! ....
都会のマンションで
生まれ育った猫は
その3LDKが全てだった

たまあに
ベランダで日向ぼっこをする

エアコンの室外機に
ぴょんと飛び乗り

滑りやすい
手すりの上に登ると
 ....
その夜の朗読会は
かなり文学的雰囲気に
満ちていた

高名な古今東西の詩人の
名前がバンバン飛び交う

  あたしは・・・

この数年 詩集は買えど
ほとんど積読

欝は集中に ....
ねぇ
名前を呼んでよ
いつも いつだって

思えばこの30年近く
名前で呼ばれたのは
数えられるくらいだ

  もったいぶっているんだ

そう 貴方はいう

婚約時代も
 
 ....
月に導かれしものたち

やはり
そうなのかもしれない
偶然が重なる
必然

あたしの
脳の中には
まだ
アナタがいる

そう みとめたら
ココロが安らいだ

愛しいでも  ....
26年目の記念日

落ち着く和食居酒屋の個室で
あたしは
貴方に
指輪ケースを差し出した

 もう一度 はめ直して

いつの頃からか
あたしの薬指には 指輪の跡さえ
なくなってい ....
ひがな一日
猫のように

ぼうっとして
まどろんでいる
あたし

たまぁに
さくさくと
動く

ふっと
感じる

脳のどこかで
きらっとひかる
何か

すると

 ....
貴方があたしのサンタクロース
ずっと ずっとあの日から
北の国からやってきた

背の高すぎるサンタクロース
家の玄関から
入れるかしら

寒い寒いイヴの夜
貴方はあたしに
プロポー ....
森の猫(345)
タイトル カテゴリ Point 日付
おはよー おやすみ自由詩7*10/12/21 2:07
オンナ心自由詩5*10/12/20 2:52
さびしんぼ自由詩5*10/12/18 3:06
開花自由詩4*10/12/16 23:19
静かに 死なせて自由詩2*10/12/13 2:40
恋しい手自由詩8*10/12/12 2:52
壊れているのは僕だ自由詩20*10/12/9 3:00
歯をみがく自由詩6*10/12/7 19:07
アナタという自由詩4*10/12/6 17:59
って くれない自由詩7*10/12/4 23:59
リビング自由詩20*10/11/30 0:22
今年の冬はあったかいね自由詩7*10/11/29 4:20
親愛なる友へ自由詩8+*10/11/27 5:21
と・き・め・き自由詩8+*10/11/26 8:37
チカラ自由詩4*10/11/25 17:19
あーちゃん自由詩14*10/11/22 13:19
猫もあたしもチーズがすき自由詩6*10/11/20 3:52
哀愁自由詩6*10/11/20 1:05
うどんはどこだ自由詩17+*10/11/18 1:52
自由詩6+*10/11/17 3:29
愛を自由詩2*10/11/16 3:11
生きて自由詩2*10/11/15 0:54
まもってあげるよ自由詩3*10/11/14 18:35
塀を乗り越えたかった猫は自由詩5*10/11/13 10:37
文学的時間の中で自由詩4+*10/11/12 8:43
名前を呼んでよ自由詩5*10/11/11 19:35
月に導かれしものたちよ自由詩4*10/11/10 4:24
指輪自由詩14*10/11/6 21:41
もうひとりのあたし自由詩4*10/11/3 9:48
サンタクロース自由詩2*10/11/1 15:26

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