腕を

上げ下げする時モーター音が少しうるさいでしょう
ごめんなさい

今日はどんな一日でしたか?

駅でまたお腹が痛くなったんですか
大丈夫ですか

私ですか
私は駅のホームか ....
美しい赤ん坊のこぶしには滅びの言葉握られていた


怖い雨、怖い光を浴びまくり僕らは汚い名前をもらう


眩しくて見えない僕らの遺伝子に刻み込まれる悲しい記憶


誓い合う幼い僕たち ....
>>さて、ところで詩の余白ということに最初に着眼した方は1900年に活躍した詩人のマラルメさんらしいのです。

と前回「視覚詩と北園克衛 (と私の好きな視覚詩)について」の中で書いてからはや2ヶ月 ....
      藍子は
         あげは蝶 の髪留め

      大切にしている

 花模様のスカートからあらわれたのは 
      淡い足

 半分開いた口で 飴 を舐めた
 ....
                   (hana)
                    \\\\
 
                                   行きたい






























 ....
                             ささ、こちらへ(笑) か と け と い






          か

                                    い







          ....
                             ....                               蓋がしてある






 ここ






                                  ....
銀色の髪

明るい瞳は緑

ささやく指先は桃色

つま先はあるの?

ライラ

君はしかめっ面で花という花をみんな摘んでしまい
眩しい朝が広がるに任せる

深い深い森で
夜 ....
ぐはぐははひとじゃなかった

でもはぐはぐしちゃった

だってあったかいもん

ぐはぐはは「ぐはっぐはっ」よろこんでた

ぐはぐはいうからぐはぐはなんだよ

それってわかりやすい
 ....
森(木の子供と木の母親と木の娘 なびく 髪)



   の(飲んだくれ  くれ 酒もっと くれ 果物のなる木がいい)



       く(鯨って見たこともない 触ったことも 綺麗 ....
口(紅は紅い)


          虚(無の虚空を覗く)





       を



         つ(罪の)        か(重ね)  な(夏、に、寝転ぶ) ....
林檎を見ています。

一つの瑞々しさをはらんだ林檎、それは歌います。
その歌は軽快なリズムでもって林檎の命、林檎がかつて実っていた木、沢山の仲間たち、
花であった時代、訪れた虫たち、そのきらめ ....
君の声がどうやって千切れてゆくのか知らない

どうか耳をよせてください
いいやよせないでください

僕はカミキリ虫みたいに叫んだ
その声は成層圏を真っ二つにした
そんなわけない

ど ....


望んでごらん
何でも手に入るよ

君が望むなら

君は夢にある小川を望む
切ないほど優しく流れる子守唄のように
たゆたう小川

君は永遠の花火を望む
黒い貴婦人の胸に輝く ....
抗菌の ボールペン握り 立ち尽くす ぐいと 書いた その字 珈琲




珈琲の苦さも世界のおしまいもさっさと突っ込む君の引き出し




引き出しのなかでちいさな人が読む「・・こ ....
「あけましておめでとう」

世界のあちこちで
それぞれの挨拶が交わされた

近所では、年が明けた途端に真っ赤な消防車が来て
(ボヤがあったらしい)

今年は悲しい事故が起こりませんよう ....
せっかくだから
あがっていきなよ

外は雨だったんだろう
そんなに濡れて



君が濡れいているのは
初めて見たよ


君は君かい

濡れが君ているの間違いかな
濡れは ....
         瓶   瓶
         を   を
         覗   覗
         く 鏡 く
        と  は  と
       中   刃   中
 ....
             小   に
             瓶   う
             は   よ
            た     の
          ....
遠くにいる人を想っている

列車は夜の手のひらをすべるように過ぎてゆく
舞い落ちる雪はその速度に蹴散らされて
散らされた後たいへん静かになり
静かに舞い落ちて
舞い落ちて
落ちて
落ち ....
だからからだなんて
かなしいばっかりなんだ
だってかなしいときには

なみだ

ぜん
ぜん

でない

うれしかったのに

わらえなかったよ

ぜん
ぜん

ごめん ....
    青空の向こうにあるのは、消え損ねた星のがらくた達だ

今日はとてもいい天気だった。
空は青く澄み渡り、雲1つなく、風は穏やかに吹いていた。

    あそこやここに、風の塊が落ちてい ....
ひとりでぶつぶつ言っています。

ベルギーの画家マグリットは言いました。
「私の絵の題名は説明でないし、絵は題名の図解ではない。題名と絵のつながりは詩的なものである」

いい。いいねーと思っ ....
前回の、視覚詩のお勉強の続きです。

○北園克衛の視覚詩

北園克衛は日本の視覚詩の先駆者で、ヨーロッパなどで視覚詩がさかんになったのと同じ時期に
(またはもっと前?北園克衛主催のモダニズム ....
「bookbar4」は四釜裕子さんが主宰する「本」をめぐるウェブサイト。パッセ・カルトンやパピヨン仕立てでかがった手製本の紹介のほか、更新されては消えてしまうホームページを製本した「web scrap .... 詩を読んでいると、文字や文字列や余白が絵として見えることがままあります。
私は言葉のかもし出すイメージや雰囲気その他もろもろだけじゃなくて、そういう見た感じも含めて詩が好きなんだなあと、以前こちらで ....
「るる。」「るる。」「るる。」「るる。」「るる。」「るる。」「るる。」「るる。」
「るる。」「るる。」「るる。」「るる。」「るる。」「るる。」「るる。」「るる。」
「るる。」「るる。」「るる。」「 ....
ふるる(671)
タイトル カテゴリ Point 日付
私の好きな詩[group]自由詩41*06/2/6 16:42
エンドロールでキスをしようよ[group]短歌12*06/2/3 0:40
視覚詩のお勉強 ステファヌ・マラルメの詩について[group]未詩・独白10*06/2/1 16:56
       藍子[group]自由詩11*06/1/30 15:54
                     花花花自由詩3*06/1/28 0:28
どこか自由詩2*06/1/28 0:26
どうぞ。自由詩1*06/1/28 0:25
かけい未詩・独白0*06/1/28 0:24
あとそれから未詩・独白006/1/28 0:01
                 中未詩・独白006/1/27 23:54
ライラ/夜という名の蕾たち[group]自由詩10*06/1/24 14:37
ぐはぐはをはぐはぐ[group]自由詩14*06/1/23 20:21
森のくまさん自由詩2*06/1/23 20:02
嘘をつかないで自由詩2*06/1/20 0:11
林檎を見ています散文(批評 ...6*06/1/17 23:42
千切れて[group]自由詩16+*06/1/11 23:35
望むなら[group]自由詩8*06/1/5 16:00
MIX&REMIX 「抗菌」 (短歌祭参加作品です)[group]短歌10*06/1/1 23:56
願い自由詩3*06/1/1 2:34
あがって自由詩3*05/12/22 23:21
鏡瓶[group]未詩・独白10*05/12/20 22:31
小瓶[group]未詩・独白13*05/12/20 11:40
遠くにいる[group]自由詩37*05/12/18 23:20
だからからだなんて自由詩4*05/12/18 23:05
パースペクティブ未詩・独白6*05/12/5 10:56
独り言(視覚詩の題名ってものについて)[group]未詩・独白5+*05/11/21 15:23
視覚詩と北園克衛 (と私の好きな視覚詩)について[group]未詩・独白16*05/11/19 17:41
bookbar 4おすすめリ ...1+*05/11/16 12:43
視覚詩についてのお勉強[group]未詩・独白7*05/11/16 0:41
るる。[group]自由詩5*05/11/14 23:05

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