今日も疲れた
肩までクソに浸かった
振り返ればあるものなんて
太陽ぐらい

今日も暑いな
死人も燃える暑ささ
狂った老人も僕と共に行く
影の中 うさぎのアイソトープ
膝まで浸かる ....
煙の揺れる部屋に
爪を逆立てる
すべもない夢の中
口の絞られたグラス
気味の悪い散歩道
紐の先にあるのはなに?

くちびるの抗生物質
抗えないならなくたって一緒
道の脇に蟻が歩く
 ....
くだらないと
君はつぶやく
その手触りを
喜んでるなんて
思っちゃないんだろう

新しいハーモニカに歯を立てながら笑うよ
新しいハーモニカに歯を立てながら笑うよ
真新しいズボンによ ....
やあ あばずれ!また会ったな
あいつどうした?前歯のないやつ
あんなふうになるとは思ってなかったんだ
悪かったと思ってる
歌と話が下手くそなやつは嫌いでね
あのゲロは君が掃除してくれた? ....
長いこと
閉じ込めてきた
それはもういつの話?
あやつり人形も
願いの叶うネックレスも
それをそれたらしめてた輪は破れて
賭けた鍵なんか一つも残ってないのに
閉じ込めたあいつは出てこ ....
死人にビスケットを持って会いに行く
後悔とかがないライフスタイル
一人ぼっちじゃないんだろね
金くれ
見つけあった街に戻って
やり直しを終わらせる

ついに勃発したゾンビ大戦
ゾン ....
長い道を歩くのは
そのさきに本屋があるからさ
首輪のない猫たちが
僕を追い越していく

光の指す場所を
指差す子どもたちが
公園の水飲み場で円卓を作ってる

濁った水がいくつか
 ....
まばゆい光と僕は共にあった
昼の光は邪悪で不純
見つかったあとで考える
なくした理由と
探さなかった理由

世界はいつも不穏で汚い
ここで生まれた僕らの矛盾
消える理由と存在の間で ....
いつもの僕の 窓辺には
小さな壁が 舞っている
知ってることだけ 捕まえた
子供の顔で 生きている

羽虫を一匹 食べてると
大きな蝶が 飛んできた
子供の顔の 壁たちは
一瞬わら ....
休みの朝に昼過ぎに目を覚ます
ねぼすけは世界の外側にいるし
自分の内側にいる

父がなくなって
その後祖母がなくなった
なくなり続けていく
消えていったんだろ
それが誰にでもある不 ....
地獄行きの鈍行に乗って
四月の待つ駅に向かった
緑色の鋼の橋桁
猫が歩くだけの昼下がり

血みどろの口論なんて
何年ぶりだったろーかよ
四月が僕の電話を鳴らす頃
列車の窓から街を見 ....
目を覚ましさまよう
喜びのない日々に
捧げてつかのま
息を吐く時間

世界は空っぽで
僕はその外にいる
外ってのは薄情な売春婦みたいなもので
出たり入ったりするけど
何かが生まれ ....
カポタストの虜
そんなもんは
僕は捨てたよ
低いとこを捨てて
低いとこを捨てて
自由になったつもりになんか
なっちゃダメだ

カポタストの虜
君が見てる世界は
美しい奴らの
 ....
誰かが知ってる
言葉はいつも
僕の王国の
使者になる

扉を叩いて
胸に手を
見つけた星を
売りつける

クソにはクソの
幸せを
一人でいれば
二人分
くれてる光の
 ....
その長いリクエストは
ラジオDJには届かなかったし
あまりに馬鹿馬鹿しい理由だったから
届いてたってつまらないジョークの
ネタになっておしまいだったろう

”いますぐ彼女を返してくれ” ....
戦争はクソだよ
しないほうがいい
戦争があるなら
ない方がいいって思うさ
戦争はクソだよ
ない方がいい
戦争はクソだ
クソを望む人とも
分かり合えるけど
戦争を望む人とは
分か ....
拓けた夢の街にある
痩せこけた塔の頂上で
待ち続ける想像を
どこにもいけないチケットと一緒に配ってる

風が吹くような場所なら
どこでももう一緒だよ
嘘みたいな寝言を
ずっとずっと ....
一向に動かない
右手と今後の話
瓶詰めのミツバチが
どうやってきれいな世界を
見れたのかって話「@こp「gvウェクァ「p:おWd{Phosfb[-Pgjdba[ -Pgajeg WうRuR ....
いつかは
僕の次の人が来るって思ってた
降臨の準備をしながら
誰もしてないことを探してる

そこにいたんだね
劣等感で動けなくなる君が
そこにいたんだね

なにかが
僕にあらわ ....
 .... トーク・トーク・トーク
真っ赤な空を見ている
古びたものを一つポケットにいれたまま
死んでしまう子猫の胸に手を当てて
なくなっていくものを拾っていく

構造について考えるはじめての休日 ....
この見渡すかぎりの
芽吹きの果てに
わたしは満ち満ちて
君がそういわなくても
俺には

この全てに
問わず語りで
君の影を見ている

名前をつける前に
消えてしまった朝にも
 ....
僕以外逃げるの禁止
僕以外嘆くの禁止
僕が嘆いて逃げ出した日は
全部国民の祝日
僕は損するのに慣れた街から来ました
逃げずに嘆かずにいられないなら
出てっていいよ
死んでもいいからそ ....
僕は冬が好き
すきな服を好きなだけ着れる
厚着の着ぶくれの薄汚い男であれる時間を大事にしたいんだ
二日酔いで頭が膨れて死にそうな気分で
場違いなデパートの酒屋をぐるぐる回る
最後に飲む一 ....
あのこが僕を笑うのをやめて
人生についてちゃんと考えるようになった
そんな苦情が
僕の家のポストに殺到するようになった

素晴らしい兆しだよ!
笑いながらつぶやく
そんなラッキーが君 ....
僕はまだ未成年だっただろうか。
いや、そんな”未”とか“既”とかではなかったから
僕はその時もう今の僕とかわりなかったろう。
友人にさそわれてライブに行った。
メインはかっこいい顔をしたかっこ ....
まるで私が
死ぬの待ってたみたい
バス停で3分前に
息を止めた君の抜け殻が
僕の首を締めながら喋りまくる
うんざりな騒音が雨音の合間合間
鋏の形の指をして
風景を、窓や車輪や雲の向こ ....
どっちでもないものを
愛する人間が
人間と人間じゃないものに
別れて暮らしてるのが現代社会

ふーん
防爆扉
なんかステータス
じゃれてる

男でも女でもない人
善成り
葉 ....
暴れ狂う静寂の中
末期の水に溺れて
いつか見た痛みを
遊びだと思えるくらいの
今日は
今日は
晴れ腐る

虫の湧く場所
弦を垂らした井戸
満足を覚えてる
自分の悲鳴を聞きなが ....
高所に備えられた
誰もが恐れる放水砲
水瓶が空っぽでも
クソの粒が飛んでくる

一人のときには
音楽聞いて泣いてます
みだりに使われる
容易い言葉で酔っている

セス、お前が死 ....
竜門勇気(810)
タイトル カテゴリ Point 日付
unders and anothers自由詩018/7/18 12:06
その嘘の意味を考えなくっちゃ自由詩1*18/7/13 3:43
おくさま、わたしは大変つらい話をしなければなりません自由詩1*18/7/13 1:57
super Thumbing!自由詩1*18/6/29 0:32
シャープの最後自由詩018/5/26 1:19
死人にくちなし自由詩2*18/5/20 14:26
ブックストア・キャリー自由詩3*18/4/30 0:11
山積みのガラクタが星になったら自由詩2*18/4/25 12:01
星と僕は他人だ自由詩1*18/4/3 14:02
近くはなっていく自由詩2*18/3/13 23:23
cat nap自由詩1*18/3/12 23:25
ウサギイヌクヤジリ自由詩2*18/3/4 1:45
UNIKUSARI自由詩2*18/3/2 0:01
どうしようもなくならなきゃ安心なんて自由詩2*18/2/7 0:26
長い願い自由詩1*17/12/31 2:09
戦争はクソだよ しないほうがいい自由詩1*17/12/25 1:29
ドローゲームの知らせは街のあらゆる場所で自由詩017/12/17 11:58
クロウラー自由詩017/12/13 4:20
空中電池自由詩1*17/12/5 12:28
ひどいやつらだ自由詩2*17/12/1 1:59
わすれてる自由詩1*17/11/30 23:04
11351110111238自由詩1*17/11/23 10:59
僕が王様の国自由詩017/11/7 3:29
例えば、君もだ自由詩3*17/11/5 23:40
ランブレッタと協議します自由詩3*17/10/31 12:43
わるそうぱくと散文(批評 ...017/10/9 2:24
どっちかっていえば悪いのは僕だった、君が慌てていってしまう前 ...自由詩1*17/9/15 22:11
kokoro be kokoro自由詩017/8/4 0:04
人生ごっこ自由詩1*17/7/21 22:33
やつは僕のクサビだ自由詩017/7/17 10:51

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