おかしい
最近君の様子がおかしい

メールの返事を返さなかったり
変なタイミングで電話を切ったり…

だから悪いとは思ったけど
勝手に携帯を覗かせてもらったよ

「明日の夜8時に渋谷 ....
野菜を切る音で目が覚めた
炊飯器からは蒸気が上がっている
優しい声に誘われるように
欠伸と同時に体を起こして
山吹色のカーテンを開けた

物干し竿には雀が二羽
番を組んで仲良 ....
三日月のベッドに揺られて

星達の子守唄を聴いて

さぁ今夜はおやすみ



買えなかった玩具も

転んで擦り剥いた傷跡も

すべて忘れて眠りなさい



君が見る夢は ....
閉塞感

喪失感

虚無感

どんな言葉を使っても

この暗闇を言い表せない



分かってる

他人や世界を否定したところで

すべては自分に返ってくると

そし ....
神様は

木でも

炎でも

時でも

影でも

宇宙でもあると知った



ただ

天を仰いで

贖罪や救済を求めるのは

少し違うと思った



人 ....
嫌い

大嫌い

何もかもが嫌い

顔も見たくない

消えて欲しい

…ごめんね
蝉時雨 揺らぐ残像 夏の余韻

雨止んで 水溜り越しに 映る空

花吹雪 別れの言葉は また会おう

夕間暮れ 川沿いの道に 影二つ

満月に 遠く離れた 君思う

夏祭り 花火と ....
顔のパーツから

五臓六腑まで

余すとこなく

君にあげるよ




その代わり

ただ一つだけ

君の心が欲しい
青い空 白い雲
緑の森とオレンジのガム

赤い花 黄色い靴
銀のペダルと金の太陽

We live in the colorful world
飛び出したなら止まらない
小 ....
私が未来を差し出せるのは
気兼ねなく電話できる人

私が未来を差し出せるのは
ホクロの数を知っている人

私が未来を差し出せるのは
私の長所を見つけるのが上手い人

私が ....
響くサイレン
遠のく喧騒
静観するのは
聡明な眼差し

疎らな星空
侘しい空気
縁となるのは
心の松明

此処が闇でも
其処が果てでも
勇敢な瞳に
恐れ ....
かぐや姫 君は昔からいつも
無理難題を要求してきたね
それでも君が笑ってくれるから
わがままも苦じゃなかったんだよ

かぐや姫 一度だって僕が
頼みを拒んだことはないだろう
 ....
戦うつもりがないのなら
ナイフなんて捨ててしまいなよ
護ることだけ考えていたら
闘志は衰えていくだけ

空っぽの拳銃使っていたら
ロシアンルーレットは成立しない
命を懸ける覚 ....
崩れた積み木を放り投げた
夢の設計図は白紙に戻った
諦めるという選択肢もあるけど
イメージは次々と溢れてくる

限られた制作期間の中で
何か一つでも形に出来るかな?

明日 ....
あの日
いつもより10分早く起きた

あの日
朝食はトーストとポテトサラダを食べた

あの日
うお座の運勢は第三位だった

あの日
重要な会議があるからと
君は三 ....
例えば君の身近にあるすべてを
一つだけ残して捨てるとしたら
僕はどこまで生き残れるかな?

水や空気や地球といった
数多くの強敵を打ち倒して
最後まで勝ち残る事は出来るかな?
 ....
I wish I had wings, I could fly like a bird.
Though we have foot to walk and jump,
do you still  ....
田園風景
牛糞の臭い
栃木ナンバー
国道50号

汚れたガードレール
木造の一軒屋
何の店か分からない建物
国道50号

カーラジオのダイヤルを回した
思い出の ....
季節を彩る緋色の落葉も
秋風に揺れる山吹色の木も
くすんだ藍色のテーブルクロスも
この目には映らない

愛は死んだの
貴方が去った日

曲がり角にある鳶色の家も
しんし ....
長生きして100年
天寿を松任して80年

ここまでは恵まれた人の運命

介護疲れで72年
病気が悪化して64年
家庭内暴力で56年
夫婦喧嘩で48年
交通事故で40年 ....
フローラ…
春の木漏れ日を浴びて
深呼吸する君は綺麗で
僕は隣で寝そべったまま
君の横顔に見惚れていました

フローラ…
摘み取った花を結い上げて
冠を纏った君の姿は
 ....
書きたいと思うのは
誰かに届く言葉ではなく
誰かに届けたい言葉

お気に召さなかったなら
反省はするけれど
スタイルは変えない

良い作品
悪い作品
選別され
格付けされる

 ....
僕の涙がいつか
暗闇を突き抜けて
光へと届いたなら
未来が顔を出す

君の涙がいつか
深海へたどり着き
宝石に変わったなら
それは過去になる

こんなにも悲しい世界 ....
都会に迷い込んだタンポポの綿毛が
アスファルトの上で花を咲かせた

道行く人は忙しなく
誰もその存在に気付かない

それでもタンポポは咲いていた
人に踏まれても風に吹かれても  ....
-episode?-
失敗ばかりでいつしか後輩にも先を越されて
二十年勤めた会社にも見捨てられた
明日からは一日の食事さえままにならない
ブランコに揺れながら涙を堪えた
未来が見え ....
地球という天体を覗いてみれば
数多くの星が輝いている
だけど僕が知っているのは
その中のほんの一握りだけ

輝きながら消えた星
輝けないまま消えた星
すべては同じ場所へ還る  ....
海馬のメリーゴーランド
データの海に釣り糸を垂らす
おかしいな真空パックしたルビーの宝石が
砂時計に酸化してガラクタになっちゃった

る・い・し・て・あ。
書き溜めた日記が台無し ....
振り返ってみれば
いくつもの名場面が
風のように流れていました

初恋の別れ路には
薄紅のソメイヨシノが
咲き乱れておりました

老いて衰えた脳のフィルムは
青い春の余 ....
鳥篭に入れられた鳥は
再び大空を飛ぶ事を夢見る
借り物の安全や平穏よりも
自由な世界に憧れる

だけどいつしかち志を失い
逃げ出すことを諦めてしまう
果てしなく広がる空を見つ ....
読みかけの本に栞を挟んで
見上げた夜空に満点の星
光を忘れた時代の末路に
神が残した最後の希望

いつの時代も迷える人々は
暗闇に飲み込まれそうな時は
月明かりの導きを頼りに ....
1486 106(555)
タイトル カテゴリ Point 日付
アンパン自由詩1*07/10/15 1:43
Sunday Morning自由詩4*07/10/14 16:20
子守唄自由詩3*07/10/12 23:13
閃光自由詩1*07/10/12 17:00
アニミズム[group]自由詩1*07/10/12 0:44
エイプリルフール自由詩2*07/10/11 14:15
詩の創作と朗読という授業で書いた詩をまとめてみました①川柳007/10/11 1:24
ギブしたんだからテイクさせてください自由詩2+*07/10/11 1:13
ポスターカラー自由詩3*07/10/10 18:39
それは誰だと思う?自由詩2*07/10/10 11:43
自由詩5*07/10/10 0:47
かぐや姫自由詩2*07/10/9 17:54
バタフライナイフ自由詩1*07/10/9 1:13
未来建築家自由詩3*07/10/8 19:00
あの日自由詩6*07/10/8 13:01
消去法自由詩2*07/10/8 0:38
LOST WING自由詩007/10/7 11:21
国道50号自由詩0*07/10/6 20:46
無色自由詩3*07/10/5 11:38
人生八十年自由詩3*07/10/4 16:10
フローラ自由詩2*07/10/3 1:06
ファックス自由詩7*07/9/30 7:48
アースライト・アースナイト[group]自由詩6*07/9/27 17:25
小さな花自由詩13*07/9/23 3:56
それでも自由詩9*07/4/21 12:49
星屑連合自由詩9*07/4/20 16:23
解読不能自由詩8*07/4/19 19:36
カメラ自由詩6*07/4/17 19:22
鳥籠自由詩9*07/4/16 11:30
夜空自由詩8*07/4/15 12:56

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