絶え間なく続く日々の
色彩のない花弁
説明書の無い明日の
積み木遊びをしては
名も無き今日の ....
嫌い嫌い嫌い
と
何回も口にしたら
好きになった
へんなの
ならばと
....
今宵眠る者達へ
今日に出会えたということに
感謝の気持ちを
そして、
陽に出会えたと ....
ぽえむのことを ぜんぶ
ぽえむのことを ぜんぶ
きみに うちあけたい
ぽえむのことを ぜ ....
今日が何月何日だか分かんなくなっちゃったって?
自分の存在理由が分かんなくなっちゃったって? ....
あきらめたものは
余計にほしくなる
あきらめた人は
余計にあいたくなる
俺は ....
白いテーブルクロスに
赤いしみをつけちまった
俺が愛飲する
300円の安ワイン
....
溢れる涙を抑えるのは得意じゃないの
むしろ、逆、あたしは涙を流すの
流せるときに流せるだけ
....
鳥のように生きたいと言っても
鳥の悲しみなど
知らないで
薔薇の花のようになりたいと言って ....
昨日でなくて
明日でもなくて
永遠の向こうにある
今日
木の芽吹く 枝の指さし 春の雲
久し振りの雨音で目が覚めた
六畳一間がしとしと濡れる音
しずくのざわめきが障子から
淡 ....
誰も罪を認めない
誰も罰を受け入れない
そんな世界に僕は生まれた
自由気ままに
その ....
拝啓 個人の集合として社会を見るのではなく、
社会の一つとして個人を見てしまうあなたへ
お元 ....
今日、ボクは友達の墓参りに行った。
3年前の1月20日から、何度と無く足を運んできた。
しかし、 ....
どっかの国で
戦争が起こった
兵隊が来た
飛行機も来た
戦車も来た
....
手のひらに見つけたぴんく色の肉球で
疲れた貴方の頬に触れる
目の下のくまも丁寧にふに
冷た ....
自己申請した冬休みがあけて、2ヶ月ぶりに仕事へ復帰。
声を出して客を誘導することしばし。
喉に何 ....
雨の降る、
ひんやりとした夜、
あたしは かれ、と外食をしたあと
よれよれのビニル傘で相合 ....
やわらかな
ふあんは
やわらかな
やみに
つつまれて
しばらく
そこを
うごこうとは
....
例え辞めろと言われても僕はあなたの葬式を泣きたいのだ
自分が死んだとき世界中の人に祝って欲しいと謡 ....
かわいいウェイトレスが
おれの投げだした脚につまずき
仔犬のような目で「もうしわけありません ....
色とりどりの人々が
角を曲がっては消えていった
降る雪の一粒一粒が太陽になり
地を貫いては ....
少年や六十年後の春の如し (永田耕衣)
加藤郁乎と同じくらいに、このひと永田耕衣もすごいおひと ....
強くなる
今よりもきっと
強くなる
だから
それまで
待っててくれる?
今はまだ ....
君が見ている
みんなぐるぐるしてるその中で
ひゅーん
ってキリモミしてるのが
僕 ....
にんげんのやることじゃないです
と にんげんがいう
にんげんのこういにたいして
人間だけが ....
ここから出なくてはならんのである
いつもよりは前向きな気分なのである
なんとかせなならんのはわか ....
アスファルトはもちろん
六甲山の山並みも、ヨットハーバーも
歩道橋も、イカリスーパーも、スーパー ....
囲まれて殴られる あたしの喧嘩
失神する事できずに壊れた日
涙が流れて アザができて
誰も助け ....
{引用=右手と左手のための協奏曲 より}
●雨の精
一度書いては捨てられた詩のように
誰 ....
やがてそれは灰に変わる 知っていたからわざと取っておいた
みせびらかすなんてとんでもないことさ ....
?
一発やり終えて俺の上で抱きついたまま、お前は
ある歌を歌いだしたんだ
俺も ....
今私は
おそれているのではなくて
うきうきと心おどっているのだ
おそれとうきうきは
生き ....
遺書にして艶文、王位継承その他無し (加藤郁乎)
どこが俳句なんだと悩まないように。作者が俳句 ....
何もわからなくなってしまった
一緒にならんでいたんだ
同じ方角を見ていたんだ
いつ ....
ぽっかぽかの
日干しされたふとん
お日様のにおいが
ほんわか
あたたかくて
心が
....
落ち込むための手ならたくさんあるし
前を向くための手ももちろんある
後ろ見るのも前見るの ....
1. プラス 1
足りないの、1
あたし
レンタルしたビデオだって絶対に
返すのは次の日 ....
39rows, 1.05sec.