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しりとりの詩 2nd (創作系)スレッドオペレーター:ベンジャミン
詩でしりとりをするスレです。前のひとのことばや思いをひきついでね。。*^ ^*

るーる1。感想は作品の投稿といっしょにどうぞ。
るーる2。前のひとの詩のさいごの行にある言葉をどれかひとつひろって書きつないでね。
(1語でもおけー。1つの字だけでもおけー。それをタイトルにしてもおけー)
るーる3。じょうずへたは気にしないでね。こみゅにけーしょんや言葉あそびがメイン。
これ以上書けません。

[315]蒼木りん[2007 05/25 00:07]
グチを言うキミの
いったいここはなんなのさ
どうしたの?
どうしたの?
聞いてあげるよ
心配してあげるよ
それがキミの望みなら
泣かないわたしも
今は泣きたいんだよ
誰かになぐさめられながら
キミにグチを言われているうちが花だから
パッと
キミの瞳が開くような
わたしの言葉にチカラがあれば良いのに
 

[314]ペポパンプ[2007 03/01 07:34]
「お袋の味」
いつ食べても美味い
お袋は料理上手
でも今年70才になるお袋は
絶滅の危機にヒンしている

早くお袋の味をマスターしなくては
情報が消えてしまう。
金のなる木が枯れてしまう。
と言っても仕事が忙しい
遊びが忙しい

お袋の額に黒子が出来た
親父は癌だ癌だと言うが
私は万歳まで生きていて欲しい
チョンガーの俺のグチ聞き
 

[313]蒼木りん[2007 02/18 23:13]PULL.
異常梨
食べたら死ぬか
異常なし
異常梨
死ぬか食べたら
異常なし

君の顔は梨色
夫とか
父親なんてものには
なれないね
よぼよぼになったわたし達は
簡単に安楽死させられるか
姥捨て山だね

恨めしい
ほら
今年もまた
もくれんが
他人の家で咲こうとしているよ

親が子供に発信機
子供も親に発信機
家族みんなで発信機
今日も安心異常なし

簡単に
わかりやすく言うと
夢のない大人になってしまった
『自分を自分で殺した』んだよ
だれのためでもない
自分のために

甘い梨しか
知らないだろう
お母さんが
剥いてくれる梨は
甘いところだけだから
真ん中は
裏切りの味
 

[312]ペポパンプ[2007 02/17 09:29]
「幸せ」

鹿威しの音
着物の擦れる音
鳥の声
朝の日差し

お茶を点てる音
笑顔が行き交う
今日のお花は
マンサクの花

自家用飛行機で
隣りの町まで
一っ飛び
今日は晴れ、異常なし!
 

[311]ペポパンプ[2007 02/04 11:15]
「一粒の涙」
人の心をつなぐ涙
人の心が離れる涙
人の心が粗末な涙
人の心が苦しい涙

涙の数だけ強くなれるよ
涙の数だけ優しくなれるよ
涙の数だけ我慢できるよ
涙の数だけ幸せは大きいよ
 

[310][01/04 02:14]
壊さないで
壊さないで
真っ直ぐな目
真っ直ぐ背けた
影だけの世界で 今日を焼く

真っ白な街に
移動遊園地が
毎日のようにやって来て
パレードが終わったら
何も残らない
帰れない 帰らない 帰れない


今日もまた
選ばれなかった
明日も遠吠えるよ
使えない雑踏の一粒が
 

[309]アザラシと戦うんだ[2006 12/26 22:16]
のさばる 低気圧を
麺棒で のしてみたら

あーめーぐぁー…
ドーサドサドサドサーって
降るもんだから

いーえーぐぁー…
グーラグラグラグラーって
揺れちゃったりなんかして

壊れなきゃ良いな 家
 

[308]蒼木りん[2006 12/24 23:30]
けるけるけろけろ
けれけれけりけり

蹴る石もないわ

わたし
あした値引きされるケーキねらってる

わたしは既に
値引きされた商品だけどね

かわいそうっていう気持ちは
もってるよ

粗末に扱わないで
どんなものにも

そんなわたしでも
ときには
蹴りたいときも
あるのさ
 

[307]ペポパンプ[2006 12/22 20:42]
「休み時間」

コーヒーをマックで飲んでいるか
折り紙折ったり
家で昼寝したり
裏技の本読んだり

町を散策して
新しい発見があったり
詩の材料になる
人と話すのが好き

でもテレビは見ない
洗脳されるから
やらせのオンパレード
音楽を聞く

自分だけの空間
コーヒーの回数券を貰う
怒って命令する人の言う事を
逆らわずに従う。

星を見上げて
自分の小ささに
虚しくなり
でも笑顔でいたい。

月が上るのを
口を開けて見る
世の風は暖かく
体を突き抜ける。
 

[306][12/08 01:53]
黒い馬
雨のグラウンド
響いている音
蹄の中に生まれる
静かな休み時間

誰かの背中はいつも多弁で
信頼には程遠い
黒い馬は一日中
誰も乗せることなく走り続ける

僕は聞いている
椅子に座ったまま
視線を窓の外へ向けて
何も見ない
誰かの声が体をすり抜ける


帰りたい
と僕は思っていて
蹄の音がまた
グラウンドを一周する
帰りたい
と僕は思っていて
いつ外へ出たのかを知らない

休み時間は終わらない


そこにつながったのは
どんな昨日だったのだろう

全ての黒を夜が染めて
朝までの時間を騙す
蹄は足跡を残さず
音は遠ざかることを知らない


気が付くとまた
誰かの声はどこかへ帰り
休み時間が続いている
 

[305]蒼木りん[2006 12/01 22:19]
闊歩したのはいつの日か
かっぽ
カッポ

カッポ カッポって
馬の足音
お椀で鳴らす
馬の足音
馬になる子は
今はいない

時代は
カッポ カッポと歩かない
パカラッ パカラッと走らない

いくら雨が降っても
きれいにならない土壌
それでも
芽が出で花が咲く

それを
馬が食べちゃった
それを
馬が踏んじゃった
 

[303]輪橋 秀綺[2006 11/04 20:52]
あったらしい靴!
何、この
あったらしい靴!

古び破けた僕のスニーカーは
靴屋に整列しているスニーカーたちを睨んで
そう呟いているみたいだった。

半ば慟哭して。
 

[302]イズミナツキ[2006 11/04 09:34]
待つのは嫌いで
待たせるのは大嫌い
30分前行動
したのに
待ち合わせの場所に
君がいるんです
あーあ、
君には敵いません
うん、
欲しい物があったら買ってあげる

#尻に敷かれてる人?
 

[299][11/01 20:06]
生き延びる
という言葉が含んでいる
不快や逃避の色合いを
青で塗り潰し
生き延びる


不確かな感覚が
朝日の嘘に似て
何度も繰り返し訪れ
白く染まったものが
いつからか見えにくい


生活は今も走り続けているが
想像力は長い間立ち尽くしている

とは言うものの
停留所はずっと先を走り続けているので
まだ大丈夫なのだろう
今のところは




昼と夜の間に
気付くことがなくなった

飯を食べながら
違和感を消化して
将来
という言葉を
夜通し咀嚼し続ける


明日もきっと
明日のことを考えているだろう
 

[297]くろねこ[2006 10/10 23:48]
僕が逆立ち
障子にブスッ
君が逆立ち
襖がバタッ
ママが帰って
頭をゴツン
 

[294][10/07 22:16]
分からないまま
首を縦に振る
流れにまかせて泳ぐ
そして時々溺れる
深い海の底で
深呼吸するような
青い空気に染まっていく
太陽と共に
嘘が暮れて
夜と共に
言葉が空を滑り始める
明日
知らないこと
の多さを知っている
分かりあう
月に反射する
光の見え方が
あなたとは違うということ
気が付けば
少しずつ
針が回って
地球も一回転して
同じ坂道から
また昨日が滑り落ちる
 

[292]蒼木りん[2006 10/07 00:35]
冷蔵庫の中で
凍死自殺でもしようかな

そんな
しょげてる仕事場で
親の顔を思えば
こんなことぐらいで
挫けているのが
情けない

何が起きても更に
乗り越えて

越えてきた人は
「あなた」です

それを知っているあたしは
あんたらとは
できがちがうんさ

多少の傷では
騒いだりしないのさ

冷蔵庫で
凍死なんてさ

そんな恥ずかしいことできるか!
 

[289][09/28 01:15]
大雑把に言って
価値がありません
それには

あなたにとって
必要の無いものだと言えます


ゴミの日に出すか
地面に埋めるか
あるいは鴨川に流すのをお勧めします

どこに放棄したところで
あまり影響は無いと思われます
元来汚れていますから

もしかすると
あなたも汚れているかもしれませんが
気にすることはありません

それよりも
あなたが今考えるべきことは
一刻も早くそれを手放すことです


風景が色付いてしまう前に
 

[288]イズミナツキ[2006 09/27 20:09]
憂鬱が付きまとう
あの、ポチの散歩の邪魔だから
どっかいってくれません?
ああ、そう、ヤですか、そうですか
いいですよ、
朝は好きですから
どうせ家に帰る頃にはいなくなるんでしょう?
じゃあそれまで、――そうですね、
これからの自分について、大雑把に話し合いでもしましょうか
 

[286]蒼木りん[2006 09/26 12:15]
生活という窓から
他人の庭に咲く白い花を見ている
風に任せゆれているてんこ盛りの花
ベットに眠る人は
この世と夢を行き来する細い糸
生活という
書類の山に埋もれる想像
茶の間のテレビの笑い声
氷のような空の音
キーを打つ音だけ響く部屋
会社と
世間とつなぐ細い糸
霧の向こう
ゴールなんて見えない
とりあえず眠ろう
枕の在るしあわせ
 

[285][09/15 23:22]
枕があると昼間でも眠ろうとするのは他にすることがないからであって、眠いとか辛いとか逃避とかそういうのではない。

明日は休みであり明後日も休みであり、それでいて休まらないのは何故か、きっとそれは一人天井を見上げながら分かることではないと。

空の色が変わっていくので僕は窓の外側に目をやりそこにはいつも空以外は見当たらないから、そのままずっと見上げ続けることになってしまう。

それでもいつかは腹が減り喉が乾き話もしない誰かに会いたくなって、枕のこともしばらく忘れるだろうと考えながら、「生活」と軽く呟いてみる
 

[284]くろねこ[2006 09/06 22:48]山内緋呂子
あなたも私も好きは嫌い
彼女も彼も嫌いは好き
ハンバーグもコロッケも旨いは不味い
銭湯もトイレも焦るは余裕
座布団も枕も涼しいは暑い
 

[283]イズミナツキ[2006 08/30 09:44]
証拠は無いが
あなたが犯人だというのは明白なんですよ
いい加減白状したらどうですか
いい加減に――
誰が?
あなたじゃない?
白状するのは私?
ああそうかもしれない
白状しましょう
証拠は無いけど明白な事
私はあなたが好きです
 

[282]蒼木りん[2006 08/30 00:00]
よくない

いえ、
欲があるのは
わたしです
欲がなくても
満ちたりた頃
こころの器には
あなたのことだけ
いっぱいに映って
もっともっとあなたが欲しい

それがある種
満ちたりてしまった後の
別の器に
こぼれた思いは
入れることはできなくて
今は本当に必要なものだけ
入れたいのだけど
そんなものは
すぐに蒸発してしまって
人の暮らしって
いつからこんなにつまらなくなったんだろう

卑怯で
薄情で
意地悪
おまけに弱虫
いいところといったら?
人殺しはできないところくらい

二人で長いこと暮らしていると
性格が似たり
逆転したりすることもあるから
それは
進歩があった証拠だね
 

[280]イズミナツキ[2006 08/28 23:13]
拾いにおいで
此処まで来たら
褒めてあげよう
それが罠と知って尚
来れるのなら
いわゆる苦悩や絶望の中で
最後まで立っていたら
希望を持って
褒めてあげよう
さあ勇者よ、かかってくるが良い
 

[278][08/28 17:29]
今もまだ呼んでいますか?
空の音
聞こえていますか?
耳を塞がずに
声を放つ勇気を持っていますか?

あなたが憎んだ朝は
ただやってくるだけのものでなく
良くも悪くも
何かを運んでくるもの

あなたが望んだ雨は
窓越しに見れば美しく
外を歩く者には厳しく
同じ時間だけ降り続ける

変わることのない日々が
繰り返すことは
絶対に幸せでなく
慣れていくことが
何よりも危うい
知ったところで
何が変わるのでしょうか?

手を伸ばしてください
掴むものが見当たらなくとも
手を伸ばしてください
はじまりを忘れてしまった体に
あなたが生まれた時の声が
静かに届くように
 

[277]くろねこ[2006 08/27 01:31]
護るにはあまりに希薄な
その指先からしたたる
ひとしずくに震える
海と海のあいだで
呼んでいますか?
 

[275]蒼木りん[2006 07/29 01:26]
大学いも
ほんとうは
大好きで
買って帰りたいのに
夕食のおかずを優先
わたし
わがままでないでしょう
噛みつかれそうになっても
ずっと耐えている
だけど
誰も褒めない励まさない
時には
自分を大切にしなくちゃね
わたしにも
主する権利と尊厳される権利がある
誰か
上手い弁護人いないかな
大学いもの
黒ごまが絶妙だよ
 

[274]きみ[2006 07/26 09:56]
咬むtoギャザー、ライトな 追う婆 me
ってビートルズの歌だね

そういえば そういれば
昔ビートルズ大好きだったな

私がロックを好きになったのは
ビートルズのおかげだよ

その後クイーンを好きになったり
いろんなロックを聴いたものさ

今となっては 素敵なロック歌手なんて
滅多にいないものさ
 

[273]蒼木りん[2006 07/26 00:31]イズミナツキきみ
ソースレバー酢コショウは( )良く見栄る、鴨

かも?

カモン、カモン、
カモン、カモン、
家紋、家紋、
家紋、家紋、
プリーズ プリーズ ミー オゥ イエー like l please you

咬むtoギャザー、ライトな 追う婆 me
 

[272]イズミナツキ[2006 07/22 19:44]ペポパンプ
何をやっても
うまくいかず
それでも泣く代わりに
笑ってみせる
ごまかしてるわけじゃなくて
このくらいで
いちいちしょぼくれててどうすると
前向きに考えている
そうさ
私は不器用なんだから
それらしく我武者羅に
闇の中に手を入れて探り出せばいいんだ
そうすれば少しはかっこよく見える、かも
 

[271]ペポパンプ[2006 07/16 15:13]
*本当の僕はここ*

本当の君はどこ?
本当の僕はここ。
本当の貴方は10年前
見つけ物は過ぎた過去
君は眠り
僕は笑う
妹は泣き
弟は聞く
本当なんて言うものは
存在しない
夢か現か幻か
全部儚い夢の如し
コンタクトをつけ
すべてを偽り
すべてを欺く
嘘をつく
楽しければいい
難しい事はわからない
面白可笑しければ
何をやっても構わない
 

[270]くろねこ[2006 07/16 01:14]
見えた気がした蜃気楼
聞こえた気がした合気道
香った気がしたお焼香
ほんとうは君はどこいった?
 

[269]まきび[2006 07/12 02:25]
頑丈な歯で肉を噛むことと
入れ歯でピーマンを噛むことは
同じくらいの労力だろうかと考えたところで
老いらくの心などわかるはずも無い

今 ライトアップされた遠方の橋を見ている君
足元の少し先にある水に気づいている?

君のあどけなく華奢な肩を見るたびに
僕は手を引っ込めずにはいられない

なさけない僕と共に歩んでなどと
いえるわけが無い

しばらくすると目の前を船がプカリプカリ
屋形船からは誰の声も聞こえてこない
それどころか明かりすら消えていて
まるで幽霊船のようだ

君はだらしなく組んでいた脚を締め
ハイヒールで地を踏む
「帰りましょ」
君が言った
スカートが悲しそうに風にはためいた
肩がさっきよりも厳つくなった

僕は突然決断を迫られた
入れ歯をはめた骸骨が
二人並んで歩いてる
非現実的な遠くが
見えた気がした
 

[268]蒼木りん[2006 07/07 08:59]
ちょっとしか食べない君の便は
細いのではないかと
余計なお世話
短い昼休みにもなれて
みんなより早くはじめないと修羅場だから
笹薮に蛇
笹の葉はしぼむ
いつから
願いが叶わないと知ったのだろう
願いを叶えるのは
自分の手足と口にする言葉
条件を整えて
おしゃべりは
過ぎても無くてもいけないね
たから普通のことは言わないよ
挨拶以外はね
短冊に書くなら
『頑丈になりたい』
 

[267]くろねこ[2006 07/07 01:27]
懲らしめに
雲かくれ便秘気味な
小川ちょろちょろ
 

[266]小池房枝[2006 07/06 07:57]佐々宝砂PULL.
              
夕凪に
ウナギが浮かんでいました

朝凪には
サナギ

風の止む時間

風の中に
佇むものたち

あらためて
目を凝らしてみると


#「うな」をいただきました。
 

[264]蒼木りん[2006 06/30 23:59]PULL.


夜行性なのか
夜になると元気になる婆が
大声で機嫌よくも
喚く濁声
お盆を過ぎたころ
わたし
静かになった田舎に帰省します
電気も水道も
惜しみなく使われて
堪え性もなく
計画性もない
ふっと
誰か好みの人に
やさしくしたくなった
やさしくされたくて
確かなものなんて
今はなんだか信じられなくて
青を亡くした
空みたい
わたしは
静寂の夜も
この家の時間も奪われてしまった
 

[263]ペポパンプ[2006 06/27 07:37]ふるる
ひとつの袋に二人は入り
徒競走
二人の息を合わせていざり歩く
転んでは立ち上がる
ああもしもこうして
同じ穴のムジナが
寄り添いあい
いつしか離れる
甘い時間が流れ
ムードミュージックを片手に
踊りまくる
周りを魅了する
朝早く散歩をして
朝早く食事をして
朝早く庭を掃いて
朝早く皿洗いする
艶かしい仕草
アドレナリンどくどく
顔が赤くなる
マンボウちゃちゃちゃ
 

[262]佐々宝砂[2006 06/23 21:42]
わたしにくれ
殺戮を 消去を 削除を 死を
今日のわたしのなかに残る
昨日のわたしを抹殺してくれ
あなたを求めているのは昨日のわたし
わたしを苦しめているのは昨日のわたし
だから昨日のわたしを抹殺してくれ
そうしたら今日のわたしは一人で立って
一人で去ってゆく
昨日のわたしと今日のわたしは
冷めたコーヒーとアイスコーヒーよりも
ずっと大きく隔たっていて
だのに同じひとつの袋に入っている
 

[261]蒼木りん[2006 06/21 23:45]
ずらも買えないヘボ課長を筆頭に
あなたたち
自分の尊厳ばかり主張いたしますな
人への
思いやりとやらは
絶滅に瀕しとり末世
ノストラダムスの予言の年
以後
切迫する事態がなくなってしまい
日本人は
バラけてしまいました
石油に頼らなければ生きられない
錯覚した世の中に
もうそろそろ親離れ子離れしなさい
みんながやっていることって
なんだかおかしい
エジプトの女性みたいな化粧は
見るだけで疲れる
ウザイっていう言葉は
おまえらが使う言葉じゃなくて
あたしがお前らに言うべき言葉だよ
こんなにどんよりしていちゃ
ジューンブライドもなにもない
思い通りにならないと
離婚をするようじゃ
黄色いキューイを食べる資格はない
お金がもったいないじゃないか
わたしにくれよ
 

[259]マッドビースト[2006 06/18 09:23]
「夕食」

 傷つきやすくおびえて
 皿に乗って
 食卓にならんでいる夕食

 よく噛み
 よく味わい
 飲み下す

 エネルギとなって燃やされず
 一晩ゆっくりと胃のなかで溶解される彼らと
 僕はこのいれものの中で
 伴に静かな夜を過ごす

 彼らと僕の精神は眠りの間
 いれもののどこかに集まり遊び
 その影が夢をつくっている
 そこで彼らはいつも朝食に憧れている
 

[258]ペポパンプ[2006 06/17 22:26]壺内モモ子
「ももちゃんと僕」

忘れてきた言葉を取りに行く
涙を流して取りに行く
息ができないくらい
いっぱいの思い出

ももちゃんと手をつないで
ゴンドラブランコに乗る
ももちゃんと梅干を食べる
一緒に学校に行く

一緒に夕日を追いかけ
一緒にシャボン玉吹き
一緒におままごとして
一緒に夕飯を食べる。
 

[257][06/17 21:46]
 

吸い込んだその速度で

失われた多くのものに

かける言葉を探した

過ぎていく今を忘れて
 

[256]マッドビースト[2006 06/15 23:39]
生き生きて
巡り巡りてまた夏

形は同じでも
飛ぶ虫は去年とは別の命

ならば季節も
新人かもしれない

私も負けてはなるものかと
大きく息を吸い込む
 

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