しりとりの詩 2nd[285]
09/15 23:22


枕があると昼間でも眠ろうとするのは他にすることがないからであって、眠いとか辛いとか逃避とかそういうのではない。

明日は休みであり明後日も休みであり、それでいて休まらないのは何故か、きっとそれは一人天井を見上げながら分かることではないと。

空の色が変わっていくので僕は窓の外側に目をやりそこにはいつも空以外は見当たらないから、そのままずっと見上げ続けることになってしまう。

それでもいつかは腹が減り喉が乾き話もしない誰かに会いたくなって、枕のこともしばらく忘れるだろうと考えながら、「生活」と軽く呟いてみる
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