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この世の中には
不愉快な言葉で溢れかえっている

目を瞑っても
耳を塞いでも

棘のある言葉が
皮膚を突き破って
神経にグサグサ刺さってくる

ああ どうすればいい
目と耳が欝に ....
ひと気の無い遊園地の回転木馬は何の夢をみているのだろうか

つまらないことで君を傷つけてしまったり

幼稚な振る舞いを見せびらかしたり

いま秋は深まる


間違いなく哀しみはやって ....
 

キラキラパチパチ

うるさい花火

ガラガラゴロゴロ

観覧車

ぐるぐる回って運命刻む

てっぺん子供

右と左に天使と悪魔

一番下で老人が、重たい鉄骨支えて ....
 

青い空ゆく薄い雲

高い方では風速く

何でもすぐさま過ぎてゆく


青い空ゆく薄い雲

何も描かず消えてった

消えた雲たち どこにもいない


青い空だけ光  ....
遠くにたなびく雲たちが
かすかに色づきはじめた

広くひらけた空
あんなに遠くにと思われた空は
見上げると
ふれられるほどに近かった

象の親子のかたちをした雲がやってくる
風にのっ ....
怪物が生きている

光輝く彼の歯は

ぼくらの目の前まで延びてきて

触手のようにでろでろと頬をなで回す

ペッペペペが時間を移動する

阻止はできない

絶対出来ない

 ....
この街に来てからというもの
僕は
何もすることがなかった
仕事がなかったから
人混みの中に紛れては
帰るべき場所を探して歩いていた気がする


遠い昔のことではない
不況は今もこ ....
るすでんが
でんわにたまっていく

れいぞうこには
こえのないものばかり
たまっていく

それでも
たべなければ
こえもにくもへらないから

るすでんを
ひとつひと ....
私の心 守ったならば
あなたのことを 愛せたでしょうか
あなたの心 守ったならば
私のことを愛せたでしょうか

ああ 出来るなら愛をもう一度やり直したい
ああ 出来なくても自由をもう一 ....
きもくさもはなも
あんなにきれいなのに

ほんとうは
にんげんになりたいんだろうか

こんなにきれいにうまれて
よごれながらいきて
またきれいにしんでいく

そんなもの ....
 

電話が鳴る
慌てて冷蔵庫の扉を開ける
受話器が耳に冷たい

+

電話が鳴る
慌てて冷蔵庫の扉を開ける
外はすっかり夏のようだ

+

電話が鳴る
慌てて電話機と冷 ....
今日2011年10月22日、
夕べ5時20分なのに暗い

冬至までふた月もあるのに
隣りの雨戸が静かに引かれた
5時過ぎれば明かりを点けて
籠って私的な時間となるのだろう

うちに何と ....
  あははとわらって
  はらっぱはしった
  あはは、
  あはは、
  ばかみたい。


  いひひとわらって
  きみにちゅうした
  いひひ、
  いひひ、
   ....
おれとおまえと
ついに頂上決戦
戦慄く足元
吠える顔付き
いやんなっちゃうね、まったく

今までこまこま色んな奴と勝負して
やっと勝ち上がったはいいものの
どうやらおれのやる気は
音 ....
頭蓋骨にできた
真新しい裂け目から
溶岩のように少しずつ
少しずつ溢れ出し
酸化され忘れられる
無数の棘で成立した
忌まわしい果汁

マイナスの体温で
初めて気づかされる
曾祖母の ....
言葉の意味を知らないこどもは
オウム返しに使うという

切ない気持ちになったとき
切ない切ないと言い続ければ
あなたは手を添えてくれるだろうか

急ぎ足の大通り
向かう先はどこなのだろ ....
終電車は目的地まで届かず
私の気分はバンジージャンプあとの伸び縮みするゴム
はてどうしようか、
タクシーに乗ろうか乗るまいか
歩いて帰ろうか

夜の気分はおいでよと誘う

自動販売機は ....
小雨に濡れて
ススキの銀色の
穂を少し羨みながら
宵口のやたらと
ライトが眩しい

足元を見詰め
プラスチックの袋
足もふらふら
空っぽの心と筋肉
ヤクはやってません

こんな ....
絶望と希望はいちにち一往復が限界だった
苺のような滴りに身をゆだねながら
時を呼びよせる甘い夢をみている

木から落ちてゆく大きな白い花びら
スローモーションの重みの永続
僕の傷口で虫たち ....
きはひとりでは
きになれないことを
しっている

だから
もりになった

さみしいなんて
ことばもしらずに
嘆きを海に投げかけてみた
試練の波が激しく返り

嗚咽をあげた私に
百雷の海鳴りが

怒涛のように
私に叱咤激励を置いていった
私は息詰まり行きどまりそうになり

どうしようもなくなったときに

小指を鉛筆削りの中に入れ

小指に繋がれた色々な糸と一緒に削ってしまう

それがいいことではないとわかっていながらも ....
君の季節
君の季節
君の季節がやってきた
君色に吹く風は
あの頃のいさかいとはまったく違って
とても優しくて
だから余計に寂しい

君と一緒にいた頃より
君と別れてからの方が
君を ....
家人と他人を区別した時
小さな恋の芽がとんがってくる
知らない人だから知りたいと
恋の芽は好奇心
たとえば竹が一本輝いて見えたなら
誰でも中を知りたがる
どんな人?

あんな時こんな時 ....
雲が流れるように
私の心も留まることなく
常に流れ 常に薄れゆき
地上を眺めているのだろう

多くを求める人間には
幸せを感じる時間などなく
小さな幸せに 気づこうともしない

あぁ ....
宇宙服を着ている

砂漠のどこかを歩いている

汗は服の中にたまり

暑さは極度の疲労をうむ

ぼくはもうだめだ

先に行っておくれ

彼女は何も言わずに手を差し伸べる

 ....
私が見ようとしているものは
きっと 小さなものだ
この世界の中で 私が見ている
目の前を通りすぎていく出来事は
とてもわずかなものでしかない
握りしめた手の中で
ならない鈴を想ってる

思い出せない音色なら
失くした方がいいと思う

行間の旅に飽きた頃
君のさよならがきこえたよ

秋風の音
カーテンで知る

さよなら ....
ほんとの自分を探したって
ぼくらは液体だ

この人の前では四角くて
あの人の前ではまん丸い

あいつの前では黄色くて
あなたの前では水色だ


どれがほんとでどれがうそか
考えた ....
 
 
窓ふきをしていたはずなのに 
気がつくと父の背中を流している 
こうしてもらうなんて何年ぶりだろう 
父が嬉しそうに言う 
十五年ぶりくらいじゃないかな
僕が答える
父の狭い背 ....
さすらいのまーつんさんの自由詩おすすめリスト(363)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【_アスタリスク_】- 泡沫恋歌自由詩17*11-10-23
衛星の秋- 梅昆布茶自由詩311-10-23
memento_mori- mortalis自由詩111-10-23
- mortalis自由詩111-10-23
うつろい- 佐々木青自由詩611-10-23
踊り子とジーザスみたいな奴ら- 空中分解自由詩311-10-23
どうぞ、働いてください- 番田 自由詩311-10-23
留守番電話- 小川 葉自由詩311-10-22
スイセン- アヤメ自由詩111-10-22
人間- 小川 葉自由詩5*11-10-22
電話が鳴る- たもつ自由詩311-10-22
まだ十月なのに五時半なのに- 木原東子自由詩7*11-10-22
わらいうた- 草野春心自由詩3*11-10-22
メインバトル- 桐子自由詩211-10-22
一生寝て暮らしたい- 花形新次自由詩2*11-10-22
夢街行き- 朧月自由詩411-10-22
夜を歩く- 灰泥軽茶自由詩3*11-10-22
青春の孤独に似てる- 木原東子自由詩11*11-10-21
振り子の夜- つむ自由詩5*11-10-21
- 小川 葉自由詩811-10-21
返答- subaru★自由詩20*11-10-20
鉛筆削りの使い方- 灰泥軽茶自由詩4*11-10-20
君の季節- 真山義一 ...自由詩2111-10-20
詩になじまない仲- 木原東子自由詩3*11-10-20
流れゆく心- 菜穂自由詩2*11-10-20
足跡- 空中分解自由詩311-10-20
影の中で- 番田 自由詩311-10-20
さよなら- 朧月自由詩311-10-19
ほんとのぼく- 凪 ちひ ...自由詩711-10-19
窓ふき- たもつ自由詩10*11-10-19

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