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言葉はいつも
私の手を すり抜けていく
それは 一体 なぜだろう
間違った道を 歩いてきた
言葉を 選んでは
同じ失敗を繰り返した日々

だけど 愛は 決してそんなものではないだろう ....
知っているのは
僕の 何も 知らない
いつも僕が歩いた
昨日 ぼんやりと 歩いた道だけ

知っているのは
だけど なんだったのか 忘れてしまった
帰り道を 見つめている
誰かの思い ....
友達の奏でる音楽
目は いつも 虚ろだった
私は 一人
川面を 漂う


その きらめきを
その楕円を
周囲の斑点の中に見て 漂う


対岸に 野球少年
川の向こうに 東京が見 ....
海辺のウニ
山にはキノコ
僕の闘争
とても 昔の 日本

魚を釣りたい
言葉ではない 本物を
車の中から
僕は 街を 眺めた
人が歩き回っている
今日も 黒い コーヒーが 湯気 ....
僕に見えていた全て
だけど 見ていたはずの夢は消えかけていた

多くのものを手に掴みたい
そう思えた あの頃の僕自体が若かった

時は流れていく
そこにとどまることなく
人の死なん ....
この街に来てからというもの
僕は
何もすることがなかった
仕事がなかったから
人混みの中に紛れては
帰るべき場所を探して歩いていた気がする


遠い昔のことではない
不況は今もこ ....
私が見ようとしているものは
きっと 小さなものだ
この世界の中で 私が見ている
目の前を通りすぎていく出来事は
とてもわずかなものでしかない
人の多くは 疲れた 幻のようなものなのであるが
私は 何も知らない そのことについては
いつまでも そっと 川面を見ていた
疲れだけが 転がっている
空の真上に へばりついたようにも見える ....
街の中に確かなものは何もなかった
生きていることだけ
長いぼんやりとした毎日の中を
ぼんやりと 糸を 伝うように

忘れられたらと思う
今までのぼんやりとした苦しみの類を
私の見ている頭 ....
街の中で得ようとした
私には無い感覚をいつも 追いかけていた 気がする


それは私に無関係な場所ではなかった気がする
想像とは一体何なのだろう


望んだものは あまりにも 遠す ....
僕にとってはどうだっていい
人間が思うことなんて
言葉もなく 流れた
詩には いつも
目的など ないだろう
垂れ流されるだけ
頭痛をもよおす
暗い部屋の ノートの上に
寂しい言葉を書い ....
さすらいのまーつんさんの番田 さんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
間違った信念- 番田 自由詩411-11-6
もう、一人で生きていくには遅すぎた- 番田 自由詩411-10-30
君の現代詩が、風に吹かれて飛ばされていく- 番田 自由詩211-10-28
現代詩の無い国_バラード- 番田 自由詩411-10-27
ハート- 番田 自由詩211-10-25
どうぞ、働いてください- 番田 自由詩311-10-23
影の中で- 番田 自由詩311-10-20
川の幻影- 番田 自由詩311-10-19
俺の心にはいつも- 番田 自由詩111-10-18
スターバックスを見つめて- 番田 自由詩311-10-14
部屋の風- 番田 自由詩511-10-2

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