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うそでも
すきだと
いわなかったことが
わたしのおおきな
足かせになり
あなたは
いまや
かるがると
海のうえをとんでいる
せかいがもう
徹底的に
やさしくなっちゃって

きみを
守りたかったぼくは

傷つけるとこから
はじめた
きのうは愛してたけど
きょうは愛してない
あさってはちょっとだけ
愛してるかも

そんなていどで
生きてるから
手首に線路がおろろろろ

わたしはしってる
じぶんできめる
す ....
空きびんのそこに
ひかりをいれるやりかた

まくらについたにおい
夜のしみついた

空きびんのそこにある
ひかりみたいに
安っぽく
安らかで

失われやすい
性質だったな
 ....
  猫よ
  おまえは邪魔だから
  どこまでも流れていってしまえ
  そう言うと僕は
  ギャアギャアとあばれる君の飼い猫を
  便器に放りこんで
  「大」のレバーを回したのだ ....
からだがなかなか
かわかないので

手当たりしだいに
夜をあつめ
からからのからだを
あたためている

あたためている
そのうちに
いままで使った
うそや悲しみが

いっ ....
夜をつくれるし
温度も変えられる

あなたが泣いていても
笑うことができるし

一日に七個のケーキを食べることもできる

わたしは

あなたのものになることもできるし
あ ....
アイスクリームは

こんなに冷たいのに優しい
甘い

すぐに消えてしまうのに
変わってしまうのに

甘くて

言葉の通じない
子供の笑顔もひきだしてしまう

冷たいのに

 ....
わたしたちはそこに腰掛けて
ふたりで缶入りのウーロン茶を飲むの
素敵でしょう

すべての終わりに

そしてそれから
あなたはわたしに傷つけられる

信じられないかもしれないけど
 ....
自転車で
スローダウンして
見上げた初秋の青空に
アオスジアゲハ
自然にまかせて舞おうとする
あなたのようだと思う

今朝気がついた秋は
褐色の落ち葉
乾いて道端に身を寄せ合って ....
せかいをあげるよ
そこできみはひとりぼっちになる
おもう存分たのしんでおいで
雨が降っている。わたしは埋葬する。恋のような、後悔のようなものをを埋葬する。小さなものを。浴槽に腰掛けてひやりとした刃をあてられる。剃り落とされる。粟立つ。あなたの顔が見えない。膝元に屈み刃をあて .... 街も人もびしょ濡れで
だれもきみにかまうもんか

いいから
こっちに来なよ
できる
けどしない

あなたは
わたしに
なんでも

けど
しない
ちか頃では
傷ついたほうが
えらいので

みんなずたずた

わたしは
Tシャツに
「まんこ野郎」

プリントして

まちをあるく
白妙の開襟シャツを
風が吹き抜け
猪目山には
夏の雲が浮かぶ

ピンで留められた
7月のカレンダーは
はるかな尾瀬の
遠い空

固い凍土に覆われた裏庭で
キャチボールをしよう
 ....
ある日あなたは月だった
僕は宇宙飛行士になった

ある日あなたは歯車だった
僕はそっと時計をばらした

ある日あなたは数式だった
僕はチョークを折りまくった

ある日あなたは風だった ....
いちばんだめでも
しぬだけさ
わらっていってたのに

あのとき
わらってあげれば
よかった
  そんなに簡単に
  悲しむなんて
  駄目だよ
  ぼくが許さない



  レモネードがはじける
  モリッシーが嗤う
  あまりに
  ぶきような
  きょうの日 ....
この夜はあかるすぎる
きみが上手に眠るには

だからぼくは
月も星も
希望もしまってしまおう

明日も
あさっても
きみのみえないところへ
しまってしまおう
張り巡らされた白
落ち着きのない床
僕に迫るトイレ
階段から落下

きのうみたよ
ここでみたよ
ガムでくっついた足跡を

蚊に刺されたの
それはあかいの
それはかゆいの
掻 ....
絶望が空でとぐろを巻いている
僕は今日 夏に百万回殴打された
熱いアスファルトに嘔吐した胃液は
夏らしくきらきらと輝く
  夕暮れの教室に
  ぼくたちは産み落とされた
  生きてゆくことは
  いつ終わるとも知れぬ居残り
  帰る家もなく
俺の目は
本物の海を写し出すことを
待ち焦がれている


ここから一番近い海に行ったとしよう

自分はここに
自然は向こうに
生憎その間に色んな障害がある

向こうから敢えて
 ....
あるえらいはかせが、人間の心をもったロボットを作ろうとしました。
はかせの作ったロボットは、見かけは完成しましたが、
まだ人間の心をもっていません。
はかせは、ロボットが人間の心を手にいれられる ....
グミを食べているときは
世界で何が起こっているかなんて
考えもせず
ただ幸せな気分に浸っている

「必要とされ 必要とする」という
かくも疑わしき言葉に
涙を流したこともわすれ
ただ  ....
今日も殺されなった
誰も殺しに来なかった

そう思っているということは
まだ殺されてないということで

今日も殺されなかった

コンセント差さっていない扇風機
ほこりの浮いた麦茶
 ....
自ら輝けないとしても
淡い光を放っていたい
誰かのお陰だとしても
夜空に浮かんでいたい

ウサギが餅をついてるだろ
かぐや姫も待ってるだろ
六分の一の重力で
空中散歩もできるだろ

 ....
帰り道に見たのは
幻なんかじゃなかった
でも夜が開けて外を見たら
雪は積もっちゃいなかった

子供の頃に夢見たのは
白銀の世界の王国
でもこれじゃお城どころか
雪だるますら作れない
 ....
いつまでも自分だけは
変わらないと思ってる
そんな甘い考えを
持ってる自分が嫌いで

自分のことを嫌う
その自分もまた嫌いで
いつまでたっても堂々巡り

僕の好きな僕はいない
結局 ....
さすらいのまーつんさんの自由詩おすすめリスト(363)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かせ- はるな自由詩311-9-21
やさしさ- はるな自由詩311-9-20
自分できめる- はるな自由詩311-9-20
性質- はるな自由詩511-9-18
君の猫- 草野春心自由詩8*11-9-16
かわかないからだ- はるな自由詩611-9-10
できる- はるな自由詩311-9-10
あたたかいアイス- 朧月自由詩211-9-9
すべての終わりに- はるな自由詩511-9-8
アオスジアゲハへの手紙- たちばな ...自由詩17*11-9-7
せかいをあげるよ- はるな自由詩511-9-4
埋葬- はるな自由詩611-9-4
- はるな自由詩411-9-3
けど- はるな自由詩5*11-8-31
まちをあるく- はるな自由詩811-8-30
夏の思い出- まんぼう ...自由詩311-8-28
君追い虫- D-drive自由詩311-8-25
口癖- はるな自由詩311-8-25
レモネード- 草野春心自由詩10*11-8-25
この夜は- はるな自由詩1011-8-24
THE_CLOSET- ゆうと自由詩111-8-9
絶望- ぎよ自由詩511-7-21
居残り- 草野春心自由詩3*11-6-23
綺麗なプライベート・ビーチが欲しい- 一 二自由詩411-5-28
にんげんのこころ- オノ自由詩211-5-20
グミ- 葛西曹達自由詩411-5-4
今日も殺されなかった- かなりや自由詩411-1-27
月になれたら- 葛西曹達自由詩510-1-12
白い世界- 葛西曹達自由詩109-11-5
ちっぽけだ- 葛西曹達自由詩209-10-19

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