何年ぶりだろう
二人で食べる黒蜜のあんみつ

手術前のある日の病室

老舗の和菓子屋の前を通り
ふと気づいて買った
お土産のあんみつ

あんみつの中には
紅白の求肥や赤豌豆
漉し ....
哀しみは秋の日差しのように
ポロポロ
ポロポロ
こぼれるけど
いつまでこぼれるだろう
どこまでこぼれるだろう
哀しみは河の流れのように
サラサラ
サラサラ
流れるけど
いつまで流れ ....
茄子を収穫するときは
少し手前の枝ごと切りなさいと
教わった
少し大きくなったら三本仕立てにするんだよ


久しぶりの晴天で
開け放ったカーテンに蝉がしがみついて
鳴いてる
大声を ....
少し休みませんか


あなた頑張り屋さんね
手が言ってるわ ヘトヘト

でもあなた泣いたことないね
どうしてなんでしょう?


少し前
金環日食の起こった年でした

 ....
          140906
日々の営みを忘れ
食べることも
飲むことも
そのうち眠ることも
忘れた
思考回路が断線したらしいと
修理工は慣れた手つきで
チェッカーを近づけた
チ ....
            140905


有事の際は
可及的速やかに応援に駆けつけます
よく聞いた言葉だと思いながら
的とは何だ
適当だなと
敵の定義を
難燃化する

インク ....
青い空が広がる
絶好のボランティアデイズ

晴れ、ときどき孤独
フェイスブックは
今日もだれかれ楽しそう

どうかな
書き込む話題もないし

晴れ、ときどき孤独
 ー 行方不明 ....
 夜、キミのそばで 風が止んだ、そして


 夜、君のそばで風は止んだ・・・ そして


 夜、貴女の傍らで ふと風は止む、そして


 夜、キミの側で風は止む、僕は ....
アイスランドの国民的グループを聴いている
宗教音楽にも似た轟音にも似た雨の雫のような

ときおり雷鳴のように存在を粉砕しにやってくる
ミュージシャンたち

原型はうしなわれても様式は変化し ....
今日も同じ場所で立ち止まれば
聞こえて来る 母の明るい声

「あんたはヤクルトが大好きでね、
 お風呂上がりに必ず一本飲まないと寝てくれなかった。
 ある時買い置きがなくなっちゃった時があっ ....
サイレンを塞ぐ手のひら 許された騙りを口に含み 流した


「過去ノコト気ニセズキミヲ愛シマス」 「キチント知ッテ出直シトイデ」


終わらない 誰かのための美しさ 立ち居振舞い  ....
目標という題目の元

いくつもの逃げ道を見つけた。

(繋がりという、選択が出来る行い。)

向かって行った物が駄目な時

抹消という行動に出ようとするが

戻るという行いが出来る ....
ショッピングモールで
娘たちと七夕の願い事を短冊に書き
楽しんでいると

ふと目に飛び込む
誰かが書いた短冊


  もう二度とこの世に
  生まれて来ませんように


見知ら ....
出来ない・出来ないという気持ちで

毎日毎日過ごすなと

先生は言った・・・・。

「自分の出来ることからこつこつと、物事をやっていくことが一番いいようです。」

これが正しい・あれが ....
ぼんやりするひとときがすきだ
ふだんそれほど張りつめているわけでもないのだが

焦点のないゆるさがもともとすきなのだろう
いわゆる生産的ではないだろうそんな時間

とくに創造的である必用も ....
金魚草噂に花を咲かす妻 小さな靴の愛おしさを
ときおりこうして取り出してみる
小さな足はもう消えてしまったけれど

バーゲンセールは年々前倒しにやってくる
梅雨が明けてもいないうち
夏服には割引の赤いタグがつけら ....
おやすみのキスして君と眠る日がくるまで送るおやすみメール 夏野菜をピクルスにする
間引きのキュウリと
大根と
色鮮やかなパプリカと



あなたの傍にいつもいられますように、と
ピクルスは今日も味わいを醸す
題があるから
何処かに行ける
だから
LINEで縛り付けられたら
どこにもいけなくなる
新しいものを避けるのは如何なものかと
苦言を呈する人も居て
無料だから
どんどん採用すべしと言う ....
もういいかい!
まぁだぁだぁよ♪
なんどでも
繰り返し歌われて
元の意味が分らない
彼女に贈る歌かしら
あの子がゴミだって捨てちゃったもろもろを

一ヶ月くらい水車の横に隠しておいて

さざなみがつくる境界線のもっと向こうまで

もういいやってなった一歩手前まできたら

僕ん ....
からだの中に
炎を抱えている
燃え尽きることなく
大きくなるばかりで
自分でも
熱くて痛くて
どうしようもないんだ

ねえ
僕は傷ついているのに
どうして人を傷つけちゃあいけないの ....
だいこんおろしはきれいだな
ヒマラヤみたいにきれいだな

炊きたてごはんに
白いお豆腐

白い小女子きれいだな
だいこんおろしはきれいだな

だいこんおろしているうちに
残酷なこと ....
ただしい孤独は
凛として涼やかな音色であった

愛しい憂鬱は
窓辺に花をさして髪を梳かす

美しい季節は
褒めそやされて散る花びら達で
そこそこ保たれるものだ

どうしようもない時 ....
あの信号が変わる前に渡れたら
きっと うまくいく

ありふれた願を懸けた



決して走ってはならない

ありふれたルールを課した



早歩きがどんどん早くなる

早歩 ....
毎日同じ鉄のかたまりに
輸送されて思うこと
そして今日いまこの夜

毎日窓の風景が
ちがって見えます
今日の生ぬるい朝に
枇杷が見えました
冷たくしたら
どんなにおい ....
ホモスイッチは、
すべての男の人の
おしりの穴の中にあって
それを押すと
ちゃんとホモになれる
というか、
これを読んで
試してみようかって
考えただけでも
それを押さなくても
き ....
花火見る顔で嫉妬心を隠している ぬいぐるみを口にあてて金が欲しいと叫んだ
うめバアさんのおすすめリスト(869)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あんみつ- ……とあ ...自由詩34*14-9-8
後ろ姿- 渡辺亘自由詩1214-9-8
known- mizunomadoka自由詩814-9-8
休息- 瑞海自由詩4*14-9-7
毎日のこと- あおば自由詩6*14-9-6
インクを新しく買ったので印刷に熱中中- あおば自由詩5*14-9-5
晴れ、ときどき孤独- umineko自由詩11*14-9-2
_夜_- ヨルノテ ...自由詩214-9-2
日々の様式- 梅昆布茶自由詩16*14-8-30
ヤクルト- 夏美かを ...自由詩47*14-8-19
嘘に- 深水遊脚短歌5*14-7-23
無言の抵抗- 梓ゆい自由詩3*14-7-7
見知らぬ人の願い- ichirou自由詩8*14-7-7
うろ覚え- 梓ゆい自由詩114-7-7
ぼんやり- 梅昆布茶自由詩2014-7-6
金魚草噂に花を咲かす妻- 北大路京 ...俳句214-7-3
バーゲンセール- そらの珊 ...自由詩1914-7-3
おやすみのキスして君と眠る日がくるまで送るおやすみメール- 北大路京 ...短歌614-6-24
ピクルス- 鵜飼千代 ...自由詩12*14-6-22
- あおば自由詩4+*14-6-22
原題- あおば自由詩3*14-6-22
だからあの子はくずみたい- カマキリ自由詩514-6-21
サバイバーと、人は呼ぶ。- 瑠音自由詩214-6-20
だいこんおろし- 犬大好き自由詩3*14-6-19
ただしい孤独について- 梅昆布茶自由詩2014-6-19
早歩き- ichirou自由詩17*14-6-18
今日の夜の輸送に- かの自由詩3*14-6-17
ホモスイッチ- atsuchan69自由詩4*14-6-17
花火見る顔で嫉妬心を隠している- 北大路京 ...自由詩614-6-17
ぬいぐるみを口にあてて金が欲しいと叫んだ- 北大路京 ...自由詩914-6-17

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