納豆のカラシ

ぜんぶは入れない

納豆のカラシ

小袋に残る

納豆のカラシ

可燃か 不燃か

納豆のカラシ

とりあえず 可燃へ

納豆のカラシ

今夜もまた ....
尿を採取すると見せかけて
お茶を入れるとか
採取した尿は
俺のではないとか
言い張れば
不起訴になるガチョウ、もといカモ知れない
ことを教えてもらったのは良いが
間違えて午後の紅茶を入れ ....
  
       あなたが、綺麗って言う
        私は、そう、って言う

     

       あなたの後ろ耳が真っ赤で
       ....
優しさがかこむ教室誰だって乱れたなにか探して消して


優しさのつもりで混ぜた女子力はいらない焼酎そのままちょうだい


優しさの影に潜んだ絶望をみせてごはんを一緒に食べる

 ....
例えば、触れ合いだったり
例えば、水に触れる感覚だったり
音のふるえでも構わない

肌をゆらすそれは影響を与えている

私の身体に心に脳に

ゆらぎ として

共鳴する

強い ....
戴いた去年の賀状を
眺めながら
一枚 書くたび
次々に
押し寄せてくる
記憶の波に
浸るのではなく
溺れるでもなく
むしろ
耐えている
再生多発する 複数の痛みに

懐かしさな ....
           161207


狂い猫と核爆発
君はどちらをお望みか

水俣の化学工場からの排水に
水銀が含まれておりそれが
無機ならばともかく
メチル水銀化して
 ....
痛い腰我慢して
今日も逢いに行きます
いつもの場所へ

孫カップルの激しい恋よりも
深い想いしんしんと

還暦過ぎて初めて知った
愛の喜び

あの世までも一緒だよと
二世の愛を誓 ....
失くして
泣いてない
ミトンの片っ方
あの日 も
失くして泣いてはいない
もとっから持っていないものをどうやって失くすの
最初っから
捨てていてくれたなら
わたしのことを捨てていてくれ ....
料理をつくる
今日の分をつくって
昨日の分を捨てる

だれかと食べる
ひとりで食べる

料理をつくる
今日の分をつくるが
明日の分はつくらない

今日のためにつくる
わたしの今 ....
息をしている
すべてのものたちが
息という名の
うたをうたう
うたという名の
命を

深く
息を吸いこみ
ふくらんだ分だけの
息を吐く
そのあと
わたしのうたは
誰かの肺の中 ....
むかし
凍えて死にかけた野良猫を
お風呂で温めて助けた

その猫はそれから
私がお風呂に入ると
いつもお風呂場にやってきた

洗面器にお湯を入れてやると
自分からお湯に浸かり
静か ....
いけてる おばあちゃんでした
特筆したエピソードはない
けれど

名前が 池 てる

唯一無二の
おばあちゃんでした

寝言でドロボー!と叫んで
夜中におふくろを
震え上 ....
濃い青空に
舞う枯れ葉

陽光
影をよぎって
歩いて行くのは
今日の私

それを
懐かしむ未来の私の
ここは思い出の中
と思えば
宝石のようにキラキラ
まぶしい

今日 ....
なぜ秋が嫌いかと言うと
気が滅入るからで

なぜ気が滅入るかと言うと
多分単純に温度のせいだ

簡単なことなのに

毎年盛大にこの罠に足を突っ込み
ため息をついたり
嘆いたりしてる ....
手をつなぐと
だいたいわかる
あなたが私を
どう思っているか 
とか

あなたにも
たぶんそれは伝わっていて
私がちょっと
嫌だなって思っていると
おそらく
かなり正確に
それ ....
夏が走る

僕らを呑み込み

暑く 熱く 駆け抜ける
 
喜びも 悲しみも 

痛みも 癒しも

憎しみも 憤りも

熱風の渦の中 混ざり合い

夏模様を描きながらスパーク ....
生きると飽きるは似ていると

フリックしてて気付いたの

人生は暇つぶし

それでもいいと思ったの

老後に金が無くなれば

死ねばいいと思ったの

いまでも私は変わらない
 ....
さめ肌

身にまとい

生きる

愛会いたい

夏の凩

吹いている


みんな手を振る

白黒フィルム

セピアの彼方

行くよ、行くよ


さめ肌

 ....
いま歌っているのだろうか心から
誰かに伝える努力をしているだろうか

僕はソングライターではなかったのだろうか

きちんと生きているだろうか
きちんと本を読んでいるのだろうか

ドラッ ....
           160728

猫カフェの無料ドリンク券を押し頂き
帽子屋へ急ぐ
この暑さでは帽子が無くては耐えられない
お目当ての帽子屋には女物の装身具、
アクセサリーなどが所狭し ....
  温雨


雨に洗われた
針葉樹の隙間から顔を出し
ヒヨドリは不思議そうに首を傾げる
蟻の休日
うつろな目をした夏






        一緒くた


    ....
青空を突き抜くように投げていく破裂しそうな夏の林檎を きらきら
という絵本を
君に読み聞かせるのだけど
結晶の写真がきれいで
君のお気に入り
ひとつ 指さして
パパ! と言う
ママ! ととなりの結晶を指さす
次々に 結晶が
 ....
本当に美しいものは

言葉には表せない



それらを再現できるのは

読み手の魔法なのだ
電波はいいな
まっすぐ
届くんだな

時には
空に反射して
野山をこだまして

あなたと写真を撮る
危ない場所もある
だめですよって雑誌がいう
知ってるよ

知ってる
疑う ....
締め切った部屋の煙が目を燻すスナック菓子で安酒に酔う


砕かれた瑠璃の欠片をもつ未練星座にかかる雲に溶かした


夏風邪は氷枕を溶かしきり明日の不安は熱いまま凝る


瑠璃 ....
綿菓子器の真ん中で
砂糖がはじける甘い匂いを
思い出していた

縁日の夜
神社の鳥居の影が作る深い闇は
永遠に私の心の中

御神木の向こうに
ぽっかりと浮かぶ
白い狐面

 ....
ウクレレに君の名前をつけたから奏でる音に魔法がかかる 20時からドリフ始まる感覚に君は似ているただ愛してる

(20時=はちじ)
うめバアさんのおすすめリスト(869)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
納豆のカラシ- もり自由詩13*16-12-21
戦法- 花形新次自由詩216-12-20
って言う- 水菜自由詩6*16-12-20
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年賀状を書きながら- Lucy自由詩16*16-12-12
くるいねこ- あおば自由詩4*16-12-8
シニアのラブ1- zenyama太 ...自由詩216-11-28
ミトン- もっぷ自由詩316-11-28
- 朧月自由詩316-11-21
星とうたう- そらの珊 ...自由詩25*16-11-16
湯治- ガト自由詩12*16-11-11
いけてる- もり自由詩8*16-11-4
秋の日の散歩- Lucy自由詩7*16-10-19
ひのこ- ガト自由詩4*16-10-15
手をつなぐ_- umineko自由詩8*16-8-2
夏が走る- 星丘涙自由詩3*16-8-1
薄皮を剥ぐように- 短角牛自由詩216-8-1
夏の凩- 吉岡ペペ ...自由詩216-7-30
ソングライター- 梅昆布茶自由詩1016-7-29
しちぶんめの夏- あおば自由詩5*16-7-28
夏と雨の短詩・五編- ただのみ ...自由詩9*16-7-27
青空を突き抜くように投げていく破裂しそうな夏の林檎を- 北大路京 ...短歌916-7-26
ちいさな詩人- かんな自由詩8*16-7-22
文字- ガト自由詩6*16-7-21
ディア・ソーダアイス- umineko自由詩5*16-7-10
融点- 深水遊脚短歌1*16-6-28
篝火- ガト自由詩7*16-6-10
ウクレレに君の名前をつけたから奏でる音に魔法がかかる- 北大路京 ...短歌316-6-7
20時からドリフ始まる感覚に君は似ているただ愛してる- 北大路京 ...短歌216-6-7

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