あおいそらと
しろいくもと
とうめいなひかりが
わたしのあたまの
はるかうえで
たのしそうに
おどっていた


すん、と
せすじをのばしていない
そらとくもとひかりは
ほんとうに
たのしそうで
 ....
                                   あたしは、
                         綿のスカートを翻して逃げる。
誰もいない、
  ....
君はいつも白いシャツ
風の中を泳いでる
魚みたいに
僕の心を泳いでる

そこに触れてはいけないよ
そういうところに触れていき
そこに触れてはいけないよ
そういうところに触れていっては
 ....
風の言葉は聴かない
大きな波間に揺られてしまうから

静かに耳を閉じて
心の水底を漂うだけ

哀しみの理由は知らない
日々を馴染ませる湿度のようなものだから

低空で胸を開いて
攫 ....
干されるのを待っている
真白な空じゃなくてよかった
げに太陽の一方照射
くだ、さい
元気ジュース

もてあそべるならいくらでも買いたい
くしゃみをしてもねっころがり態
黒くならないの、 ....
自由な生活が手に入れた
楽しい事や笑う事が多く
傷付いた心が治癒された
もう、戦場には戻れない

好きな時に起きて眠って
気がついたら一日終わっている
この生活に「幸せ」の二 ....
夏が黄色くなってゆく
太陽の色に近づいている
夏をぎっしりとつめて
鮮やかな黄色になってゆく

黄色くなってゆく夏は
水に中に落ち
ぷかぷかと気持ちよさそうに
泳いでいる

近くで ....
11

ジャングルジムの上で
傘の脱皮を手伝う

またやってくる
次、のために

海水浴の帰り道
人の肌が一様に湿っている



12

ピアノを弾くと
鍵盤がしっとり ....
眠りかけの夜に

キスをするしぐさの

芳しさ




ああ…




少女は

小さくため息して

壊れかけの夢を

抱きしめていた



 ....
5小節へ と

ベースラインの はずむ 弧線が

988 ヘクトパスカル で 吹いて

フィールドの 天半球と かさなって ゆく...

らぶ ばらっど

( 風乗り  ....
ヒコーキ雲が
真っ青な空を両断してゆく
途切れては消え 途切れては消え
でもその間に次から次へと生まれてく
まるで私のあなたへの思いのように
紡いでは薄れ 薄れては紡ぎ
どこまで続くとも解 ....
あなたが

星になる

最後の一秒間を

私にください
ハレルヤ 君は気付くだろうか
僕の心が色付く事に
君と視線が ぶつかる度に
僕の心が震える事に

星空のドレスを 纏って君は
静寂の中に 溜息を漏らす
君の影が オリオンまで伸びて
永 ....
森の中で
がばっと大きな口が開いていた
大きな口は
緑色の歯をいつも見せていた
晴れた青い空の中で
流れてきた白い雲を
一気に飲み込んだ
歯が揺れている
近くまで寄ってゆくと
自分が ....
おはよう

うん おはよう


おはよう

もうこんな時間だよ


おはよう

白々しいね


おはよう

誰に向かって口聞いてんだよ


おはよう

なん ....
たまに
思い出す
ふと
きみのゆびさきの
深爪のやさしさ

買い物帰りの
坂道や線路沿い
二番目の
小さな交差点
そんな場所に
沸き立つ
やさしさ

ひらがなを
好むきみ ....
・・



「プロローグ・夏」


風が吹く渚できみと見たものは プロローグ「夏」シャインドリーム

楽園と示す標は傾いて君へとむかう(アイタイキモチ)

駆け抜けろ渚通りは ....

永遠に
閉じる日が来ても

耳は
絶対に閉じないでいて
わたしの声を
受け容れていて

肩越しに過ぎてゆく
景色の速さに
その
狂おしいほどの
純粋さでしがみついて

 ....
気付かないうちに
また季節が巡り
なにげない日常の色が
景色に映っていく


変わり行く景色
変われない自分
微かな秋の気配
いつもの帰り道


ふと拾い上げた落ち葉一 ....
都会の道路に沿って
綺麗に並べられた街路樹は
まっすぐに立っていたが
その緑は曲がっていた
歩行者や大型の車に合わせて
その枝と葉は
捻じ曲げられていた

緑はいつも
土や大地の色は ....
心の中の海が騒いでいる
いつまでも鳴り止まない潮騒
僕は不安でたまらなくなる

こうして本当の海を眺めていても
聞こえて来るのは僕の心の潮騒か
それとも目の前にある海の波の音か
それさえ ....
                      2007/07/14



バイクの前輪を浮かせて走るのがウィリー
恰好いいだろうといわれて
そんなにねぇーと思ったが
50ccでは
雑誌の ....
 僕が死んでしまっても ずっと喪に服すことはない
君が幸せになるためなら すぐにでも忘れてください

もしも 君を幸せにしてくれる『いいひと』がいれば
僕の代わりに幸せにしてもらってくださ ....
今の屠殺場は、とてもオートマチックにできている

クレーンとベルトコンベアがチャッチャッチャッで豚も牛もバラバラさ

でも鶏だけは違うんだ

立派な「とさか」を持つヤツなんかは芸術品だから ....
水を描こうとすると
モチーフがうまくつかめない
ただただ手を濡らすだけで
画用紙は白いままだった
だから僕は画用紙を水に浸して
水を描いた

コップの中の水の
揺らめき
覗いてみたら ....
すごい良い詩になりそうなネタがあるけど

オンナノコウケしそうなので

公開せずに デート用に取っておこうか

それとも 投稿して 女性読者からの私信を待つべきか
これまで
たくさんの人と出会ってきた
ただぶつかっただけの人もいたし
ふり返るだけの人もいた
目線を合わせただけの人も
いい出会い 悪い出会い
たくさんあったろう
だけど私 ....
これから向かう家庭教師先の
国語のテキストを
電車の中で読んでいた

その内容はあまりにも悲しかった

戦争で両親を失い
家もなく食べるものも満足いかない
それでも生きようとする
子 ....
「序詞」

ゆりかごの中で
小さな戦があった

理不尽な理由とプラントが
長い海岸線を覆いつくした

けたたましくサイレンが鳴り響き

その海から人は
眠りにつくだろう
 
 ....
私たちが校舎で出会うのは
おばけなんかじゃない
それは
だれかの通り過ぎていったあと
だれかの
いちばん子供だったときの
いちばん光に満ちた
いちばん軽やかな
いちばん無防備な歩み
 ....
Porterさんのおすすめリスト(729)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ダンス- 小原あき携帯写真+ ...15*07-8-2
FREE_FORM- はらだま ...自由詩21*07-7-31
君はいつも白いシャツ- おるふぇ自由詩507-7-28
それだけ- 松本 涼自由詩607-7-23
花を泳ぐ- 唐草フウ自由詩8*07-7-23
幸せな生活- 海月自由詩207-7-20
黄色い夏- ぽえむ君自由詩15*07-7-20
「その海から」(11〜20)- たもつ自由詩2207-7-20
フローラ- おるふぇ自由詩607-7-20
ぴえろ・ぎゃろっぷ- モーヌ。自由詩13*07-7-20
ヒコーキ雲- 麻生ゆり自由詩5*07-7-19
求愛- むむ自由詩807-7-19
オリオン- P.B.自由詩307-7-19
森の中の口- ぽえむ君自由詩9*07-7-19
おはよう- 楠木理沙自由詩3*07-7-19
かなしみをもたない- 夕凪ここ ...自由詩1207-7-19
■共同作品■楽園で抱いた星の名は・- Rin K短歌21*07-7-18
pledge- 大覚アキ ...自由詩12*07-7-18
秋の帰り道- 優飛自由詩10*07-7-18
緑が曲がっている- ぽえむ君自由詩13*07-7-18
海の瞳- 未有花自由詩15*07-7-18
ウィリー、ウィリー、きみの名は、- あおば自由詩8+*07-7-18
遺書- 北大路京 ...自由詩6*07-7-18
ビューティフルオブデス- 花山草太 ...未詩・独白107-7-18
偏光- THANDER BIRD自由詩12*07-7-18
ある男性詩人の悩み- 北大路京 ...未詩・独白9*07-7-17
永遠の誓い- 麻生ゆり自由詩6+*07-7-17
それでも生きている- ぽえむ君自由詩10*07-7-17
詩群「その海から」(01〜10)- たもつ自由詩31*07-7-17
おばけなんかじゃない- 美砂自由詩6*07-7-17

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