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世界には



寂しい男の数だけ
寂しい女がいて




哀しみを抱く人の数だけ
それを解する人がいる



誰も信じられぬ
人の数だけ
信ずるに値する人がいて


探している人の数だけ
幸福 ....
そらのまんなかに
二重の虹が
かかっていたんだ

あの虹に
追いついて
追い越して

虹のふもとには
宝物があるという


きっと
あの虹のように
なないろに笑う
キミがいるから

ボクは
全力で
走 ....
6月4日AM0時05分

玄関の鍵をあけ、
わたしを窮屈な女に閉じこめている
ストッキングを脱ぐときが楽園。
爪をひっかけて伝線、
1回500円の過ちにイライラする。

 ....
そこそこの底にはいつも君がいて
そこそこの底ではいつも雨
そこそこの底の君が濡れないように
そこそこの底までおおう傘をひろげる

闇にも鮮やかな黄色い傘に
金の糸で縫いつけた心星が

そこ ....
雨音の創意は多分、
創痍に似た額装


明日以前を水平移動する
僕の為に



背中から
刺してくれ






部屋に
飴色を敷きつめ


古いレコードに
針をおとして
遠い記憶

あのひとが
言ってくれたコトバ

キミの存在価値は
ボクが認めるって

信じよう

覚えておこう


このそらの下に
あのひともいる


もう二度と
会えなくても
砂浜に続く小さな花に
潮風が囁けば


あの日の
僕らのはしゃぐ声が

遠く、

残響していて




ふいに、

よせる波が
すべてを打ち消した

 ....
キミのあいさつは
風が頬をなでるみたいで

キミの哀しい歌は
心の奥で優しく響いて

キミの世界には
朝露のひとしずくにも光があふれてた

風がやんで
歌もやんで
静まり ....
                 

 {引用=つかめない キミの正体 月と知り 浅い夢に まどろむ夕暮れ
              
               
       ....
緑さえて

花もえて

光こたえる




音きえて

時たえて

心ふるえる






君にあえて

君にあえて
ふわり

ゆらり


傷ついた羽で



ふうわり

ゆうらり



悲しみに暮れる
手のひらで



ひととき、休んで





そして、
 ....
風をひとにぎり
テーブルに集めて

太陽のひとかけらを
ポットにそそぐような


やわらかな
白い花を添えて


そうして
優しく
わらうのです


しあわせは
こんな場所にあると


私は思 ....
ひとは
ただ、泣きたくなる時がある


そらも
ただ、泣きたくなる時がある


ひとしきり泣いたあと
ふと見上げると
虹が出ている時がある


そういう時はたいてい
晴れた ....
そらまめ そらまめ


ぎゅっと つまってる 大地のちから

ぎゅぎゅっと つまってる パパの汗

ぎゅうぎゅう つまってる ママの愛

ぎゅうっと  ....
ユニゾン、鳴弦




オベリスクに
隠された真実は




薔薇に片足を


捕らわれたオペレッタ





稀にみる
日常言語学派の横顔に


切なさを
放り ....
さざなみを抜けたところに
その発現は在った



羅針盤に映るものは

葉脈のかたちをした
画一的な思考かも知れず


飽和した感性かも知れなかった



美しき花の影よ



僕はそこに
都 ....
寄せる波に向かって
心の潮「A/アー/(ラ)」の音を放つ


わたしと海はパラレル


返す波からは原始の抑揚
「G/ゲ-/(ソ)」の音がかえってくる

海は ....
青空にレリーフ



少女は命を受け継ぎ
誰かをしあわせにする



風はつばさを授け
太陽は希望を授け


僕は王冠を授けよう


昼と夜とが
逆転する頃には

自ずから輝けますように

 ....
猫がのびをするように
舌を出して


髪を風に翳して
眠るうちに
世界の大半が嘘に染まって

太陽さえもイミテーションになってしまう



午後に於ける
2時00分と云うものは



ひときわ ....
あさとよる
うみとそら


砂浜は境界線
ふたつでひとつ
よせてかえして
あいまいに笑ってる


目はふたっつ
耳はふたっつ


瞬きのためいき
ふたつでひとつ
すってはいて
風が遠くを ....
 La Roue de Fortune
    [正]


運命の車輪は巡る

『見つけた』

仮想空間文字だけの世界
ビジュアルな媒体より
白と僅かの黒の世界で


葛藤や喪失が文章だけで伝 ....
 La Roue de Fortune
    [逆]


回転する
車輪は

あなたとわたしに
冷笑をあびせ
無駄な抵抗を続けながら押し寄せる終焉を客観的に観ていた


過去の教訓など忘れ
自 ....
里に寄せる
風向きの奏ず



羽二重と蕾む
鬱金香の艶やかに


絹擦れの音、軽く


君、聴こゆるか
つのる程に薫る
零れるばかりの

想いを


薄紫の言伝と束ねて


静けさの陽光を
通りすぎる風に
誰かの
囁き声を聴いたような



只々、
木漏れ日のベンチより滑り落つのは




枝垂 ....
時計が再生を告げれば
僕の水色の時刻





アロマに誘われ



青くもなく青い湖の欠片に魚のように浮かんで
見えない傷を癒すのだ




?僕の符号と誰かの記号で ....
   龍のみち
  風のかたち




  青より高く 
  のぼってく




  うろこ きらり
  こころ ひらり




  わたしも翔んで
   空をつか ....
流れ往く雲に

人を見て
自分を見て



気がつくと

薄い天幕を破って透過する粒子が

浅い深呼吸を促す




何てことのない
モールの吹き抜け




何てことのない
ありふれた日常
 ....
ループする太陽の軌道

五月に向かう風の匂い


確かな休日の矯声



時間の緩やかに流れる昼下がりは

過去へ
或いは、未来へ



どこかからか
パレードのやって来そうな不思議さを備えて

 ....
買いものの途中
「ちょっと 待ってて」 と
ふいキミはどこかへ


子犬みたいな笑顔が
走って もどってくる
その手には
青いリボンをかけた小さな箱



 ....
太陽のいろの
バケツが
雨に晒されてる

静かで
雨の音しかしなくて

わたしは
ただ

壁にもたれて
泣き続けて
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