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無言の種がいつの間にか芽を出していた
沈黙を守りながら
ときおり呼吸を整えて
少しずつ葉を増やしていく

色濃くなる葉
物語るのは血潮

忙しく変わる私の騒がしさを
彼らの静けさが中 ....
まるで

天使と悪魔を
足して2で割ったような存在

天使が囁く、こっちへおいでと
悪魔が囁く、こっちへおいでと

白の世界と
黒の世界

どちらにも
なれない私は灰色だ

 ....
海面を
半音ずつ上下させ

間隔を
少しずつ狭めていくと

音もなく
止まったように

張り詰めた海面は膜を張り
そのずっと深くに沈んだわたしを
柔らかく包み
すくい上げる
 ....
いっつもニコニコ。

みんなが幸せになってほしいな。

あなたのために、何かさせてくれませんか?

私にできることないかなぁ

私の会ったすべてのあなたのためになりたい。
た ....
あなたの痛み
あなたの毒を
あなたから

激しく
受け止める

あなたの闇がわたしを
循環する

心から発し
心で着し
すべてが黒になったなら

時間をかけて
一滴一滴
 ....
この世界では
もう
寄り添うことができないので

わたしは
新たな世界へ
あなた探しの旅に出る

指を鳴らすと
広がる世界

影絵遊びで
小さな世界

新たな世界は
多く ....
回生の朝に
木々は青々と輝く
どこに行っても僕は
素晴らしい人生を送るでしょう
ピンクのシャドウは
煌めきと愛らしさを

ピンクのグロスは
潤いと艶やかさを

一瞬のわたしを創り出す

Jewelな空の下
ちりばめられた箱の中で
ピンクのグラスを傾ける

 ....
しゃぼんだま

  ビーズ

ガラスのこもの

   風のささやき

 水の滴り、しずく


 お日さまのひかり

    透ける葉のみどり

 ・・・・


 ....
生まれ変わったら
あなたの家のそばの
電柱の脇
段ボール箱に捨てられた
白い雪のような猫になるの
あなたはすこし困ったような顔で
にゃあとなくあたしを拾い上げるわ

赤いプレゼント箱は ....
みかんの皮をむくと
いくつかのいのちが並んでいる
土にまけば
また
みかんといういのちが
生まれていたにちがいない

くやしがっているだろうか
人の手が汚いと
叫んでいるだろうか
 ....
いらないわ
今、おなかいっぱいなの
だからほっといてよ


無理よ
だって全部言い分けだもの
聞けるわけないじゃない


いやよ
聞こえないの?
ほっといてって言ってるの

 ....
降り積もるものの中に
水色を混ぜよう

降り積もるものの中に
水色に混ざろう


白と黒の細かげな象りたちの中に
カラフルなばかりの色たちの中に

降り続けるものたちの中に
水色 ....
さよならも
すきじゃないも
ごめんねも

結局は
同じことで

柔らかなことばに包んで(くるんで)
食べてしまえばいい

きっとおなかの中ではじけて
永遠に消えない傷を残すんだろ ....
冥い冥い夜

絶望も
諦めも
恋しさも
悲しみも

ぜんぶ乗り越えて

眩しい明日が来る、

そんな幻想を
たまには抱いて(いだいて)みる

冥い冥い夜

明日は天気に ....
この急な坂道をあがったら
あなたがいるっていうんなら

わたしは
全力疾走で駆け上がろう
転んでも
擦りむいても

泣かない

そして
颯爽として
あなたのまえに立つんだ
も ....
鏡を見ていると
もうひとり
自分がいるような
そんな感じがする

鏡に映っている
自分が
本当の
そのままの
自分なのかなぁ

少し
びっくり
することもある

もしかし ....
私の
大切なもの
人の心です
私が
宝にしたいもの
ほんの
ささやかなものと
言うのなら

人や
自分を
思う気持ちです

優しい人の
笑顔と
暖かいメッセージ

他 ....
誰も
住んでない
一軒の
あばら屋

いつからか
幼子の声が
聞こえるようになった

誰かに
聞いて
ほしいのか
淋しいのか
誰かに
モノを
たずねるような

笑い声 ....
立ち止まったところに
誰かの{ルビ欠片=かけら}が落ちていたので
拾い上げてから交番に届けようとしたら
持ち主らしき人が
不安を抱えたてこちらへ歩いてきたので
「捜し物はこれですか?」
と ....
詩のなかでは
ほんとうのことを言おう

どうしていつも
口を出ることばは
わたしをうらぎるのだろう
わたしからとおざかるのだろう

つたえようとするきもちから
どんどんどんどん
つ ....
その少女は
「触る手」が大嫌いでした。

いつもいつも逃げ続け
大人になっても
怯えていました。

ある日
とても信頼しているひとが言いました。
「キミが自分を傷つけても
 もしも ....
例えば其処に男が居たとする
男の瞳にはいったい何が見えて居るのか
穏やかに寄せては帰す静かな凪の海が映っている
澄み切った空の青さが際立つ緑濃い山が映っている
男の顔を見つめる男の目線 ....
霧のような雨
わざと傘をささずに
散歩して

レインブーツはいた足が
水たまりを蹴る

なんか
足りない

フードつきの
レインコート

黄色いミトン

違う

足り ....
君の、言葉なんか

毒にも薬にもならないんだよ 君の言葉なんか

俺のこと、貶めるなら貶めるで

励ますなら励ますで

それなりに心を傾けてくれないと、どれも
結局無価値さ


 ....
もう無理
もうこれ以上は無理

誰かに
何かに
縋りつかなきゃ
生きていけない

ひとりでなんて
歩いていけない

ひとりでなんて
立ち上がれない

ひとりでなんて
笑え ....
あたしとあなたの
境界線、
なくなる

自由って枷をかけて
自由って檻に入って

ふたりであそぼう
ふたりでじゃれあおう

きっと

あなたとあたしの
境界線、
なくなるか ....
一本の線をひいては
また消して
ひとつの点を描いては
また塗りつぶし
汚れたページの
白を
じっと見つめる
ため息
笑っている
見下ろされて恥ずかしくなる
毎日は
知らないところで進んでいた
取り残されたような寂しさが
独りぼっちみたいで悲しかった


 あの、
 昼間に薄く青くなる
 広大な陰 ....
今日は
とても暑い

夜風に
吹かれて
風鈴が鳴る

「チリーン チリーン」
 家の窓に
 つけている
 風鈴は
 風にあおられて
 くるくる
 回っていた
 
 夏も
 ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5651)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
植物- 小原あき自由詩16*08-2-11
灰色- 三奈自由詩308-2-10
ビブラート- こゆり自由詩8*08-2-9
偽善者- 夕焼け空自由詩5*08-2-9
抱合- こゆり自由詩9*08-2-8
探し出してくれてありがとう- こゆり自由詩10*08-2-7
今朝- 渡辺亘自由詩108-2-7
Jewelな空の下で- こゆり自由詩4*08-2-6
涙粒- 風音自由詩3*08-2-6
あなたの猫になりたい- ふぁんバ ...自由詩7*08-2-6
みかん- 乱太郎自由詩17*08-2-5
我侭を言わせて- 友子自由詩108-2-4
水平線まで- 小池房枝自由詩8+08-2-3
柔らかなことば- 風音自由詩2*08-2-3
冥い夜に- 風音自由詩1*08-2-3
この急な坂道をあがったら- 風音自由詩3*08-2-2
鏡を見ていると- 妖刀紅桜自由詩5*08-2-1
宝物- 妖刀紅桜自由詩3*08-2-1
アメフラシ- 妖刀紅桜自由詩1*08-2-1
出会うこと- 小原あき自由詩17*08-2-1
ほんとうのことを- ふぁんバ ...自由詩8*08-1-31
土砂降りの夜- 風音自由詩4*08-1-30
- 川口 掌自由詩3*08-1-30
小雨のなか- 風音自由詩2*08-1-29
何の意味もない- musi自由詩108-1-29
静かな火曜日の夜- 風音自由詩2*08-1-29
境界線、なくなれば- 風音自由詩1*08-1-29
メランコリー- 由志キョ ...自由詩208-1-29
簡単に空を空とは呼びたくない- 小原あき自由詩12*08-1-29
風鈴- 妖刀紅桜自由詩2*08-1-28

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