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この道の果てに 気づいてしまったのはいつだっただろう

笑顔で交わした 約束を誓った入り口は
もう遠い もう見えない

握った手のひらが貴方は固く 広くなって
見下ろしていたその黒髪も
 ....
両手で涙の濃度を測る
海のように青ければ
静に底に沈めて
波を立てるのは
好ましくないよ


言葉で
自分を繕う度に
命は海のような鼓動を
繰り返す
数えきれない程
子宮の中に ....
「大好きなお母さんといっぱい一緒にいられて

大好きなことを全部していていいなんて

ぼく夢みたい」



そんな君の心の声に

私はとろけそうになってしまう



君がど ....
しあわせを わけてあげましょう

あなたにも

あなたにも


ほら たべて

ね おいしいでしょう



わたしのこびんのなかに

もうこんぺいとうは


な く ....
こんぺいとうを食べた

すきすぎて、授業中に


でも、授業中だったもんで

何色を食べたのか、わからなくなってしまって

隣の子に ねぇなにいろ?

って聞くことはできたけど
 ....
こんぺいとうを食べた

好きだから


壊さないように、そっと

噛まないように、舌先で

ころがしていたら


わ れ た


いつかの氷菓子より

ひどいとおもっ ....
世の中どこを見ても

ハートハートハートハートハートハート


初めてハートを描いたときの

あのときめきが薄れていく
鉛筆を削る

尖らすために


がりがりという音の中

画用紙をすべることの叶わなかった

黒鉛たちが

ゆらりゆらりと落ちてゆく


鉛筆を

尖らすために

犠 ....
寒いなか、校門の前で

あなたに会った

ううん、また会ってしまったの


もう会いたくないのに、ああ、どうしてかな

あなたをみると、どうしても心がはずむのよ


何度もあう ....
             紙風船に ふうって 
             たましい吹き込んで
             ぽんっ とあげる

             あなたの心に届くころ
  ....
「ゆびきりげんまん」

遠くから
子供たちの声が聞こえる
約束の時の決まり文句
笑い声混じりに
軽やかに歌って
また明日と
それぞれの家に帰る

「うそついたらはりせんぼんのます」 ....
何万回の
昼夜を重ねても
癒せない
癒せない傷
僕はまるで
思い出に縛られた
牢人みたいだ

あの思い出
あの思い出
あの思い出
傷は深く
痛みは激しい
僕は思い出の迷宮に
 ....
あなたの声が、ききたくて

教室のドアを開ける、私がいる
「くろきたバカだからキライ」

「くろきたに友達いんの?」

「いるわけないじゃんかー」


「くろきた受験するの?」

「いくつ受けるの?5校?」

「ちょっと合格鉛筆かしてよ ....
気づいたときには 独りぼっちで いつの間にか 慣れていく

優しさだけに引き寄せられて 何も見えなくて五感が鈍る

本物 なんて見分けられずに 指の隙間からこぼれおちる


良い人 悪い ....
宇宙から地球って見えると思う?

まぁそりゃ当り前だね


宇宙から日本って見えると思う?

がんばれば見えるんじゃない


宇宙から私の家って見えると思う?

あー、むりだよ ....
えーと

おほん。

あーと、

その、ねぇ

んーつまり、だねぇ

いわゆる・・・・

まぁおいといて、


なんとゆうかー

こう、





まあそ ....
緩やかな上り坂を自転車で走ること十五分
月極駐輪場から歩いて五分
駅に着いたときにはいつだって息が上がっている


通学に使用していた路面電車は
この辺りの住民にとって大切な移動手段
そ ....
てすとテストてすとテストてすとテストてすとテスト

永遠に並ぶ文字

学生に課せられた退屈な文字


国語数学英語理科社会

真面目ニ勉強シテ良イ点数ヲトリマセウ

教室に響く先 ....
お兄ちゃんは
アッキー
妹は
あっちゅ

ふたりとも
「あ」から
はじまる

あっちゅの
舌たらずを
利発で達者な
女の子にかまわれて

いつのまにか
ついていたあだ名
 ....
とん
と背中を押された

ためらっていた足が
転ばないよう
身体を支えるように一歩


また一歩



歩き始めた赤ん坊のように

ぎこちなく踏み出した足と心


こ ....
雪の中を
雪ウサギは
穴から
飛び出し
走り回っている

鼻を
ぴくぴくさせながら
立ち止まっている
季節のにおいを
感じ取っているのかな

夜は
穴の中で
寄り添うように ....
目を
閉じて
少女は
オカリナを鳴らす

誰かを
思い出してる

ひとつ
ひとつ
オカリナに
指を置く

何かを
思い出している

少女は
オカリナを
いつまでも
 ....
畑の道を
夏の
暑い日に
懐中電灯を
照らしながら
歩きました

蛍が
あちら
こちらから
灯りを照らし

周りに
いくつもの
光が見えました

妹と二人で
昔は
 ....
パピヨン。
華の世界を。求めて。飛び回る。
紅い。蜘蛛の糸。に囲まれた。夜の華。
満月から。垂らした涎。が呻く。

パピヨン。
黒い管。が伸長する。甘い蜜。
興奮と。恍惚が。摩天楼の ....
私を降ろしたあの汽車は
星の路へと駆け上がる

手には破られた乗車券
夢を追うことに疲れたんだ
信じていた言葉の羅列も
いつしか色を失くしてしまった

思い出すのは、仲間の笑顔 ....
甘くて美味しいチョコレイト

甘くて楽しい恋

苦くても美味しいチョコレイト

苦くてもやめられない恋

あったかいと溶けちゃうチョコレイト

あったかいとなくなる  

あっ ....
「ルーズリーフちょーだいっ」

明るくひびくクラスメイトの声に

私はうなずくとルーズリーフを1枚彼女にあげた

彼女は「ありがとー」というとすぐそれを折りたたんで

手紙交換しはじめ ....
こんなにも遠くまで来てしまった

振り向けば知らない場所


戻ると言っても
来た道さえわからない


共に歩いてきた人は
私から離れた場所に見えるだけ
四方八方に向かい歩いてい ....
夜がちぎれた

ちぎれた夜の裂け目から
かすかな光があふれだした

まるでスライムみたいに
どろどろと

夜は夜でなくなり
ただの黒い紙切れのようにあふれる光に震えている


 ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5651)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
既思感-デジャ・ビュ-- 愛心自由詩3*10-2-22
- ミツバチ自由詩6*10-2-21
君の心に溶けていく- 桜 歩美自由詩210-2-20
こんぺいとう- くろきた自由詩310-2-20
こんぺいとう- くろきた自由詩310-2-20
こんぺいとう- くろきた自由詩510-2-20
ハート- くろきた自由詩310-2-19
黒鉛- くろきた自由詩510-2-19
かなしい星空- くろきた自由詩310-2-19
言霊使い- 鵜飼千代 ...自由詩16+*10-2-19
ゆびきり- ミツバチ自由詩7+*10-2-18
思い出迷子- 渡辺亘自由詩110-2-18
毎朝8時15分- くろきた自由詩210-2-17
私が全てじゃないけれど- くろきた自由詩610-2-17
愛されかたの知りかた- 愛心自由詩4*10-2-17
宇宙から- くろきた自由詩310-2-16
はっきりしてよっ- くろきた自由詩310-2-16
路面電車- あ。自由詩12*10-2-16
そんな時間が一番平和だったってこと- くろきた自由詩510-2-15
あっちゅ- 鵜飼千代 ...自由詩16*10-2-15
無題- 舞狐自由詩810-2-15
雪うさぎ- そよ風さ ...自由詩7*10-2-13
オカリナ- そよ風さ ...自由詩6*10-2-13
ほたる- そよ風さ ...自由詩1*10-2-13
パピヨン- 乱太郎自由詩6*10-2-13
夜汽車- 三奈自由詩6*10-2-13
チョコレト、恋- くろきた自由詩610-2-12
ルーズリーフ- くろきた自由詩310-2-12
迷子のように- 舞狐自由詩710-2-12
夜明け- 舞狐自由詩110-2-11

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