交番の横
公衆電話ボックスの中で涙まみれ
お巡りさんは私を見て見ないふり
勝手な言い分と怒りを
優しく宥めてくれた人
救いあげて走らせる白い車
夜中の阪神高速はオレ ....
いつまでも
続くとは
思わないほうが良い
今。
過去があったから今がある
今
過去の自分に感謝をする
私
そして
今があれば
きっと未来もあるだろう
と
思う
けれども
....
今宵手にとる梅酒のロック
漬け込んだ梅の実も
取り出してそのまま齧れば
甘酸っぱさの酔いが
心のうらがわまでしみてくる
溟い憩いにグラスを傾ける
私の手は苦い
梅の ....
書けば伝わるよ
やーさんに、キチ〇イに
伝わらないほうがいいか
伝えてどうしたい
わからせたい、ひいては
相手の行動の変容を
しかしもうわかったが
他人は変わらない
人の話も聞 ....
終わり際の瞬間、
死んだ思考の生き始め
脳髄の周りを廻り
するりするりと
力動と化し解き放たれ
神々の想い込められた
魂の愛の力に貫かれ
呼吸が止まり意識の宙へ
無限に拡がりゆ ....
夏の日の夜
CD棚の中に一つの地図があり、その中はとても平和でありました
てっぺんにはビートルズの列に、ローリングストーンズがあり、その次にThe Whoが並んでいる
ブリティッシュロックの物語 ....
茫妄と
夜世界は影を映し出し
街には至るところ霊の溜まり場所がある
....
この早朝の天空、
ターコイズブルーに
薄っすら絹糸の張り巡らされ
富士のコニーデの影すぅうと消え
あの日とこの日と向こうの日、
軽やかに解け溶け合い
懐かしい憧憬を喚起しながら
繋がり合 ....
なつのよる、満月の路や
夕暮れてゆく公園、回旋塔の下や
線香花火が咲いた、一瞬の光の下で
見つけた
かげぼうろたち
かじってみたら
やさしくほどける
ほおってみたら
ふうわり浮かぶ
....
京都にいた頃、
付き合っていた京男Nが、大の釣り好きで、バイクの後ろに乗っけられ、よく琵琶湖へバス釣りに行った。
Nと私の共通の友達、徳島出身のSも釣り好きで、三人でよく琵琶湖に行った。
S ....
春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ~
~
ご存じのように松田聖子による大ヒット作である。
作詞は松本隆そして作曲は呉田軽穂(松任谷由実)で、この仮名は
往年のハリウッド映画の大女優、 ....
母親の家に用があったので、ついでに母の買い物(CD)の為に、旧東予市の方に出かけたので、帰り道のついでに、総菜の安い大黒屋に寄って、特大の鳥の唐揚げと、赤飯と、太巻きを一本、買ってきた。全部で1 ....
数日前に茹でてタッパーに詰め込んだ、冷たいそうめんをとりだして食す。もうだいぶ硬くなっているほそい面、たいぶ新鮮味のなくなっている細かく刻んだネギ、ふにやふにゃの刻み海苔、氷を入れてかなり味のうすくな ....
記憶からも記録からも
このこれら
夏に終わり無し
と、
終戦も沸騰も爆破され いくのみ
うーん、にしても眠い。
わたしのさみしい骨のゆくえは
乾いた風吹く荒涼とした地
どの生き物にすら踏みつけられることもなく
ただひたすらに転がってるだけ
あしたなら抱えきれないほどあって
きのうのひとっつも無い寂寞
....
蜩は少なくなり
夏が終わろうとしている
けれど
永遠に終わらない夏がある
八月六日から
・
※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
会釈と定型のあいさつに
あとひとつ何か言って
少しだけ 少しだけ
つかえたしゃぼん玉を空に放ちたい
その話は地雷かなとか
ぜんぜん気の利いたことでもなくて
毒にも薬にもならないような
....
きっと もう来てるけれど
秋の気配を
まだ感じさせないで
職場へ向かう道すがら
広い空地は雑草の森
鈴虫合唱が右側から覆ってくる
自転車のスピードを上げてすり抜け ....
夜風がすぅすぅ網戸から
入って来ては肌を撫でる
その微妙な心地よさに
うっとりしている午前三時、
電車は大通りを走り雪峰へ
凍り付くよな身震いを
誘いぐんぐん進んで行く
鈍色空を背景 ....
1.世界の渚まで
思いつくかぎりの雑な言葉を積み上げる
わりとたくさんあるどうでもいいことのひとつ
世界の渚まで
漂流物 反古 書かれた言葉
や書かれなかった言葉たちに波が打 ....
鏡像だと、
この私は飽くまでも
私そのものの
この肉身鏡に映る
像なのだと
そうしてけれども、
その鏡像を
未来の新たな私そのものに
育て上げ自立させるのが
この私と云う意志意識なの ....
〇
ぽつぽつ、と、将棋盤が降ってきた。と思う間もなく、将棋盤が激しく降り出した。じゃじゃ降りの将棋盤のなか、道に溜まった将棋盤を一つまたいだ。街中が将棋盤に濡れて、びしょびしょだった ....
蝉はもう鳴かない
沸騰猛暑は続くのに
ただ、あるものがある
あるものだけある
あるものあるもの只あるもの
陽が昇ったり落ちたり又昇ったり
いっつも走ってたお姉ちゃん
ひさびさ目にしたら ....
滅びを包み込みつ坂道登り切れば 、
夕焼けに真っ赤に染まる
富士山のシルエット コニーデ模様
朝焼けの終わりに向け燃え盛り、
なんて美しきカタチ
響き放つ色彩の耀き
胸迄浸かるこの ....
森は未だ騒乱の蝉しぐれ
鳴き声はやまず
けれども、
風に 壁を這う色付く蔦のあやうい一葉の、はかなく落ちる季節の警鐘
浸食の始まりはきまって、誰もきづかず
無慈悲にも 足をひそめてやってく ....
角砂糖をひとつ
半ズボンのポケットにしのばせて
もし敵がきたらこれを投げつけてやる
ときみは言った
角砂糖が飛び交う戦場では
だれも死なない
蟻が大発生し
甘いみずたまりを泳ぐことだろう ....
熱をはなつ太陽の勇みつつ
南向きの居室で
網戸から吹きこむ風が
日焼けした畳をなぞっていく
座敷机の榊立てに生けられた榊は
光のかすかな痺れに
微睡みながら
忍 ....
『思い出の渚』 ザ、ワイルドワンズ
きみを見つけた この渚に
一人たたずみ 思い出す
小麦色した 可愛いほほ
忘れはしない いつまでも
水面走る 白い船
長い黒髪 風に ....
これは統合失調症患者の僕が自分の皮膚感覚をもとにした勝手な考察です。
先日、「日ノ本では神霊界が復活して、その言霊に神威が伴う、神代の世界がこれから成立することになる。このあたりで、皆がびっくり ....
いのちは、
あの人の
私への
思い
今も
ここにある
愛
いのちは、
愛
何気無くあって
かけがえの無い
いのち
いのちは、
悲しみ
誰にもけがされることの無い
大切な悲 ....
海さんのおすすめリスト
(2780)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
海影
-
花野誉
自由詩
13*
25-8-30
今日も_空は空だ
-
こしごえ
自由詩
7*
25-8-30
晩夏
-
リリー
自由詩
22*
25-8-30
荒廃状態
-
りゅうさ ...
自由詩
5*
25-8-30
To_Here_Knows_When
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-8-29
ワンダーアイランド
-
鏡文志
自由詩
9*
25-8-29
霧子の朝に、の覚え書き
-
洗貝新
自由詩
15*
25-8-29
エーテルの時、再び
-
ひだかた ...
自由詩
7*
25-8-29
かげぼうろ
-
そらの珊 ...
自由詩
16*
25-8-29
琵琶湖で出遭った奇妙な人
-
花野誉
散文(批評 ...
9*
25-8-28
言葉の魔術と感動『松本隆の赤いスイトピーにみる』
-
洗貝新
散文(批評 ...
8*
25-8-28
クレクレ星人の独り言「僕の小説を読んで下さい」11
-
ジム・プ ...
散文(批評 ...
4*
25-8-28
夏の鮮度
-
本田憲嵩
自由詩
15
25-8-27
もはや/物理の時間(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-8-27
骨のゆくえ__蒼薫薫_______(叙情文芸151号入選作) ...
-
梅昆布茶 ...
自由詩
13
25-8-27
※五行歌「永遠に終わらない夏がある」
-
こしごえ
自由詩
5*
25-8-27
胸のしゃぼん玉(初稿)
-
唐草フウ
自由詩
17*
25-8-27
まだ、夏の中で
-
花野誉
自由詩
13*
25-8-26
夢と夜風と雪峰と/通り過ぎた初夏の日に
-
ひだかた ...
自由詩
6*
25-8-26
世界の渚
-
カワグチ ...
自由詩
16*
25-8-26
詩想、わたし意識なるもの
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-8-25
LIVING_IN_THE_MATERIAL_WORLD。
-
田中宏輔
自由詩
14*
25-8-25
い_う_、絶頂(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-8-25
らすとしぃいん、無垢(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-8-24
埋葬_
-
月乃 猫
自由詩
11*
25-8-24
角砂糖
-
そらの珊 ...
自由詩
14*
25-8-24
榊
-
リリー
自由詩
10*
25-8-24
「思い出の渚」の冒頭歌詞を検証してみる「作詞家岩谷時子の発言 ...
-
洗貝新
散文(批評 ...
8+*
25-8-24
クレクレ星人の独り言「九州の火球。」10
-
ジム・プ ...
散文(批評 ...
6+*
25-8-24
いのちは_※2025年バージョン
-
こしごえ
自由詩
8*
25-8-23
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
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56
57
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