すべてのおすすめ
朝の光に華やかな
紅梅の花の群れ、流れて揺れて

意識、うっとりあけてひらき

紅の点描、今や無数無限
朝の光彩を闊達に浴び

光景に溶け入るわたしが居る
○「悩み事」
逃げれば
追いかけてくる

○「死」
どんな人でも
最期は
ひとりで
死んでいかなければならない
こんなに悲しい寂しいことはない
しかし
これだけは絶対にまちがいの ....
駅から家までゆっくり歩いても20分のところを
疲れ切ってしまっていてタクシーに乗った
途端に
意識が朦朧としてしまったら

途中で何人かの人が乗ったり降りたり
乗り合いしてきたのだが
顔 ....
○「弓道」

僕は若い頃からかっこうをつけることが
大嫌いだった
かっこうつけているといわれることは
とても嫌なことだった
しかし60の手習いで弓道を始めるようになってから
弓道の先生か ....
 テレビの横に置いてあった砂時計

 忘れていた

 どうしてここにあるのかも解らないくらいに

 真夜中の静粛の中で返してみる

 音も立てずに時を流して行く

 流れる砂も ....
だんとんだん だんとんだん

恐い夢を見た朝は

丘にマンサクの花を訪ねてみてください

澄んだ黄色のクニャクニャした花弁

メドウサの髪 縺れる糸手毬

すこし浮き浮きし ....
漬物があれば
白いご飯を美味しく食べられる
最高の組み合わせだろう

白いご飯と合わないもの
探すのは大変だろう

朝は白いご飯と味噌汁がいい
和のものがいい
日本人の体に合っている ....
○「誰かにわかってもらいたくて」

誰かにわかってもらいたくて
手当たり次第メールしてみる
誰かにわかってもらいたくて
愛犬に話しかけてみる
誰かにわかってもらいたくて
コンビニに出かけ ....
二月は冷たい熱をまとった光
包まれた小枝は銀色の針金
青々とした空に刺さっている
そして導かれて小さな蕾がこの世に顔を出すだろう

優しかった過去の手を想う
手も語ることはないけれど
私 ....
冬の日差しを背に受けると暖かでした

布のブックカバーはザックリとよい手触りです

賑わう道の際にある私の影の中で

詩集のページを開いてみました

ある詩をゆっくり二度読みま ....
買い物を終えて店を出たら雨だった

  あちゃ 雨かい

昼間はあんなに青空だったのに

寒の戻り 冷たい雨 ボタンを掛け直す

  ポツポツ ポツポツ

コートの肩に雨が落ち ....
○「梅の花」

だらだら長生きするよりも
たとえ短くても美しく死にたい

いや、だらだらでもいい
この世にはまだ未練がある
まだやり残したことがある

いやいや手塩にかけて育てた息子 ....
春風よ はるかぜよ

この子の香りはおいてゆけ

春風よ はるかぜよ

この子のピンク色を乗せてゆけ
○「青春の回想4」

僕にもあった
若い頃
僕にもあった
それなりの恋
今は見る影もないが
青春の思い出は
記憶のアルバムに残してある
アルバムを開けば
一瞬のうちに青春の思いがわ ....
○「生きている質」
長生きが
めでたい
とはかぎらない
大事なことは
質である
生きがいは何か
目標はあるか
趣味はあるか
友だちはいるか
夫婦仲や親子仲はいいか
お金はあるか
 ....
ああ
夜中に腹が減って
もうどうしようもなくて
パンがあったのでパンを食べた

ああ
僕はパンがあまり好きではない
なのにパンしか食べるものがなくて
なんで、こんななのかな、と嘆いた
○「情報過剰」
インターネット上にたくさんの情報が
あふれているが
あたりまえのことや基礎基本が
何か
わからなくなっている

○「楽しさモットー」

何をやるにしても
楽しくやら ....
肌と肌
擦れ合い
デコルテに
爪痕を残す
なんてことのない
ここは魂の坩堝
外は風が冷たい
冬の終わりに
また交われた歓び、哀しみ

背中にまとわりつく
不快な重み
正体は知ら ....
○「小遣い稼ぎ」

僕のまわりの年金生活者で
週2、3日ぐらい働いて
小遣いぐらいは稼ぎたいという人が少なくない
ところが我が田舎はそういう働き場所がなかなかない
県都にいる従兄は
今度 ....
不定形の想いの
崩れるその先には
俺にはまだ解らぬ
謎だらけの轍が
埃を被っていた
誰にも知られぬまま

涙枯れ果てて
叫んでみたって
誰も追いつけぬ
肋を急くだけ

何故だろ ....
○「登山」
登山は
登りが花である
下りは
空気が抜けた風船のようになる

○「心のグローバル化」
自分のことだけ考えていると
行き詰まる
世界は繋がっているから

○「仏道」
 ....
○「シラガ」
シラガは
頭から始まって
陰部に移り
眉毛で終わる
陰部のシラガほど
せつないものはない

○「年寄りの会話」
今日も
入院話で
盛り上がる

○「機械化」
 ....
伝えてしまったら
何をしたらいい?
愛したら次に
何をしたらいい?
受け止められたら
どうしたらいい?
魚は三枚におろして
下ごしらえして
お醤油とみりん
天日に干して
好きはただ ....
○「何探してんの?」

何探してんの?
眼鏡
今かけてんの、眼鏡じゃないの!

何探してんの?
カギ
首にかけてんのカギじゃないの!

何探してんの?

さっき飲んだでしょ! ....
○「男と女」
男は
笑ってくれる女を求めているが
女は
笑わせてくれる男を求めている

○「少子化」
欧米人の
お尻とおっぱいには
いつも驚かされる
われわれとは繁殖力が違うような ....
○「財布が見つからない」

ワイフが犬と散歩に出かける時に
居間の椅子の上の座布団の下に財布を置いたのに
帰ってきたら、ないという
念のため部屋中を何回も探したけど
ないという
外から侵 ....
総理、以上ご説明した通り
将来貰えるか判らないのに
払えというから未納者が多いのです
だから逆年金にするのです

高校卒業後の19歳から24歳までの5年間
安い給料の補填や高校以降の進学費 ....
○「性欲」
頭はごまかすが
心はごまかすが
体は正直
今朝は一丁前に勃起している

○「性欲」
僕は下半身の弱さを
下ネタで補っている

○「同性婚時代」
これからは
男が男を ....
柘榴をお目当てにやってくるヒタキは
ながら、の達人
羽ばたきながら実をついばむ
秋を経て
冬へと持ち越され
艶を無くし
死んだようになったその実は
つつかれて
したたるようなルビー色の ....
輝きを忘れない
太陽のよう
圧倒的な魅力がある

焦がしてしまうほどに
底なしに優しい眼差し

私にとって
無くてはならない
ビタミンのよう

何かに負けそうなとき
その輝きが ....
リリーさんの自由詩おすすめリスト(1087)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
紅梅- ひだかた ...自由詩12*23-2-26
独り言2.26- ホカチャ ...自由詩2*23-2-26
乗り合いタクシー- 足立らど ...自由詩4*23-2-26
独り言2.25- ホカチャ ...自由詩1*23-2-25
真夜中の砂時計- 佐白光自由詩2*23-2-25
マンサク- 八重もぐ ...自由詩3*23-2-24
白いご飯- 夏川ゆう自由詩623-2-24
独り言2.2- ホカチャ ...自由詩1*23-2-22
しるべ- そらの珊 ...自由詩9*23-2-22
布のブックカバー- 八重もぐ ...自由詩11*23-2-22
ステンカラーコート- 八重もぐ ...自由詩3*23-2-21
独り言2.21- ホカチャ ...自由詩2*23-2-21
プリムラ_ジュリアン- 八重もぐ ...自由詩4*23-2-20
独り言2.20- ホカチャ ...自由詩1*23-2-20
独り言2.20- ホカチャ ...自由詩2*23-2-20
パンを食べた日- moote自由詩323-2-19
独り言2.19- ホカチャ ...自由詩2*23-2-19
春の訪れ- なつき自由詩6*23-2-19
独り言2.18- ホカチャ ...自由詩1*23-2-18
はじまりの唄- なつき自由詩3*23-2-17
独り言2.17- ホカチャ ...自由詩2*23-2-17
独り言2.16- ホカチャ ...自由詩1*23-2-16
好き- 妻咲邦香自由詩6*23-2-14
独り言2.14- ホカチャ ...自由詩1*23-2-14
独り言2.13- ホカチャ ...自由詩3*23-2-13
2月12日- ホカチャ ...自由詩1*23-2-12
逆年金- イオン自由詩1*23-2-11
独り言2.11- ホカチャ ...自由詩1*23-2-11
小鳥な日々- そらの珊 ...自由詩13*23-2-10
太陽のよう- 夏川ゆう自由詩323-2-10

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