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・遠く
離れたままで
わたしたち
白い季節を一まい隔てた
(冬の華は六角形に受粉する
その周りを
星の子どもたちが手をつないで
ぐるぐると回りながら
白を蘇生させようとしている
(か ....
慣れし故郷を放たれて夢に楽土求めたり
一度低く
故郷を放たれて楽土求めたり
一度低く
を、放たれ、土たり
いちど
を、土求めて
オクターブ
故郷求めたり

胸の奥底深く湧き水の波紋 ....
呼吸にも心拍にも感謝しかない
まだまだ寝ていたい 

誰に向けて書いているのかと問われた
・… 無いと答えた 自分でもない 

詩作のいいところは金がかからないことだ
生きてさえいれば  ....
セブンイレブン、イートイン
初冬に飲むアイスコーヒー、
砕氷は溶けず身体冷えて冷えて

向かいに営業していた喫茶店、
半年で潰れ
ガラス戸越しの漆黒の闇

日々青い青い空ひろがる
東 ....
自分のこころが
話し相手の私
悪も私
善も私
いろんな私
一日がこぼれゆこうとしている
どこへ
だれの手によって
疑問符は
フェイクファーのふかふかの中で
あくびを噛み殺して
目を閉じる
ここはやがて誰の手も届かない場所になる

別府湾を切 ....
朝に、

緻密に絡まり合う
力動の
自己意識持つ
黄金の
おもちゃ箱

創りつつ

アパートの部屋、外に出れば

とどろきの宇宙大河
意味を凌駕し垂直に流れ
盛んな響き輝き ....
私の生は
詩を
書くこと
でもね
生あっての詩だ
人の思いは
宙に解ける
悲しみ 喜び
さまざまな思い
いとおしい宙
じゃあ、ここで、と
出張の帰りに送ってもらったのは
田舎の淋しい駅だった
上りの列車は発車したばかりで
あと小一時間ほど
待たなければならなかった
他に誰もいないホームには
 ....
台所を独壇場にする、
梅干しよりも止めどない、
はるかに暴虐的な唾液の滝、ほとんど果汁にも紛うほどに、
強烈な、そのかおり、
それでいて、
主役の実力を才能以上に引きだす、きわめて個性的で有 ....
鍵をなくして
座礁した無人島の浜辺から少しせりだした夕日の淵で
釣りをするたびに地球を釣ってしまい
きれた糸の先に針をつけて
昨夜捕まえた痩せた月を餌に
じっと
新月を待っているような
 ....
鯖の切り身に湯をかけて 
霜降り ぱちゃり 血合い取り
砂糖と酒と水と鯖 生姜もいれて くつくつと

落とし蓋 煮汁が飛ぶのをおさえつつ

甘い蒸気よ 換気扇 
外に抜ければ 冬の街
 ....
今自分が
ここに在る
奇跡を思えば
つまらんことなんて
気にすんな
大切な悲しみは
零れる光であり
いのちの傷です
静かさに「悲しい」
とつぶやくのです
私は笑っている 

出会えなかったものに向かって

私が 出会えるはずだったあなたに

私が 産んであげられるはずだったあなたに

ねぇ 生きて 生きて

人生の秋に 碧空のコント ....
良い豆を取り寄せ
ブレンドしたコーヒーが
売られている

他の仕事を辞めて
コーヒーショップを始めたとか

時々コーヒーを飲みに行く
若い人は少ない
熟年夫婦の話し声

忘れたい ....
魂という
いのちが
あるから
思うのだ
思い続ける力
減量中なのでとても持て余してしまう。ような。平日の合間に棚から牡丹餅のように挟まれた、けれどなんにもない、そんな祝日には、少しだけとおくにある鶴の村の露天風呂へと向かう。プラスティックの日常とはちがう .... 思い続ける力
自らの
分の
ペースで
行こう
在ることで全てだ
無いことで全てだ
全てが今だ
全ては
つながっている
あたりまえのことや
何気無いことにも感謝を
忘れたくない なぜならば
あたりまえのことなど
無いのかもしれないから
天井を叩いて、
カミサマの不在を確認する
開いた空の先は
{ルビ主=あるじ}を失った海のよう
空っぽの海を、
深く深くのぼってゆく

つぶれそうな肺を
握りしめるように、
吐き出した ....
遠くを
みつめる
まなざしが
今を深くして
果てしない
もうあとは寝るだけ、という段になって
三日月を見つけた
三日月もわたしを見つけた
他者のさみしさに触れると
自分もさみしいということに気づき
それはことばにしてみたら
手にありあまるくらい ....
風が
季節を閉じようとしている
冷たい唇を噛んで
もどかしさを押し止めた

何も語らなかったから
世界は濁った
足跡もつかない
綺麗なコンコースの下では
臭い泥水が蠢いている
 ....
風光る風のささやきに悲しみ一つ。
悲しみはどこに帰るのだろうか
原初から欠けている魂という命と共に
光る 光る
この大切な悲しみ

未来の今も私は、今を未来に
忘れ去って逝く。忘れたくな ....
そのころ 宇宙が
「ふしぎの卵」から産まれた
その「ふしぎの卵」を産んだのは
「ふしぎ」だ しかし
その「ふしぎ」を
生んだのは
何だろうか
永遠か ならば永遠を生んだのは何か
永遠に ....
冬を編む音が聴こえてくると
祈りが近い
夕暮れが愛おしい
(行かないで)
熊ノ森のはずれにあった
馴染みの毛糸屋は
廃業してしまったらしい
けれど
絶望するにはまだ早い

めぐりめ ....
 
毎日を毎週を毎月を毎年をつつがなく暮らしてきた私たち日本の人
きっと全宇宙の知的生命体のほとんど全て私たちのことを知らない

とても幸せな朝

まだ真っ暗な四時の宇宙を切り裂いて自転車 ....
リリーさんの自由詩おすすめリスト(1168)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Fairytale_Of_Snowland- ちぇりこ ...自由詩1323-12-3
鏡川- wc自由詩8+*23-12-3
近況- 空丸自由詩523-12-2
朝の天使たち- ひだかた ...自由詩6*23-12-2
※五行歌「自分のこころが_話し相手の私」- こしごえ自由詩7*23-11-30
まがいもの_やがて夜にのまれる- そらの珊 ...自由詩11*23-11-30
おもちゃ箱2(改訂)- ひだかた ...自由詩3*23-11-29
※五行歌「私の生は」- こしごえ自由詩1*23-11-29
※五行歌「人の思いは_宙に解ける」- こしごえ自由詩1*23-11-29
無人駅- たもつ自由詩423-11-29
檸檬- 本田憲嵩自由詩923-11-27
- wc自由詩11*23-11-26
作りすぎたのよ- 短角牛自由詩6*23-11-26
※五行歌「気にすんな」- こしごえ自由詩4*23-11-24
※五行歌「大切な悲しみは」- こしごえ自由詩5*23-11-24
今の私に- 短角牛自由詩6*23-11-24
コーヒーショップ- 夏川ゆう自由詩623-11-24
※五行歌「思い続ける力」別バージョン- こしごえ自由詩1+*23-11-24
勤労感謝の夕日- 本田憲嵩自由詩223-11-23
※五行歌「思い続ける力」- こしごえ自由詩3*23-11-23
※五行歌「全てが今だ」- こしごえ自由詩1*23-11-22
※五行歌「あたりまえのことなど_無いのかもしれないから」- こしごえ自由詩2*23-11-21
何者でもないものの魂- 瑠王自由詩623-11-20
※五行歌「遠くを_みつめる」- こしごえ自由詩3*23-11-20
さみしい夜のぷちぷち- そらの珊 ...自由詩10*23-11-19
埋火- 夏井椋也自由詩5*23-11-18
帰る- こしごえ自由詩1*23-11-17
卵の果て- こしごえ自由詩2*23-11-17
もこもこ- そらの珊 ...自由詩10*23-11-17
今朝のうた- 足立らど ...自由詩10*23-11-15

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