じぶんをみれない
ちっぽけなぼく

めにうつる
どこまでも
たかいそらも

せかいのはての
せかいのまるみも

なんおくこうねんを
こえて
とどくひかりも

しょうかし ....
じんせいのいっしゅんを
あなたと
そんざいをたしかめあって
すきなきもちが
まいにち
みちてた

いつかおわることを
ふたりともちゃんと
しっていたし
わかったいた

あの ....
おびえてはくりかえす
このあしもとから
このそんざいから

ふるふるして
わたしをまもる
にちじょうから
ときおり
かたちのない
たましいだけ
でてしまう

からだでおさえ ....
きめたの
あなたと、いきてゆくこと

そして
きめてくれたの
わたしと、いきてゆくこと

そんなこと
ゆめみたひとが、
いたけど

そのきもちは
きらめきを
はなって
 ....
となりの、しばは
あおい、というけれど

いくつになっても
いいなぁ、いいなぁ、と
たにんをうらやんでしまう

てのなかには
たくさんのしあわせを
だいているというのに

わ ....
あのときより
たくさんことばをしって
いたみもしって
やさしさもしって

なのに

すべてを
あなたにじょうずに
つたえる
すべがなくて

よるのおとを
ききながら
ひ ....
なにもない、と
なにももっていないと、
ぬれたよる
それも
いつかこえて
おとなになった

なにかをにぎりしめていると
おもっていた
てのなかに
ただくらやみばかり
あつめて ....
たくさんのひとと
じんせいのこうさてんで
であう

ないたり
わらったり
かけがえのない

あなたとの
あのとき

きみとの
あのとき

こころをずっと
ふるわせて
 ....
そうぞう、する

あの ほしは ての とどくところに ある

むそう、する

ぼくは あの ほしと ともに そらに ある


まいにち を ころがし ながら

なないろに ぬる
 ....
めを とじる
やみの なかに

さらに ふかい やみの なかに
おりる とびらが みえる

あの やみには
ふれては いけない

こわばった ぼくを
ほぐすのは
たいおん ....
ぼくの ては
なかへ なかへと
てを のばし
すべてを だいなしに
してしまった

あの はかなさを
いきること、というのだろう
あの こどうは
もとめる、ということなのだろう
 ....
ねんごうのとなりに
わたしが
そのとき
どこにいたか、を
しょうさいに
きにゅうする

そこには
ぼーるぺんの
きずだけしか
のこらない
しろとくろのせかい
わたしは なにも もっていないから

あなたを きずつけてしまう

かなしませてしまう



でも こわすぎて

うごけない



すぐ めのまえに ある
 ....
うたうことに
しおれて
よこからさす
たいように
すねて
ねむくても
ねむくても
いつだって
うたうことを
おもいだすの

かなしみに
みたされても

よろこびで
は ....
えにしある ひとが
たびだって いちねんになります

えにしをつなげてゆく
おなじ ちを うけついでゆくものが
さかずきを あけます

あなたの むかしばなしに
みみをかたむけつつ ....
いつかゆく
このばしょ

やんわりとした
ひとたちへ
ふりかえりつつ
おくる
おもい

ありがとう、と
ごめんなさい、の
リフレイン

わらっていてください

ぼ ....
うすく

たなびいてゆく

いま

あなたといることが

しあわせです

もし いつか
あなたといられなくなっても
しあわせでした、と
いえる
かくごが
まだ
わたしに ....
ぼくたちの

よろこびや

かなしみには

いろいろないろが

ふちどっている


どうかどうか

まぶしすぎることが

かなしみにならないように




 ....
あなたとわたし
たちきれない おもい

じかんは こくり こくり と
ぼくたちを のみこんでゆくけど
ぽとり ぽとり とは おとしてくれない
じわり じわり と しみこんでゆくのだ
 ....
ただしいこと
どこへ つなげていこう とも

わたしは わたしの
かなしみで めいいっぱいで
あなたは あなたの
こころを ひょうげんできないまま

とおりすぎて

あれから  ....
とらえようのない
いま この きもち

ふと なみだが こぼれて
あたたかさに おどろく
どこを あるいているのか
どこに あるいていきたいのか


いまは あなたを おもいだし ....
ながい ながい
航海をしてきました

そして これからも

ながく ながく
また 違う場所で



透ける
綺麗な瞳
わたしをみているの?
きっと ここじゃない どこか
振 ....
さよならが苦手
時間は僕よりも早く
通り過ぎる

君がいた夏は
はしゃぎすぎて
こんな風に泣くなんて
思いもよらなかった
毎日が
ずっと重なってゆくのかと
思っていた

ガラス ....
うまれて
ぼくに のこったものは
びんかんで おくびょうな おと

ひとりのおとを
あいすべきときも

ふたりのおとを
あいすべきときも

みゃくみゃくと
ながれつづけ
と ....
うつら うつらして

みえなかった

あふれでた

あなたを

よるは すいこんだ


くりかえし

いいきかせる

なみを

いくつも こえて

こころ ....
ひねくれて
しろいみち

かわいいあとを
つけた

…つもり

ひらり ひら ひら

かわして

あたしは きょうも ほんとは
あなたに むちゅう
この叫びは

誰のためでもなく

私のエゴだけで

綴られている
飛び出しては
懸けて行く
創造を
構築する
自由

その場所には
幼く
壊れやすい
現実を
閉じ込めている

憂鬱
そのときを
生きている

きみは

煩悶し
 ....
てを ふれる
ぬくもりは
すごく かんたん

でも もう

あなたとの ぬくもりは
ふれなくても わかるものへと かわり
はじめは ゆれて ゆれて ないて
しなやかなものへと

 ....
おぼろげに歩く人の姿が
僕の前をふわふわ通り過ぎてゆく
心が軽いのか
体が軽いのか
真理は定かじゃない

ひとひとり
ひとふたり
つられて
足跡だけが
とうとうと続いて
風に ....
玉兎(225)
タイトル カテゴリ Point 日付
「くらやみの こどう」自由詩314/5/18 1:50
「なつのいのり」自由詩113/8/24 11:14
「いんりょく」自由詩313/8/8 8:25
「ちかうこと」自由詩313/8/1 8:40
「せつぼうのはざま」自由詩313/7/4 8:44
「いたみをしっているあしあと」自由詩813/7/2 22:13
「ともになる」自由詩613/7/2 8:07
「わたしになる、あなたになる」自由詩313/7/1 23:36
びゅん、と ふく かぜ 自由詩310/11/4 19:30
しじまの あい自由詩109/1/30 0:55
ぼうきゃくの やみ自由詩109/1/29 22:59
りれきしょ自由詩109/1/29 19:43
こだま自由詩108/8/30 22:12
うたとうげ自由詩408/5/4 23:22
一回忌自由詩107/9/9 21:10
いつかゆく自由詩307/9/2 23:26
うすく たなびゆく自由詩607/6/3 2:03
びーだま自由詩507/5/12 17:31
じんわり自由詩407/5/9 22:19
あまい かじつ自由詩607/1/6 0:52
こころ の きょり自由詩307/1/5 0:15
ながく ながく また 違う場所で自由詩306/7/17 22:36
さよならの夏自由詩206/7/10 22:46
心脈自由詩106/6/18 16:59
やさしい よる自由詩106/5/7 23:10
あまのじゃく自由詩206/5/7 22:54
とき の こえ自由詩406/5/3 22:32
柔らかな糧自由詩206/4/2 23:05
ぬくもり の いと 自由詩106/3/26 1:04
足跡のある風景自由詩106/1/1 3:08

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