「いんりょく」
玉兎


おびえてはくりかえす
このあしもとから
このそんざいから

ふるふるして
わたしをまもる
にちじょうから
ときおり
かたちのない
たましいだけ
でてしまう

からだでおさえても
しょざいのふあんは、
わたしをどこかへ
おしやろうとする

おしあい
ひきあい
いくつになっても
ひたひた
ただよう


自由詩 「いんりょく」 Copyright 玉兎 2013-08-08 08:25:03
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