口をつぐんで 歩き出しては
くるはずもない未来に おびえたり
あるはずな私のかげに すくんでみたり
うつろいがちで ためらいがちな 過ぎ去る雲

ぱちん ぱちん
計算機たたいて ないはずの ....
ひかりのわっかが ゆらゆら

おどっているのは だれのこころ

そのこころ ふりかえらずにはいられなくて

くちびるからも おどる

かさなる わっか

きらきら

そのうでに ....
ささやかな いたみを ともなった ささくれ
きっと きずかない

きもちに みあった じかんで
きもちの こもった きすを

へいきなかおして そのすきまを
とおっていくのは やめて
うなずきから さらさら こぼれる よいん 

まなざしから ゆらゆら こぼれる よいん

どの よいん からも ぼくには ここちよい メロディ

さらさら ゆらゆら

ぼくのなかに ....
ほがらかに ながれるような すべての あたたかさ
いとしい きもちが いったり きたり
あたためあって ぼくらは
あしたも みえない ちからに はげまされて
のりこえてゆく

さむいよるも ....
てんびんに いろいろのせて きみは
てんびんが かたむくより はやく
くびを かしげてしまう

いっしゅんで すりぬけてゆく
ふあんとか そうぞうとか

ほんとうは もっと
いっし ....
おなじことばが ゆれている
おなじえいぞうが ゆるんでいる
なだらかに ながれ
すぎさってゆく かぜは
わたしのめを くゆらせては
いつだって そらに かえっていく
こわいとは
こわ ....
ブルーのわすれなぐさ
せつないブルー
ちいさなきおくの はなびら
おひさまに ひろげて

いつか わすれるときがくるのか
いつか おもいだすときがくるのか
しあんしたところで むねの ....
あなたは やわらかな こもれび ゆらゆら ゆらすの 

ただ よりそったきもちで ひぐれまで


あお と ぐんじょうが おしよせるなか

つないだ て ほころんで


ふわり ふ ....
そのて そのほほ そのめ

おっているものを わたしは ながめていた
そのどこからも よみとれる やさしさを ながめていた

わたしの かんかくだけは いつだって ぼんやりして
じ ....
ゆらめかないで うろたえないで
しずんでしまわぬうちに
そのてで すくって すくって・・・

みずかがみ ゆらめいて うろたえて
みずを かく て また まにあわない

ぼくらのてに の ....
こころのなか ゆるやかにおきて じわんとこぼれた

こんなにも あふれて こぼれてゆくのに

わたしのなかから なくならない かなしみは
よっぽど そこなしなのか、と
ようきなかお した  ....
だきしめている とけてしまいそうなもの
にぎりしめている そんざいを たしかめていられるもの

ほろほろと ゆるゆると ほどけては みつめあう
おだやかな キス

あしたは さむくても い ....
もしも もしかして
わたしが きように よわたり じょうずな はとだったら
きっと きょうも くるっぽーとないて
ぽっぷこーんを もらうだろう

でも そんなふうには いきられなくて ....
さよなら、のつぶやきは
はらはら おちる おちばに にていいる

ほんとうは のみこんだのは きせつだけじゃなくて
うつりゆく なつに ちょっとした せんぼうを おくる

わたしは くちも ....
くちを とじて
めを とじて
みみを すまして

かんじる もの

うたたねのような
やわらかな

さいぼうとさいぼうを
すりぬけてゆくような
むげん

くちを ひらけば ....
いたい いたいと ながすなみだは
ちゃんと ぼくを うるおす ちからを もっている

ひたひた な かなしみに
じわじわ の ブルー
うるるん うるおして
じわり じわり

ぼくの ....
たましいに といかける
ほんのちょこっとした ぎもんを けずってみる
けずりきる ようすなんて みじんもない
いちばん このからだに かんじて
いちばん わかりやすい はずなのに
すこし ....
どこから なみうちぎわに きたのか
あなたに てを ひかれてきたような

みぎてに ほんのり のこった じわっとしたかんじ
しろいあわにくるんで ひいて
ずっとちへいせんの むこうま ....
ぽつんと うかぶつき
くもが つきを おいこしてゆく
ふかいあいいろの じょうくうは あらし

いっしゅん さえぎる

ひかり

かげ

かげ

かげ

おいこしてゆく
 ....
ひろがる ながれつづける みらいのいなほ
はしりゆく かぜにここちよく ゆれる

すうぅっと みちはつづく いっぽんみち
わたしは だいたんにも
とてもせいじょうな きもちになって
 ....
はだしで たたん ステップ
ひびけば きょうが はじまる

おはよう おはよう

ことりのようにさえずって
あさのぐんしゅうにまぎれても
ひとり ひとり たどりつくばしょ ちがくて
 ....
ゆびさきから ふきこむ

ふとくてい たすうしゃへの あい

もぐもぐ して 

こころにやはらかな かぜ

ふきますように

きょうも オーブンの まえにたち

 ....
とおくから

しとしと やってきて

きがつけば ずぶぬれ

こころは ゆるやかに しっとり


であい

よろこび

はんせい

こうかい

わかれ

 ....
つかれちゃった
こころのおくに

なげやりになった
こころのおくに

いろんなことが
いやになっちゃった
こころのおくに

ほんとうの
つよさが
ねむっているように
おも ....
とじそうになる
まぶたから
すぅっと
こんやも
しらないくにへ
たびにでる

のったことのない
のりものにのって
いったことのない
くにへ
あったこともない
たくさんのひと ....
こつこつ
とんとんとん

いしゃは
わたしのむねを
たたいて
ちょうしんきを
あてたりして
ふむふむ
わけしりがおで
カルテに
なにかを
かきこんでいる

わたしは ....
とびおりて
とびおりたまま
じっとして
いつまで
たっても
じめんに
つかないので
こころなしか
ふあんになったけど

したを
みるのは
やっぱりこわくて
ちょっぴり ....
へっぽこ
かみさま

きょうも
あっちで
ごっつんこ

どうやら
あいさつしようと
してたみたい

でもでも
むこうも
こんにちわって
きたもんだから
あたまと
 ....
かぜが

ふいている

みなみへ

みなみへ



しっているのだろうか?

そこは

わすれられたくに



びゅう びゅぅ



はるに

 ....
玉兎(225)
タイトル カテゴリ Point 日付
ひとつ ひとつ自由詩404/10/20 23:00
ひかり の わっか自由詩204/10/11 21:59
ささくれ自由詩404/10/9 23:02
よいん自由詩604/10/8 0:41
いとしい きもち自由詩204/10/6 23:38
こいわずらい自由詩404/9/22 0:14
おなじ自由詩104/9/21 0:12
わすれなぐさ自由詩304/9/8 0:14
こもれび自由詩404/9/7 0:44
じえいほんのう自由詩4*04/9/4 0:14
さよならの わっか てのひらの はじっこ自由詩3*04/9/1 14:52
こぼれゆくもの自由詩6*04/9/1 1:55
キス自由詩3*04/8/31 13:09
もしも わたしが もしかして のぞんだら自由詩4*04/8/11 22:10
ざんしょ自由詩3*04/8/10 23:41
あい自由詩9*04/8/8 1:16
なみだ自由詩5*04/8/6 23:38
けずりかす自由詩7*04/8/3 20:24
しおさい自由詩2*04/8/2 23:35
つきのひかり自由詩4*04/8/2 1:06
いなほ自由詩2*04/7/29 23:30
あさ つうしん自由詩2*04/7/27 22:54
しょくもつれんさ自由詩4*04/7/26 0:47
じんわり自由詩5*04/7/25 1:19
つよさ自由詩3*04/7/21 23:37
ゆめのくに自由詩2*04/7/20 1:16
びょういん自由詩10*04/7/19 10:58
みみなり自由詩4*04/7/18 20:18
へっぽこ かみさま自由詩5*04/7/18 1:14
きせつふう自由詩3*04/7/16 22:54

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