誠実じゃない
日が沈む
誠実じゃない
一日が終わる
誠実じゃない僕の
誠実じゃない一日が
 ....
雨が降っている
とても素敵な雨が
道路の埃をすべて洗い流して
この世の憂いを
すべて洗い流し ....
岸に咲いてる、雨の花 
魂宿る、雨の花 

その透明の面影は 
何故だかいつも腐らずに 
 ....
いくら頭を抱えても 
仕方のないことで 
うじうじしている自分の{ルビ面=つら}を 
本の頁か ....
 
【憐哀SHOW】



 愛は見えない心の探り合い
 まるで駆け引きね
  ....

サイダーは陽射しで
わたしはまなざしに
溶けてからんと音がなる

はずかしいくらいに慾を ....
水を殴って飛沫を掴め
取り逃がした飛沫から水滴を掴め
と、音の遠くなりつつある声を反復し
頭に ....
 それが気になり出すような季節に
 彼女はあえて
 メールを送って来た
 一日一通だったけれど ....
仲間の為に
命を捧げよう
自分を殺して
人の為に生きよう

いくら自分は
辛い思いをして ....


薔薇は
許されたかったのだろう

棘をまとって
なお、
許されたかったのだろう
 ....
風説
風に喰われたページ
歯形
柔らかく
ソフトスクラッチ
紫陽花の葉半分
雨に討たれて ....
昼下がりのデイサービス

じっちゃんが起きてきた

暇さえあれば人の顔見てボソボソと話し
 ....
残されたのは私と、
醒めない絶望

前髪を掴んだまま
落下するカナリア

窒息の底無し、 ....
噛み付いた歯の先から、刺激


微笑みの国タイランド
とにかくひどく蒸し暑くて
立っている ....
もう同窓会は終わってしまったが

アンタに会いたいと思った
アンタがどんな先生に
おなりにな ....

イライラしているとき
心がザワザワしているとき
私は決まって 部屋の掃除をするのです

 ....
エアコンの下で
冷たく乾いた体を

ガーゼの夏布団で
まるめこみ

このままずっと
と ....





飛車角と
落とされてから血がタギル
喧嘩気質の
救えない奴



 ....









お前のタトゥーのドラゴンが


夜な夜な俺らを苦しめる
 ....
宗教上の理由で
挨拶 謝罪 感謝等
封印してみた

朝起きてメシ喰ってたら
年上の同居人が ....
キミはあたしと
離れたがっている

思い出がいっぱい
ならば 会いにくればいいじゃない

 ....
{引用=
緩やかな咀嚼が
下痢を引き起こすことなく
幾何学によく似た
紋様を作った
ここは ....
好きなのに嫌いなふりをしてしまう反対側の気持ち零れる

五月晴れ流れる風の透明感キラキラ光る太陽 ....
アーモンドチョコレートの
金の包み紙をみると
捨ててはいけないという声がする
しわを丁寧にのば ....
変質

劣化

腐敗。


没落

退廃

形骸化。


解脱

虚無

歪曲性。


無常

残留 ....
文通はするけれどお互いの電話番号は知らない
そういう関係はたくさんあっただろう
そしてふたりはた ....
この悲しみはひとにやさしくなれる

いちど別れた女となんねんかぶりに会った

肌をふれあわせ ....



  学校帰りの
  黄色い子どもたちが
  葉桜の大きな
  大きな陰をこえると
 ....
ぼくは、ようやく探し当てた。
透明人間になれる薬を持ってる人だ。

どうして透明人間になりたい ....
楽しい声が歌となる
悲しい声が歌となる。
淋しい言葉が歌となる。
うれしい言葉が歌となる ....
宇宙から地上へとのびる滑り台を滑り降りて僕らは生まれた

あまりはっきり覚えてないけどあの光景を ....

乳房まである、黒い髪の毛をもっている。
それはときどき褒められるけれども、なぜだろう、なんだか ....
---浦風も吹きわたらない 惰眠にふける公園の広場
申しあわせたのか
        夕食前の腹 ....
能天気なおまえに
この俺を慰めることなんて
できないんだ
無神経すぎるおまえの
土足は未だに ....
哀しみという名の街で
二人 出会ったの
涙雨の降る街角
空も泣いていた午後

さびしがりや ....
ユキオからのポカンとしたメールに返信しながら発光するコンビニを通りすぎた
カワバタからはさいきん連 ....

水を打ち水滴の付くあお葉見て妻の居ぬあさこころなぐさむ

知り人が不治の病に伏しおりてしきり ....


言葉づかいが正しくない
着ている服がみっともない
生活スタイルがだらしない
おれが
 ....
大空に手を伸ばす
太陽でこの手を焼くために
ほしいほしいほしい
私は全てのまっとうなものがほし ....


コミュニケーション不全やからセックスしたいん?人と深く関わりたいから?
人と関わる方法ほか ....
何にもなくなっていく手で
何かしらのものとして掴もうとしている
私は元気な気がさせられていた
 ....
 
 
コンビニに行くと
夜の人がいる

その人が
昼の人と違っても
私はかまわない
 ....





みていた

なにするすべもなく
きりぶかいくろのぬまぞこへおちていくひと
 ....
校庭をタイヤ引いて
居残り特訓
砲丸投げをやれって?
砂場で練習

体格いい人には
かな ....
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2010年6月3日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
誠実じゃないふくだわらま...自由詩110-6-3 23:53
雨が降っている自由詩010-6-3 23:52
雨の花 服部 剛自由詩510-6-3 23:18
目覚め自由詩610-6-3 23:11
憐哀SHOW綾瀬たかし自由詩010-6-3 23:11
まなざしはるな自由詩310-6-3 22:38
_ehanov自由詩010-6-3 22:06
気になる季節藪木二郎自由詩010-6-3 22:02
我が身を捧げペポパンプ自由詩5*10-6-3 21:50
同罪千波 一也自由詩3*10-6-3 21:38
6月秋也自由詩110-6-3 21:23
赤紙伽茶自由詩310-6-3 21:14
果実自由詩110-6-3 21:10
空色の損、ソーダ水あ。自由詩14+*10-6-3 19:48
先公(センコウ)森の猫自由詩3*10-6-3 19:40
心がザワザワした日には涙(ルイ)自由詩510-6-3 19:38
とろん小鳥自由詩210-6-3 18:51
団扇・縁台・夏目漱石TAT短歌010-6-3 18:50
タトゥーになって自由詩2*10-6-3 18:39
あいさつハイドパーク自由詩8*10-6-3 18:18
割り切れない森の猫自由詩1*10-6-3 17:58
幸福な結合真島正人自由詩5*10-6-3 17:52
反対側夏川ゆう短歌310-6-3 16:20
あーもんどちょこれいと賛歌朧月自由詩610-6-3 15:48
朽ちゆくもの風音携帯写真+...410-6-3 15:12
文通吉岡ペペロ自由詩310-6-3 15:08
宇宙のものまね自由詩14+10-6-3 14:50
日陰草野春心自由詩310-6-3 14:07
透明人間izumi自由詩010-6-3 14:01
詩(うた)と歌(うた)……とある蛙自由詩5*10-6-3 12:25
滑り降りてくる輪廻瑠王自由詩5*10-6-3 12:05
髪のことはるな散文(批評...310-6-3 12:04
いとおしくも信天翁自由詩210-6-3 10:05
外の世界へふくだわらま...自由詩210-6-3 10:00
哀しみという名の街で未有花自由詩10*10-6-3 9:47
生死の皮膜吉岡ペペロ自由詩310-6-3 8:44
今朝の思い生田 稔短歌210-6-3 8:22
スクランブル交差点寒雪自由詩110-6-3 7:10
指でつくる言葉朧月自由詩110-6-3 6:44
夜の切り取り捨て彦散文(批評...010-6-3 6:28
何かを欲する番田 自由詩010-6-3 1:52
コンビニ小川 葉自由詩010-6-3 1:31
弔い合戦ベルヤ自由詩1*10-6-3 1:01
だめもとペポパンプ自由詩5*10-6-3 0:07

加筆訂正:
遺伝子 青色1号、黄色4号/salco[21:29]
改行の為
滑り降りてくる輪廻/瑠王[18:36]
タイトルちょっと変更
つつじのために/非在の虹[09:35]
後半4行削除
44rows, 1.05sec.