Love　Letter　って書いたことないから
こんど　きみに書くね
「私のこと　どのくらい　好き？」って
いつも　聞かれても　いいかげんにしか
答えてこなかったから　ちゃんと　書くよ
　

もう何にも勝てなくなっていて
苦しくて苦しくて苦しい、ので
君にだけは勝っとこう、とやんわり思いました

もう夏が終わりそうです　まだまだ暑いね、と君は言います

まだまだ暑いね、と　やはり僕も言ってしまいそうです
　
　

抽象ではきっと受け取ってもらえないけれど
かといって具体派などとゆーものの真似も難しく
しかたないので情をガスの火で炙って黒焦げにして
感は塩にしてから酢が馴染むまで冷蔵庫にいれておき
そのあいだに何をどうしたらよいかしらとあたりを見回したら
青いカビに覆われた嫉妬が床に転がっていたので
つまみあげてハイターで消毒しさらに電子レンジで殺菌し
愛など残っているとまずいのでいちいち楊子で取り除き
なんでこんなことしてるのかしらとついた溜息が混じると
さらに味が落ちるのでそれも大急ぎで取り除いて
悲しみは腐るゴミなので生ゴミと一緒に裏の畑へ
寂しさは不燃物だから毎週月曜日に出すこと
怒りはもちろん燃えるゴミで
焦りは再生ゴミなので毎週水曜日に分別して出す
なのだけれども
さっき楊子で取り除いた愛をどこに捨ててたらよいかわからない
愛なんて抽象的なものあのひとはきっと受け取らないのに
　

必ずいく

そこまでいく

こけたら泣く

それでもいいなら

ぼくは

とても

くるくるたのしい
　

すれ違い様
後ろ手に腕をつかみ話しかけるから
わざと不機嫌になって
気がないふりをするのは
わたしの悪い癖よ
見抜けないのは
ストレートじゃないわたしと同じくらい
あなたも悪い
終わっちゃうじゃない
もっと面白い
ゲームしましょうよ


＃嘘専用スレだなこれは．．失礼。
　

その肩に
今日のショーツよりも沢山
触れていたい

　
　
　

もし、明日晴れたら
傘なんかささずに
シナモン・ドーナツを買いにいこう
　

嫌いだったところが
キミの一部だと思えたとき
ボクはキミに恋したんだ
　

きみのことをてにするのにいとわない
せいべつになってしまいたい。

きみのことをあいするのに　あいするとかといってしまうのに
ちゅうちょのないせいべつになってしまいたい。

たとえばきみのはだかをみて
むらむらとするせいべつになってしまいたい。

そうすればこれを
そういうものだとひらきなおってしまえる


しっとはあか
とらんぷのはーとのようなあか
　

嫉妬、
というものが理解できない。

私にわかるのは薄い青灰色した感情だ。
そんなものは嫉妬じゃない嫉妬の色は紫なんだと
昔むかし恋人に言われた。
私はそのときとても傷ついたけれど
傷と嫉妬は別物だ。

薬のせいでうまく勃たないものを
懸命のボランティア精神で維持している私に
彼女が嫉妬している。
嫉妬と快感でこんがらがっているのがわかる。
顔にそう書いてある。
うまく勃ってないしろものは
いままさに彼女のなかに入っていて。

なんでこんなことやっとるのかなあ。
ようわからん。
嫉妬もわからん。
最近じゃ恋もようわからん。
わかんねえわかんねえと呟きながら
彼女のやわらかくて大きな乳首をくわえてみる。

彼女がうめいて
彼の名を呼ぶ、

薄い青灰色の感情が
ふいと
私のこころに生まれる、

彼ではない、
彼女ではない、
名を呼ぶことすら今の私にはできない、
そのひとのことをかんがえるとき、
そのときだけ、
薄い青灰色の感情が私のこころを流れてゆく。
　

居酒屋で三人
飲んでいると
あんたらどういう関係なのと
どこかのおっさんが訊ねてくる
いつものことで

どういう関係なのか
説明するのが面倒くさいので
愛人関係なのよーと言っておく
あたらずといえど
たぶん遠くない

日曜の夜だってのに
今から飲みに来いよーと彼女が言って
もう夜二時だよ何言ってんの電話かわってと私が言って
電話かわって
今おちんちんいじってると彼が言って
なに莫迦いってんの電話かわんなさいと私が言って
電話かわって
このひとほんとに莫迦でごめんね何言ってるのかしらねと
彼女が言って
そんなこんなで三人で酒を飲んでるのだが
酒飲んだあとやることは
決まっている

三人組のカップルを許す法律は
日本に存在しないらしい
それが残念なのか
それとも好都合なのか
私にはぜんぜんわからなくなっている
　

めのまえにすわってる
きみのことがすきです
　

あなたが

はじめてなんです。

わたし、

ふるえてました。

寝たふりをして。

いえ、

はじめは　ほんとうに。

安心できる人と思ったから。

私の勘や予知って　当たるんですよ。

いまは

もう　こんなに安心しきって

すべて晒してる。

すべて

ほら．．


＃　嗚呼．．　ここまでくると　もう　私　駄目だな．．　．．
　

飲み干した
、鰹よりカツオ味、な、うどん汁の

(ひどくしょっぱい)

ループする
、硬質の、どんぶり宇宙の内壁より

(おかわりあんの？)

たちのぼる
厳かに、夜にかげろうケム越しに


太く長く
きみを愛す
　

世の中には
みえないこと
わからないこと
があるのに
未来で好きじゃなくなっている私
が　今わかる
　

つけまつげが
バサバサ音を立てて
空を飛んでいく
君といっしょにいられるなら
僕はあのまつげでも良かった
　

私は人は一人だと思うので
こんなことを思ったのはあなた一人なのですが
けしてあなたにはどうしても
僕は一人だと思って欲しくないのです。
自慰なのだろうとわかっていても
一人になろうとしないで欲しいのです。
我が儘です。矛盾です。
嘘つきになります。

知っています。
　

あなたのそばにいたいので
いきさえとめようとおもう
　

知っているのかい？
一人で君を待っているのが怖くて、
ボクはヒザをカカエて、
冷蔵庫の中で待っているのを。
君は社会人らしく
外から帰ってきて
やさしく冷蔵庫の扉を開けて
ボクを迎えてくれるんだ。
　

砂の手紙に 書いてみました
わたしの気持ちの 消えないうちに
あなたへ もう 一度

あいたい
　

素直になれと言われたので
来ないとやだとゆってみている
まだ怖い
まだ怖い。
　

道しるべ あなたの背中に書いてみる
少し離れて あなたの後を 付いて行くから
突然 ふりむかないでね
　

君にとって、僕は
友達のひとりに過ぎなかった
　

君想う　ゆえに我あり
人間は　恋する葦である
夏が君を綺麗にするたび
僕は一人になる

なんて冗談、とりあえず笑っといて
　

レモンを切った

断面から少し削れた種が見えた

ああ、

そんなところが俺たちは似ているな
　

君の恋文
クシャクシャに丸めて捨てたよ

破らなかったのは

微塵でも
本心が書かれてるかもしれないって
読み返すためだったんだ

きっと
　

それまで
何度となく
抱き合った
君の手を
握っている
５０年後のこと

を
思っているんだ。

今は。
　

あなたと会っている時いつも
口説くのを我慢しています
　

神様、脚本家のアンタが
描いた俺の人生と云う名のシナリオ


イイコト、より、イヤなコトが多過ぎて
恨んだりしたけど


あのコに出逢わせてくれたことで
全て帳消し


イヤなコトも
恨んでた、ココロも
全部帳消し



神様、アンタが書いたシナリオは
どうゆう結末を用意してるか、わかんねぇケド


でも　今は楽しむ、先のことは
そのときにでも考える



だけど

神様、アンタが書いた、シナリオの結末は
アンタ自身でも分からないんだ
　

恋と言うことも　
愛と言うこともないものでしょう？

さっき起こった地震のようなもので
磁場が少し狂ったから　
そのときに　また次元の歪みで
在りえないことが起こったんだ

何かの間違いよ

これ

私のことを求める人なんていないはずだもの
何かの間違いでしょう

あなたは
本当は異次元の人なの？
　

雨色の空の下 悲しげな光を放ち 降りてきた
Angel 聞いてみたいことがあるの ・・

彼方の 何億光年の旅より短かな二人の距離は
今より この先 永遠の光を放つのでしょうか?

訪ねるより 先に 誓いを届けに来ちゃった
お茶目な Angel 好きョ
　

「星の数ほどいるじゃんか。
　　男なんて。」
と言って　去っていったアイツ

は　ひとりだけ。
　

どっかで誰かと笑っている
んならそれでいい
　

どうにもできないぐらい好きだと思うけれど
それを言ったらお終いだと思うから
平気な顔で　また来週かなあ　と嘘をつく
本当は1時間だって離れていたくないんだ
ずっと一緒にはいられないんだって
どこかで解っているから　手を離す
胸が痛くなる　もう会わなければその方が
楽なんじゃないかと思うくらい　
体中が　軋んで悲鳴を上げる
会う度に痩せたねって君は言うけれど
涙は全部君のせい　生きるのも全部君の為
　

シャンティ、君が愛したのは
都川のほとり
あずま橋近く
濁った白のベンチ

シャンティ、君が産まれたのは
どこか南の遠い国
国境近くの名前も知らぬ街

川は緑と呼ぶのがためらわれるほどの鈍色
水量が減ると漂うドブの臭い
いつもベンチに腰掛け日が暮れるまで語り
産まれた街の臭いがするとつぶやいたね、シャンティ

シャンティ、覚えているかい
僕らが出会ったのは
地方都市のうらぶれた飲み屋街
場末のスナック

シャンティ、僕は君を拾って
僕は君に拾われた
シャンティ、季節は
いつだっただろうか

シャンティ、君はこの国の夏は暑くて嫌だと言った
君の祖国の方が赤道に近いのだから
暑いのは平気だろう、
そんな僕の言葉に真顔で反論して

シャンティ、あれはこの地方では珍しく
大雪の降った日だった
初めて見る雪にはしゃいだ後で
暖房の無い部屋では寒くて寝られないと

だからシャンティ、僕は教えたんだ
ペットボトルにお湯を入れて抱きながら寝ることを
湯たんぽ、そうジャパニーズ・ユ・タ・ン・ポ
タオルはきちんと巻くように言ったのに
翌日赤くなった肌を見せたね

シャンティ、君は
祖国の貧困さを憎み
この国の豊かさを憎み
僕を愛し
僕を憎んだ

シャンティ、今日は午後から
あの日と同じ雪が降っている
君が愛した都川のほとり
あずま橋近く
濁った白のベンチも
綺麗な白に塗り替えられている

シャンティ、この雪を君が住む街にも
降らせてやりたい
そうしたらシャンティ、今度は君がみんなに
ジャパニーズ・ユタンポを教えてあげるといい
遥か北方の国の
このへんてこりんな風習を流行らせるといい
タオルを巻くことも忘れずに

シャンティ、君が愛したのは
都川のほとり
あずま橋近く
濁った白のベンチ

そう
だったね、
シャンティ
　

自虐だな..

私　やっぱり
どーしても
しょーもないオッサンが
好きみたいだ

なんでだろ..
　

どの花を毟っても、
その手の中にある雄蕊と雌蕊のように
　

あなたの心に
そっと触れてみたいな

あなたに会えて
嬉しくて

今夜も何となく
眠れない

ねぇ

少しだけ

ここに居て良い？
　

ねぇ..気付いていた？
私のいたずら...

２度めの おいたは バレちゃってたね

ごめんね

けど..もう一度だけ
あなたと話してみたかったの...

なんだか..うれしくって

けど..

もうしないね

ごめんね
　

眠りから覚めたときに
横に、居てほしいんだ

あなたも眠ってていいから
　

たとえば
君の好きなもしもの話。

眠くなるまで
聞いていたいんだ。
　

「シツレン」

はがす時は、
痕が残らないようにして。

あ、
破ったりもしないでね。
　

「恋心」

ここに貼ってもいいけど、
一度貼ったら
はがさないでよね。
　

セックスの後
寝ている君の髪をずっと手で梳いている
世界には僕と君二人だけしかいないような気がしてくる

これから君におとずれる全てのものが
どうか君にやさしくありますように
そう願いながら
また君の髪を梳く
　

どこか持っていかないで
あんまりどっか
持っていかないで
　

恋文が書けなくなってから
どのくらいたつだろう

貴方に出会って
すこしずつから
きゅうに恋に引き込まれていった

あのころから
書けなくなっていった気がする

もう
あれ以前のような

なんだろう．．

脱皮する前の恋とは
明かに違う自分がいる

気づけば
なぜ　こんなにも
こころが晴れない日がつづくのだろう

貴方は
梅雨雲に隠れた満月だからだろうか
　

「飛行機」

君を連れ去る飛行機が
あの稜線に消えて

帰り道

何気ない手の寂しさに気付かない振りをする

「またね」


君に頷く僕

でも
君を連れ去る飛行機なんて
なくなってしまえば良いのに
　

「こころ」

まだ　触らないで。

冷めるの、
待ってるんだから。
　

午前三時にむなしく鳴り続けるトルルルルル

おまえもやっぱり人とのつながりが欲しいんだなって
いつも何かを求めてるんだなって
ぎりぎりの淵を口笛ふきながら歩いているのかな
やぁ　茫漠たる荒野の空に星とオーロラが見えるじゃないか
藍色の空じゃないか
その下でその淵で指先から分解して拡散して
やっぱり果ては携帯の呼び出し音になるのですよ
応答せよ　応答せよ
こちら午前三時の恋人
　

ねぇ　大好きだから

君は気付いてるだろうけど

大好きだから

ねぇ　あたしが言うまで　

気付かないふりをしていてね
　

たとえば犯罪にたとえたら
店一軒放火して店員さんも皆殺しで
それでも何も盗まない
そんな風です
好きです凄く