その病室の番号と

あのひとは同い年になった

その病室で

あのひとは息子を失った

見舞いにゆくたび

あのひとが見たであろうその数字


過去になにを見つめ

それが今、未来、どんな意味を持つの ....
金色の色白の少年が微笑んで

長い指の手を決然と合わせて

不動のこころで合掌していた

離れなかった

ぼくは世界中の

うまくゆかない蹉跌のひとびとが

うまくゆくようにと ....
いたみますか
こころ
いたみますか
からだ


しんじた
あたたかいものを
おもいだして
せつなの
やりきれなさを
やらすごす


理解するか
説得するか
いずれにしろ ....
知らない人が記念写真でピース お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?

お医者様、または弁護士か年収1000万以上のかたはいらっしゃいませんか?
つむじから頭を覆うように
根がびっしりと生えている
後悔を繰り返す夢を見ては
少しずつ大きくなっていくので首すじが痛い

いっそのことごっそり
引っこ抜いてしまいたい衝動に駆られるのだけれ ....
 
混沌とした水が透けるとき

言葉を釣り上げる喜びといったら


あぁ、まだ詩をやめられそうにないよ



 
体力なくて三途の川渡れないでいる 花曇集中力が続かない 密談の海を冷酷にすすんでいた

感情の海に難破船がゆれていた

黒雲がわれ光の束がさしている

嵐のあとの静けさは自由だった


終わりが始まる

裏切りと

切実が連環する ....
窓をあけると風が気持ちいい

晴れてはいないけれど清々しい

鮮やかなコンクリートには

空の模様が映しだされている

どこからか子供の声

くるくる舞っている

駆けだしてい ....
博士 オリンピックが終わって寂しいです。
あの感動は4年後まで 待たないと再び戻ってこないのですよね・

南君 勝ち負けを超えた 彼らのあの限界に挑戦する姿こそ 時代を作っていくのだ、しかしその ....
春の嵐が吹き飛ばす

取るに足らないことなどを

春の嵐が吹き飛ばす


明るい緑そよがせる

薄いひかりが雨粒たちが

明るい緑そよがせる

もいちどはぐくむ霊能が

 ....
作っても作っても作れない

愛しても愛しても愛せない

中途半端な極道は哭くことさえ許されていない

言葉だけがすくいだった

孤独の淵から這い上がる力をくれたんだ

遠くにある星 ....
口溶けしないチョコレートが

不思議だ


口から 5ミリ四方の

サイコロ状を

舌で押し出すように手のひらに

転がしてみる


やはりチョコレート色のチョコ ....
偶然ばったり

柔らかな心がぐにゅり

私とあなたがひとつにぐにゅり

目と目が合い笑みがこぼれて

また心はふたつに弾けて跳ねて

たんとんたたった

たんとんたたった

 ....
老夫婦が
買い物袋を提げて
楽しそうに歩いて行く

幸せは案外地味な装いで
まだ冷たい風の中
首を竦めて待っているのかもしれない

知らん顔して
何度も通り過ぎて行った
それは自分 ....
雪が僅かに消え残った海岸に
揺れているのは去年のススキだ
長く厳しい冬の間
雪に埋もれて立ち続けていた
ススキはいつ倒れるのだろう
既に枯れているのに
命の抜けた穂を振って
いつまで風に ....
るる、と呼べば
りら、と響く

それは歌

スノードロップが
白い鈴を鳴らしている

水仙が
黄色い笛を吹いている

{引用=合唱団の申し込みは
春色のポストへ出してください
 ....
今年はじめて モンシロチョウを見た
まだ畑には雪がかなり積もっていて
道路や地面で アスファルトや地面が
見える所はあるけれど 花は咲いていない

蜜はまだないよ
ひらひらと 春めいた陽射 ....
殺人罪はない 高校の学食で出ていた安上がり
めんつゆとたまねぎ
しょうがやにんにくをひとかけら
煮たせて
コロッケぐつぐつ
たまごをとじてできあがり
コロッケ丼

幸せを感じる
最後の一口まで夢中 ....
みつめる
みつめる
じっとみつめる
そうすると
何かが
語りかけてくる

種を手放したあとの
たんぽぽが
茎に残された
小さな瞳で
私をじっとみつめる

世界には
なんと
 ....
さくらなんて嫌いだ

あんな群れてるやつら嫌いだ

たとえ一人になったって

さくらみたいなことはしない


一人のさみしさを

狼みたいに乗り越えてやる

つぎはぎだらけの ....
僕たちは公平に接しているか

子供だというだけであるいはステイタスであなどったりはしていないか

フェアには美しいという意味もある

美しいものはおそらく作為もなく公平なのだ

ともす ....
どんなにみじめになろうとも

ぼくは貴方にしがみついてしまう

嫉妬であたまが痛かった

ぼくは貴方に依存していた


こころを注がせておくれ

浅い息しかできなくなるから

 ....
フェルマータに見つめられている フォルティッシッシッシッシッシッシッシッシッシッシモ!!!!!!!!!!!!!!!!! ピアニッシッシッシッシッシッシッシッシッシッシモ  みずのうえを あるかないか

 あるかないか さくらのはなびら

 あるかないか おがわに あめんぼ

 あるかないか かわぞこに 波紋をゆらす


 ゆらさないか あかん ....
多紀さんのおすすめリスト(948)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
誕生日- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...313-4-8
離れなかった- 吉岡ペペ ...自由詩313-4-8
いたみ- はなもと ...自由詩613-4-8
知らない人が記念写真でピース- 北大路京 ...自由詩513-4-8
お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?- 北大路京 ...自由詩313-4-8
後悔の木- 灰泥軽茶自由詩7*13-4-8
やめられそうにないよ- 殿上 童自由詩26*13-4-7
体力なくて三途の川渡れないでいる- 北大路京 ...自由詩8*13-4-7
花曇集中力が続かない- 北大路京 ...俳句213-4-7
難破船- 吉岡ペペ ...自由詩513-4-7
はるのこえ- 灰泥軽茶自由詩6*13-4-7
ドウリンピック“北(ぺ)博士の野望”- ぎへいじ散文(批評 ...513-4-7
春の嵐- 吉岡ペペ ...自由詩2+13-4-7
自然に- 梅昆布茶自由詩813-4-7
ミカン色のミカンなら- 芦沢 恵自由詩17*13-4-7
ソフトテニスボールのような気持ち- 灰泥軽茶自由詩4*13-4-6
気になる季節- ただのみ ...自由詩17*13-4-6
春のススキ- Lucy自由詩16*13-4-6
るるりらイズム- そらの珊 ...自由詩16*13-4-6
どりーむ- 砂木自由詩16*13-4-6
戦場に- HAL自由詩7*13-4-5
B級しあわせ- 灰泥軽茶自由詩10*13-4-5
みつめる- そらの珊 ...自由詩1913-4-5
ぶっ倒れるまで- 吉岡ペペ ...自由詩813-4-4
フェアネス- 梅昆布茶自由詩1213-4-4
- 吉岡ペペ ...自由詩413-4-3
フェルマータに見つめられている- 北大路京 ...自由詩713-4-3
fffffffffffff- 北大路京 ...自由詩513-4-3
ppppppppppp- 北大路京 ...自由詩513-4-3
あるかないか- るるりら自由詩21*13-4-3

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