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水レタスの頭部が割れて地を這う、すると麺麭がコインに代わるのが解るだろう。労働とは緩やかな死への街路である。

王冠を被った卵殻が謁見室に、楕円形の偏光器を置くと、歪んだ階段に天使の様な羽 ....
チューリップに親指姫が眠ってる起こさないでね春はいじわる

さくらさくらいつか鬼になる日まで散りしきる花に打たれていよう

悲しみはヒヤシンスの深い青君との別れを涙に染める

うっすらと白 ....
コンパス: 全ての円は固有の中心を持つからちょっとこまるのだなあ

分度器: クリスマスケーキもピザみたいに切れてるとうちは揉めない

クリップ: 今流行りのメッセージクリップ 絵文字は ....
あしたひらくドア、そして窓雪のごとこころに積もる言葉はありや


思い出すなつかしいうた冬の日のふいに飛び立つ鳥の似すがた


赤い実を痛みを噛んだくちびるを指でなぞれば遠い夕陽を

 ....
▼▼ ルール: ナウい単語で ゆるく ▼▼


次々と君がつぶやく名言を胸にしまって ふぁぼRT(リツイート)

披露宴Ustream中継し見せつけてやる歴代彼氏

3Dヘッドマウントデ ....
{引用=
Femme fairytale}



死に際の蝉は毎日発情期(「「「死に際だから許されるのよ?」」」)



五反田の渋滞待ちのトロイカがスマートフォンのシャッターまみれ ....
買えません愛がどこかで売ってても お金が無いし働けないし

拾っては捨てる神しかいないのか次は死ぬまで愛されてたい

本なんて読んでる場合ちゃうかった正面の席美女座ってる

右腕にマリコ命 ....
あなたから『終わりにしよう』その言葉待っているのに雨は止まない

飲み残しのコーヒーみたいにさっきまで貴方の座った席が冷めてく

『泣く時は誰かの前で泣くように』知っていたのに気付けば独り
 ....
         枕だきお嫁にしてと寝言ちる
         はだけた足を夜風が舐めた












 
広島へ続く国道混んでいる海辺の道は平和へ続く

僕が持つ遠い記憶に刻まれた愛という文字深く濃くなる

数えても数え切れない命ある枯れ葉混じりの帰り道急ぐ

冬景色白い大地を染める夕陽 ....
卒業を身体全てで感じ取る人生の船すいすい進む

手作りの籠は温もり膨らます枝絡ませた模様は迷路

病室の匂いを変える精油たち朝の光は今日の始まり

青空を見上げることを忘れない春の陽 ....
【債】
抱えてる負債のことは気にならぬ彼を抱いてる夜君思う

【念】
奥さまは記念切手コレクター生きる喜び23日

【迫】
迫り来る得体のしれない暗闇に飲み込まれそう誰か助けて

【 ....
{引用=
みずいろの舟には乗れたきみなのに雨にまぎれて みみみ と降った




君 私 君 私 君 私 君 ミサンガみたいな長いごめんね




おしなべて答えは雪のしたにある ....
{画像=120107025333.jpg}



「思い出」

幼い日シロツメクサを胸元で揺らした君は永遠でした

枕木が苔むしていて少年は永遠などはないことを知る

誰でもが大人 ....
思い出は数限りなくありありて涙なり又涙なり

絆なり今年の文字を選びしは真にも吾に相応し

結婚の絆は固し乙女らよ夫を愛し子を育てられ
【謡】
組長が泣き出す孫を胸に抱き子分とともに唄う童謡

【汚】
汚ねえよ オトナはみんな汚ねえよ 怒る我が父 還暦過ぎの

【自然】
自然死に見せかけるよう旦那刺し保険金得る主婦の空想 ....
指先をしんじる夜に降ってくるアルファベットの雪はすぐ溶け

藍染の布をわたしは首に巻き 宇宙にかえる準備を終える

キッチンで味噌を溶きだす母がいてしんだばかりの父がわらって

街角でうま ....
あの人は食物連鎖を説いている私は夜明けの海辺を想う

ドップラー効果のように両耳に足跡残して去ってゆく人

もう二度と悲しまないという事はもう二度と誰も愛さない事

まぶたまでお湯につかっ ....
小学で人の靴を隠した 中学で自分の机がなくなった


制服学ランじゃないからってなにもブレザー切らんでも


好きなアーティストのラジオ聴いてるだけでオタクとか


結構前から居まし ....
私の事実は小説より平凡です


すし詰め電車遠ざかる吊り革自分の足で立つのを断念


沈黙車両老婆の鼻歌窓の外行きずりの雨


爆音に埋もれてる間は強く在れる気がしてた


わ ....
気が付けばまたルーターの点滅を凝視している


人の意見を覆す度量がないばかりに口癖が「確かに」


言うほど気にしてないことを人に言われてがっつり凹む


どうしても言いたいほどの ....
うらめしく掛け違いしブラウスのボタンの始まりいじる淋しさ 僕はまだひとりぼっちを探してる夕暮れ帰る道の途中で

一番星ジャングルジムのてっぺんで見上げた空はなんて大きい

懐かしいあの日のメロディくちずさむ二人の影が夕日に揺れて

黄昏はいつでも ....
遠回りしているだけの放課後は
  ただぼんやりとただぼんやりと


キミノコトこっそり見ているようなこの目が恥ずかしくはずしたメガネ


横断歩道の渡り方などしりません
  陸橋の上に ....
そらの珊瑚さんの短歌おすすめリスト(234)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
無題の為のコラージュ- 高濱短歌512-4-22
Flowers_〜春〜- 未有花短歌13*12-4-2
ステイショナリー- 梅昆布茶短歌912-4-1
あした- 石瀬琳々短歌6*12-3-15
now75_2012- 北大路京 ...短歌11*12-2-24
フェイム・フェアリーテイル- ピッピ短歌512-2-22
データがありません- 北大路京 ...短歌27*12-2-13
いつか恋する- 永乃ゆち短歌1*12-2-11
枕抱く- 石田とわ短歌4*12-2-7
平和へ続く- 夏川ゆう短歌312-1-30
卒業- 夏川ゆう短歌212-1-26
題詠blog2011_091-100- 北大路京 ...短歌13*12-1-13
ひしめき- 佐藤真夏短歌6*12-1-8
連作。。。いつの間にか遠くに。。。- 永乃ゆち短歌2*12-1-7
- 生田 稔短歌312-1-5
題詠blog2011_071-080- 北大路京 ...短歌15*11-12-24
夜に寄せる- 野中奈都短歌211-12-20
片恋哀歌五部作- 永乃ゆち短歌211-11-16
「気付いたら忘れてた傷跡」自由律十篇- faik短歌3*11-11-5
「私が泣くと、紙屋が儲かる」自由律十篇- faik短歌4*11-10-28
「遂には雨まで降り出したわけで」自由律十伍篇- faik短歌6*11-10-17
- マチムラ短歌2*11-8-25
黄昏遊戯Ⅲ- 未有花短歌9*11-2-3
空路遊戯- アイバ  ...短歌409-7-3

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