すべてのおすすめ
シャンプーとリンスを間違えるように私のことをヨーコと呼んだ つらいことなんて無いよと言いながら触覚を抜く触覚を抜く おかあさん、ジョン・レノンが生きててもうちの村ではライブしないよ 窓を開け

冷えた空気で

肺満たす

凍えゆくのは

さびしきこころ
着ぐるみの人の世に生きて熊さんは今年定年なんだという 

嫁の半ばっちゴムが弛んで履き頃とゆずってもらって二年

2032年まで予約でいっぱい死に切れません団塊のひとは

親指赤切れてギタ ....
焼きたてのシナモンロールを頬張れど虚無の底から抜け出せぬまま ニコライ堂をきみと並んで病院の屋上でみてた永遠の夏 清潔なきみたちはやさ(し)い室より崩壊する青、月をふくむ

詩頭は魚をこがしあとくされある語は手にのこり失語前夜


誰か、次、撤収、並びかえられて幽閉された休日の部屋


 ....
人差し指 小さな掌で掴み 握り返すとまた強くなる

散らばったおもちゃの端を甘く噛み 濡れているほど好きの順番

もうすぐ産まれてから半年になる 新しい歌また覚えたよ

眠る子の顔を真上か ....
すぐ寝る生き物は僕だが
なかなか寝かせない生き物は君だ

指での数え方って国によって違うんだ
だから彼女の本当の歳を教えてよ

気ずくことばかりでは疲れてしまうので
きずかないことを想う ....
青空に洗濯物のはためいてハミングすればさわやかな風

さまざまに形を変えて雲は行く見ていて飽きない空の劇場

ヒグラシの遠い呼び声懐かしい記憶の森へ心は帰る

炎天下汗をぬぐえば向日葵も{ ....
暑いとはいわぬトマトの涼しげな頬に紅さす今朝の顔
中味は見えないスイカは呆けた顔をして叩いてもほら知らん顔
おいしいトウモロコシにコガネムシの幼虫半分っこする
見てみてこれは甘唐辛子そのとなりの ....
指先の魔法でひとつ花が咲く太陽と君僕らの歌が 雨のふる海岸に住むプチトマトあおいあいだがしゅんだそうです


林檎県林檎林檎区林檎町四丁目まで来てくれますか


空に雲泣かないで君もう一度みあげてごらん異国からの風


砂の城な ....
永遠にえいえんということですか{ルビ私=わたくし}の名の下につく子は


空をみる目を失っていたようですきみが燃えているあいだの{ルビ時間=とき}


寄せる波帰ってゆく波知っていますきみ ....
ばらばらと


穿つ



雨音




マシンガン




春雨の夕



はだしで ....
さくらんぼ沈んだ緑のソーダ水エックス線で見た大銀河 春の野がどこまでも遠いこの{ルビ病室=へや}できのうさくらが終わったと知る


この年のさくらも終わりわが{ルビ病室=へや}はたとえようのなく北東を向く


春風が知らずにすぎる向きに建つ ....
僕たちが「かいている」それは小説と詩と絵と愚痴とそれから、自分 香典の代わりに蜜柑差し出して知らない人の通夜で寿司喰う 両腕にプリングルスの筒はめてオレワロボットオレワロボット アンパンマン、カレーパンマン、食パンマン、きみの笑顔で元気100倍



幼児向け番組の歌すらすらと歌い踊れる母一年生



せがまれて背に子を乗せて馬になり三往復目で寝息きこ ....
    あのひとの吐息はいつも菫です溶けゆく雪の儚さうつし


    この想い雪花に告げて溶けてゆく好きでした、あぁ好きです今も


    せつなさを櫛で梳かして目をふ ....
卓上の香豌豆ふくらんで実家とは無銭飲食赦されし場所 言っておくわたしはツレナイおんなだよ 太陽ならばうお座に座る


水族館土産に買ったぬいぐるみ自分のものにしたけど何か?


さかなたち胎児にぴたり寄り添ってうたう歌なら月も聴いてる

 ....
元カノと比べてしまう笑顔とか脊髄反射で駄洒落言うとか クーラーな色白なんて気にしない
気ままなリズム乗り出す葉っぱ


外は雪ホワイトチョコは甘すぎて
この温度差があなたとわたし


そのうわさ白か黒か確かめたい
もらった文庫本 捜しだ ....
{引用=風の無い闇に静かに落ちる雨春の嵐が恋しい初冬


冬の雨君に問いたい風も無く終日落ちるだけのさびしさ


この空の身の上ゆえのなみだかと凪いだ東京十二月の雨


失くしてた羊 ....
「目覚めたら降っていたよ」
しんしんと あなたの声が遠いゼリーは甘い
アップしたら北大路京介さんの間にはさまってしまった
そらの珊瑚さんの短歌おすすめリスト(234)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
シャンプーとリンスを間違えるように私のことをヨーコと呼んだ- 北大路京 ...短歌415-2-23
つらいことなんて無いよと言いながら触覚を抜く触覚を抜く- 北大路京 ...短歌415-2-22
おかあさん、ジョン・レノンが生きててもうちの村ではライブしな ...- 北大路京 ...短歌6*14-12-10
冷たい朝に- 北井戸 ...短歌114-12-10
母八十二- たま短歌1114-12-5
焼きたてのシナモンロールを頬張れど虚無の底から抜け出せぬまま- 北大路京 ...短歌514-10-10
ニコライ堂- もっぷ短歌214-10-6
青が崩壊する。- 阿ト理恵短歌8*14-10-5
うちの子のうた- 中村 く ...短歌4*14-9-22
川越にて- 梅昆布茶短歌814-8-6
夕立を待つ- 未有花短歌14*14-8-4
夏野菜のひと- たま短歌14*14-7-23
チューリップ- 虹香短歌314-5-26
「四丁目の時間」2014.05.26_(一〇首)- もっぷ短歌314-5-26
「わたしと本と服たちは」2014.05.25_(一〇首)- もっぷ短歌514-5-25
中学生- TAT短歌1*14-5-21
さくらんぼ沈んだ緑のソーダ水エックス線で見た大銀河- 北大路京 ...短歌314-5-20
「かおるのおと」2014.04.19_(一五首)- もっぷ短歌8*14-4-19
僕たちが「かいている」それは小説と詩と絵と愚痴とそれから、自 ...- Neutral短歌214-4-18
香典の代わりに蜜柑差し出して知らない人の通夜で寿司喰う- 北大路京 ...短歌314-4-16
両腕にプリングルスの筒はめてオレワロボットオレワロボット- 北大路京 ...短歌214-3-10
背に子- 小原あき短歌3*14-3-6
雪どけ- 石田とわ短歌11*14-3-5
残留思念- 鉄原 鉄 ...短歌214-2-21
さかな_(一〇首)- もっぷ短歌4*14-2-21
元カノと比べてしまう笑顔とか脊髄反射で駄洒落言うとか- 北大路京 ...短歌414-2-17
- Wasabi 短歌314-2-14
命日二〇一三_(二〇首)- もっぷ短歌214-2-9
白銀の朝- あかりん ...短歌214-2-7
悔い- Wasabi 短歌2+14-2-6

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