すべてのおすすめ
さよならの時期を知らない振りをして私あなたを殺していたのね
もう二度と愛に傷付かないように私あなたと心中します
気移りをしたなら行って構わない影だけ私に残してください
味噌汁 ....
夢の中白い兎を追いかけて落ちて行きたい私はアリス
生卵よりゆで卵大好きよハンプティ・ダンプティ覚悟はできて
縁側で寝そべるおまえはチェシャー猫?のらりくらりと私をかわす
おかわりはい ....
粉々に木っ端みじんこ想い出を火薬の量で誤魔化している
キラキラと瞬くことが仕事です三日月の右やや斜めした
眠れずに消炭色にそまるきみ金平糖を抱きしめながら
星のない夜に星を数えています流れる星を貼りつけな ....
海風にめくれる詩集さらさらと夕陽が射せば金が散る窓
夕立が過ぎて誰かを恋しがる覗く青空痛みにも似て
潮騒が胸裡に満ちてはなれない朝に夕べに打ち寄せる君
かなしみは魚のよう ....
薬局で迷いに迷って買いました蜂蜜入りのリップクリーム
秋物を買おうと行った店先でつい手が伸びる夏の{ルビ値引き品=バーゲン}
肌寒くなると伸ばしていた髪を切りたくなるのはなぜな ....
遠くなる空の頃にはもういない夏のひかりは恋のトリガー
八月にあと十日ある暦みて七月の長さ蝉と比べる
みあげるといつものままの夏の空きのう見たのが二年前でも
東京じゃない場 ....
紫陽花の枯れ果ててあるきょうの昼わたしは外へ帽子忘れて
包んだら届くのかなと丁寧にリボンもかけたひと夏の夢
もう咲かない閉鎖し工事中の場にもう咲くことのない君の名は
まだ ....
遅くない今始めても辿り着く君の目指したゴールの向こう
湖に街の模様が映り込む見比べるように見つめる子供
成長が早い子供は逞しい夢と希望が膨らむばかり
海の家人の流れが止まらない賑やかな声秋に届かず
美しい声美しい顔をして小さな店を繁盛さ ....
どしゃ降りがトゲトゲにした海原を優しい風が静かに寝かす
茄子紺に染めてあなたのまわしなら俵踏みしめ恋尽きるまで
長茄子の紫の花何気なく紫紺に染める我が実知ってか
茄子は「成す」花の数だけ実をつけてしあわせになる畦のあなたと
足りないのあな ....
ご祝儀は888円末広がりで縁起いいでしょ
日に焼けて今日が傾き茹るころ彼方ひがしに浮くしゃぼん玉
ため息の踏み切り渡った向こうがわ夕日に染まるひぐらしの声
たそがれを薄く流してくるりと巻いてフラ ....
チャヤプラオポペンボンベンバッファナギャ私の星のアイシテルです
夏の宵 風鈴さえも物静か 誰に別れを告げて過ごそう
すべてを溶かして夏が逝く 遠く僕らを置き去りにして
朝顔にそっと問いかけ返事待つ あの恋の行方こころの行方
短信の むこうに見 ....
バッカスの感謝状には新月も悩みも数字も酔っていました
大切な光が指を照らすからスローカーブが派手にも見える
箱舟に乗れる歌人はふたりまでひとリは少女ひとりは熟女
Gからはじまる朝テンションコードのうえで踊るコーヒータイム
断裂の金属弦のはじける悲鳴うたが終って反転する夏
ジョンレノン忌 愛こそはすべてを歌う夜 ニューヨークの夏は優しい
アスフ ....
特急の窓から美少女見える度向上してる動体視力
下駄をはく爪さき紅くはにかんだほら朝顔がしじまに惚れた
かなしみのかなしみの声聴こえたら痩せた背中の骨なぞらえる ....
からっぽをからっぽで埋めからっぽで蓋をしててもあふれるからっぽ
やつあたり巡り巡って戻るもの解ってながら放つデコピン
熟れすぎたトマトが割けて溢れだすざぶんざぶんと満ちていく海
まっかですアスファルト脇ほむら立ち鶏冠にも似た真夏の怒り
....
嫌われたい人にきちんと嫌われたい 不毛な延長を断つ一言
憧れを憧れのまま凍らせた世界が 刻む 時を 聞く
敵は敵らしくせよと言いたげな君 不在者に向けた呪詛が膨らむ
....
乾いてる軒下暮らし梅雨の日もそれが定めとうな垂れて
ほんとうに美しい玉葱の芯どうしてもほら泣いてしまいます
玉葱の玉を採ったら葱だらけでもそれは夢{ルビ二兎=にと}を追うひと
玉葱の ....
祝日は丸い氷でウイスキー飲む父の絵は直線ばかり
フライングいつでも夜空クロールで泳ぐ花火はドンより早い
日々これ漂泊青葱を囓るように凡々と淡々と過ごすのみ
辞世の句考えながらも生きてゆくはみだし者の生き恥晒し
対流する魂ばかりが浮き足立ってただばたばたと地団駄を踏む
木瓜の花心のなかに ....
そらの珊瑚さんの短歌おすすめリスト
(237)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
殺人狂時代
-
永乃ゆち
短歌
11*
13-10-6
アリスの夢
-
未有花
短歌
11*
13-10-2
粉々に木っ端みじんこ想い出を火薬の量で誤魔化している
-
北大路京 ...
短歌
7*
13-9-19
星のみた夢
-
石田とわ
短歌
11*
13-9-18
孤独の窓辺
-
石瀬琳々
短歌
9*
13-9-18
ねぇ、秋がきましたよ。
-
時子
短歌
7
13-9-17
日記「七月」2_(二十首)
-
もっぷ
短歌
4
13-9-13
日記「七月」_(十八首)
-
もっぷ
短歌
4*
13-9-13
遅くない今始めても辿り着く君の目指したゴールの向こう
-
北大路京 ...
短歌
5
13-9-11
美しい声美しい顔
-
夏川ゆう
短歌
3
13-9-9
どしゃ降りがトゲトゲにした海原を優しい風が静かに寝かす
-
北大路京 ...
短歌
5
13-9-8
茄子紺のひと
-
たま
短歌
26*
13-9-6
ご祝儀は888円末広がりで縁起いいでしょ
-
北大路京 ...
短歌
2
13-9-5
雫色のたそがれに
-
石田とわ
短歌
11*
13-9-5
チャヤプラオポペンボンベンバッファナギャ私の星のアイシテルで ...
-
北大路京 ...
短歌
7
13-9-4
晩夏へようこそ
-
梅昆布茶
短歌
9
13-8-25
バッカスの感謝状には新月も悩みも数字も酔っていました
-
北大路京 ...
短歌
1
13-8-24
大切な光が指を照らすからスローカーブが派手にも見える
-
北大路京 ...
短歌
3
13-8-21
箱舟に乗れる歌人はふたりまでひとリは少女ひとりは熟女
-
北大路京 ...
短歌
3
13-8-19
はぐれうた
-
梅昆布茶
短歌
5
13-8-18
特急の窓から美少女見える度向上してる動体視力
-
北大路京 ...
短歌
2
13-8-17
ひとつぶ
-
石田とわ
短歌
11*
13-8-17
からっぽ
-
はるな
短歌
9
13-8-16
やつあたり巡り巡って戻るもの解ってながら放つデコピン
-
北大路京 ...
短歌
5
13-8-16
半かけ
-
石田とわ
短歌
11*
13-8-11
呪詛
-
深水遊脚
短歌
9*
13-7-4
玉葱なひと
-
たま
短歌
25*
13-6-29
祝日は丸い氷でウイスキー飲む父の絵は直線ばかり
-
北大路京 ...
短歌
4
13-6-13
フライングいつでも夜空クロールで泳ぐ花火はドンより早い
-
北大路京 ...
短歌
6
13-6-6
青葱
-
梅昆布茶
短歌
7
13-6-6
1
2
3
4
5
6
7
8