すべてのおすすめ
アイドルの水着写真を見るたびに君がゴメンと謝って夏
あれが空教えられずに知っていた赤子の頃から迷うことなく
六歳が翼の折れた雀ひとっつ手のなかで死なせ向き合った冬
そこまでは坂をのぼってゆくんですいまのこの日も胎児の日にも
....
自転車で走る十月みそか頃指先ちょっぴり冬を覚えて
地方への旅の帰りの車窓から山が消えるとやすらかになる
立ち去った日々に暇をあげたあとでも変わらない時計の仕事
百日紅終わ ....
師走の旅行
ペンを持ち富士を見むかなとかまえ座す冬の車窓にいまだし見えぬ
右手はも雲の漂う富士の山妻妹とバスはゆくゆく
昼食の弁当うまし日本晴れ空に吸い込む心の思い
峰 ....
息を吐くように嘘つく政治家を選ぶ国民つくる教育
恋人が変わるたんびにメルアドを変更してる女ならパス
手を当て
手を差し伸べる
手をつなぎ
手を
消費税あがったことを知らなくてわずか一円足らずに喧嘩
墨を擦る間に意識遠くなり習字の紙に謎の絵と文字
ケーキ屋のサンタクロースは眠れずに 家族と過ごす26日
酒を飲み不平不満をぶちまけて それでも明日はやってくるのだ
「仕事と家庭のどちらが大事なの?」 やや食い気味に「君だ」と答え
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帰るよと言える国持つ君だから負けるんだよとアスファルトに書く
木枯らしがいろどり集めさらいます頬を伝うは無色な涙
秋だから人恋しくて鍋に浮く豆腐のようにゆらいで誘う
街中をクレヨンで塗り準備する赤もいいけどここは黄色で
....
手で「ちょき」を一人の時にしたことが無いと気づいてふとやってみる
アルプスのどこかで飲んでいるつもり一杯のココア晩秋の部屋
透明の水彩絵の具で描かれた君の九月の絵のナス食べたい
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新宿の駅の周りをぐーるぐる身振り手振りで「XYZ」
各国の女王様の足を舐め世界平和を維持してる犬
みたことをみてないことにできないとその風景で秋の風鳴る
命日の早すぎるかな数えだすはじまりのきょうふた月も前
あの秋かあの冬か春か真夏には虹を二人でみる運もあり
去るもの ....
行き先の希望言うのをやめてみて確かに着いたここに十年
タバコ屋のおいちゃんが店閉めるってそうして町は暮れてゆくんだ
冬を待つわけは格別ないままに捲る日めくり明日燃えるごみ
....
親指が巻き爪だった一週間ビーチサンダル秋の風知る
あの頃にすがることしかできないとみあげる空に同じ月あり
台風が心を壊すほどの日に追憶のなかの秋晴れをゆく
暮れてゆくこど ....
しなしななのに なんという瑞々しさよ 冬のほうれん草 おひたしの濃緑よ
二度寝からもう目覚めるな法師蝉恋と暑さで脳がとけてる
おばあちゃんの猫はおばあちゃんの匂い 猫のおばあちゃんがいなくなっても
おぬし 忍びの末裔であるな 足音もたてずに猫が来る
どんなに寒い夜でも おまえだけは温かいゆたんぽ
ねずみがい ....
音という大きなくくりのなかにいて 君の声だけ特別でした
もふもふとやわくてぬくい善きものがしっぽで返事 猫の縁側
履いてから捨てると決めた靴下をなぜだか今日も洗濯している
卵からひよ ....
僕たちの名前は今や鴛鴦の夫婦を越えた仲良い喩え
いまはまだアイシテテですそのうちにアイシテルへと変えていきます
しゃけたらこ おにぎりばくだん投下するシンジゲートの朝は忙し
しみじみと昔の恋がよみがえるように便座に熱戻る朝
カシミアはさぞ美味しかろうよ 虫食いの穴に悪態を吐く
秋空の雲の流れる ....
夏休み宿題なけりゃいいのになずっと友達でいられるかな
雨が降る度に大人に近づいて楽しい時間失っていく
春の沃野に解き放つすべての鳥の歌をきかせて
越境するこころのままに春を待つ裸足の足で大地と話す
まっさらなシーツと陽にふくらんだふとんと枕それだけあれば朝はくる
パーリ語で風媒花って ....
午前二時君を電話で起こしたら四時間前を覚えててくれた
泣いちゃって受話器の向こう筒抜けでおんなじ月を見ようと言われた
デコメ好きバレた後から来るメール時々デコメなぜ忘れるの
....
本当のことを言うのを失言と大人は諭すこどもの余白に
わかってる何度も読んだ本開き一番いいとこ破って捨てる
明日ならばきっと良い日と思いたい昨日にめちゃくちゃに落ちてる今朝
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泡沫恋歌さんの短歌おすすめリスト
(344)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
アイドルの水着写真を見るたびに君がゴメンと謝って夏
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北大路京 ...
短歌
4
13-12-21
雑詠2013冬_(五首)
-
もっぷ
短歌
5
13-12-17
十月みそかのノートから_(十首)
-
もっぷ
短歌
6
13-12-17
_師走の旅行
-
生田 稔
短歌
2+
13-12-17
息を吐くように嘘つく政治家を選ぶ国民つくる教育
-
北大路京 ...
短歌
8
13-12-15
恋人が変わるたんびにメルアドを変更してる女ならパス
-
北大路京 ...
短歌
1
13-12-15
手作業
-
駒沢優希
短歌
2
13-12-14
消費税あがったことを知らなくてわずか一円足らずに喧嘩
-
北大路京 ...
短歌
4
13-12-13
墨を擦る間に意識遠くなり習字の紙に謎の絵と文字
-
北大路京 ...
短歌
3
13-12-13
働く人のうた
-
中村 く ...
短歌
11
13-12-8
_
-
もっぷ
短歌
2
13-12-7
アイスクリームな夜
-
石田とわ
短歌
16*
13-11-30
十月のノートから4_(十首)
-
もっぷ
短歌
6
13-11-27
新宿の駅の周りをぐーるぐる身振り手振りで「XYZ」
-
北大路京 ...
短歌
6
13-11-23
各国の女王様の足を舐め世界平和を維持してる犬
-
北大路京 ...
短歌
4
13-11-23
十月のノートから3_(十首)
-
もっぷ
短歌
2
13-11-20
十月のノートから2_(十首)
-
もっぷ
短歌
3
13-11-20
十月のノートから1_(十首)
-
もっぷ
短歌
5
13-11-20
しなしな(自由律)
-
そらの珊 ...
短歌
9*
13-11-20
二度寝からもう目覚めるな法師蝉恋と暑さで脳がとけてる
-
北大路京 ...
短歌
3
13-11-13
猫や_猫(自由律)
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そらの珊 ...
短歌
15
13-11-11
少し幸せになるおまじない
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そらの珊 ...
短歌
10
13-11-9
僕たちの名前は今や鴛鴦の夫婦を越えた仲良い喩え
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北大路京 ...
短歌
3
13-11-7
いまはまだアイシテテですそのうちにアイシテルへと変えていきま ...
-
北大路京 ...
短歌
5
13-11-7
めいぷる
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そらの珊 ...
短歌
11
13-11-7
夏休み宿題なけりゃいいのになずっと友達でいられるかな
-
北大路京 ...
短歌
3
13-11-6
雨が降る度に大人に近づいて楽しい時間失っていく
-
北大路京 ...
短歌
4
13-11-5
風媒花
-
梅昆布茶
短歌
5
13-11-5
てんびん座の夜_(十首)
-
もっぷ
短歌
6
13-10-31
九月のノートから2_(十首)
-
もっぷ
短歌
6
13-10-30
1
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