すべてのおすすめ
最後まで手をつないでてくれたから… つないでないの?じゃあ、あの手誰?
猫のヒゲふるわせてとおるやんちゃな風の春
春の音木の芽の薫り日向に干したせんべい蒲団
いいことがあったのよと三度目の電話僕にはないけど
分解された春をまた組み上げるそんな季節のちから ....
よく喋る女の横でうんうんと頷きながら飲むハイボール
おもしろい人になりたい僕の名を聞いただけでも笑えるほどの
もう誰も飼ってないのに猫は自分の首輪をはずせない
猫がいる 怒りもせずに泣きもせず人のいない村で猫が生きている
あのひとの吐息はいつも菫です溶けゆく雪の儚さうつし
この想い雪花に告げて溶けてゆく好きでした、あぁ好きです今も
せつなさを櫛で梳かして目をふ ....
冬の空星を探して歩く君触れ合う肩にとまどう私
大切な人を静かに想うとき心の奥がほんわか{ルビ温=ぬく}い
抱き合ってキスをするたび加速する恋の温度と二人の距離と
ただ甘く咬みつくよう ....
区役所を訪ねるたびにとりあえず離婚届を手にしてる嫁
警官に憧れていたサトシ君また冤罪で捕まっている
不完全な春に花を盗もうと今から用意している
星が堕ちても拾わないで誰のものでもないのだから
約束って悲しい響き裏切りを孕んでいるから
一足飛びに人生を俯瞰してでも今が好きなんだごめん ....
うっかりとすずめの焼き鳥食べてから雀の顔を直視してない
何年も開けられてない旅行カバンとんでもないうっかりが出てきそうで
ガソリンいれるとこなんで開けっ放しなん? 娘の指摘にうろたえて あ ....
言っておくわたしはツレナイおんなだよ 太陽ならばうお座に座る
水族館土産に買ったぬいぐるみ自分のものにしたけど何か?
さかなたち胎児にぴたり寄り添ってうたう歌なら月も聴いてる
....
駅前でギター弾いてる兄ちゃんは終電の前サライを唄う
「ご試食にひとつどうぞ」と貰ったし、今年のバレンタインは1個
ただ在ってたたずむだけの石っころ風が過ぎてく君の向こうへ
部屋の灯を暗くしてから角砂糖ひとつを澄んだ水に沈める
生き方をそらみたことかと言う人の名前は全部どぶで泳がす
蝋 ....
昔はね、そう切り出してそのおんな左手首を朝陽にかざす
夢みたい、少女だったらそう言えるもっと無邪気に無垢な声音で
放っといて、神に誓って言えるのにどうして君は嘘と決めるの
....
パン祭り 春の季語にはなりませんかね? 北大路京介さん
冬景色 北国生まれじゃないけれど懐かしいわぁ今日は湯豆腐
かつをぶし削って薫る郷愁は年経るごとに熟成します
水仙をたどれば春はつながるよ ふるさとの土 温かい風
手作りの竹馬結局乗れ ....
チョキチョキと切り抜いたのは嘘泣きです天使の羽と切れないハサミ
足の裏さみしい沼を飼っている思い出喰らい泣いては縮む
夜が降るきのうも降った今夜もね、 ....
一生で1番君を笑わせる男が僕でありますように
恵方巻きかぶりついてる逆側を突然美女が食べはじめてチュ
よそ者が星はみえずと軽く言う夜空に星を見出すゆうべ
「ガレージ」とシャコ頼む客の料金を三割増しにしている寿司屋
思うのはみんなさくらのことなんです花びらみっつほしい病床
盗作の容疑で受賞取り消され相合傘を消して書く遺書
百舌鳥を真似さんざんモノマネ披露して自分の声を忘れたシャウト
そらを飛んだ夢を見た
僕は足のない回転木馬
南京錠を閉め忘れたまま
春の沙漠を放浪している
木の芽の匂い持ち歩くための
ポケットのある素敵な上着
おたまじゃくしを捕まえたら
....
風見鶏、青磁のそらにはばたけば南へ向かいひたすらに飛ぶ
あいうえおあなたにどれを贈ろうか曲がりくねったひらがな愛し
過ぎてゆく明日が今日を追い越 ....
焼き芋の包まれている新聞紙かすかなインクの匂いも食す
くくられた新聞紙の椅子の上あごひげという名の猫がくつろぐ
ちぎられて水にひたさればらまかまれほこりにまみれて新聞紙逝く
世の中の ....
寝る前に愛していると言う声は起こさないよう小さな声で
泡沫恋歌さんの短歌おすすめリスト
(344)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
最後まで手をつないでてくれたから…_つないでないの?じゃあ、 ...
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北大路京 ...
短歌
4
14-3-18
猫のひげと春
-
梅昆布茶
短歌
10
14-3-15
よく喋る女の横でうんうんと頷きながら飲むハイボール
-
北大路京 ...
短歌
5
14-3-14
おもしろい人になりたい僕の名を聞いただけでも笑えるほどの
-
北大路京 ...
短歌
3
14-3-14
猫が生きている
-
そらの珊 ...
短歌
11*
14-3-11
雪どけ
-
石田とわ
短歌
11*
14-3-5
恋する気持ち_〜Love_in_a_mist〜
-
未有花
短歌
12*
14-3-4
区役所を訪ねるたびにとりあえず離婚届を手にしてる嫁
-
北大路京 ...
短歌
4+*
14-3-3
警官に憧れていたサトシ君また冤罪で捕まっている
-
北大路京 ...
短歌
3+
14-3-3
不完全な春
-
梅昆布茶
短歌
10
14-2-28
うっかり
-
そらの珊 ...
短歌
7*
14-2-22
さかな_(一〇首)
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もっぷ
短歌
4*
14-2-21
駅前でギター弾いてる兄ちゃんは終電の前サライを唄う
-
北大路京 ...
短歌
6
14-2-14
_「ご試食にひとつどうぞ」と貰ったし、今年のバレンタインは1 ...
-
北大路京 ...
短歌
4
14-2-13
二月十日月曜日未明_(即興五首)
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もっぷ
短歌
4*
14-2-10
「知ってるかい」_(即興五首)
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もっぷ
短歌
2*
14-2-10
今年もシール集めます
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そらの珊 ...
短歌
4+*
14-2-7
郷愁
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そらの珊 ...
短歌
11*
14-2-6
かなしいほどに
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石田とわ
短歌
13*
14-2-5
一生で1番君を笑わせる男が僕でありますように
-
北大路京 ...
短歌
8
14-2-3
恵方巻きかぶりついてる逆側を突然美女が食べはじめてチュ
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北大路京 ...
短歌
3
14-2-3
≡☆
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もっぷ
短歌
3*
14-1-31
「ガレージ」とシャコ頼む客の料金を三割増しにしている寿司屋
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北大路京 ...
短歌
3
14-1-29
さくら
-
もっぷ
短歌
2*
14-1-24
盗作の容疑で受賞取り消され相合傘を消して書く遺書
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北大路京 ...
短歌
4
14-1-24
百舌鳥を真似さんざんモノマネ披露して自分の声を忘れたシャウト
-
北大路京 ...
短歌
4
14-1-23
春の回転木馬
-
梅昆布茶
短歌
12
14-1-21
ひたすら
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石田とわ
短歌
15*
14-1-14
新聞紙
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そらの珊 ...
短歌
13
14-1-10
寝る前に愛していると言う声は起こさないよう小さな声で
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北大路京 ...
短歌
8*
13-12-21
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