罪深き者をどうか憐れんで下さい。
彼は何も分っていないのです。
罪深き人間に慈悲を与えて下さい。
彼は理解できないのです。
彼は惨めな人間です。
彼は自分の行いを認め
謝罪する事ができ ....
シャボン玉ふわふわ
ひまわりサンサン
アキアカネが飛んでる
虫カゴと虫取りあみ
空き地で
バッタ取り
あちらこちらで
這いずり回る
カマキリとにらめっこ
鎌を振り上げ威嚇して ....
家を出てゆけ
ああ言えば
こう言う
見本を見せろと言う。
憎んでいる人には
好意的に接する事が
できない。
罵声浴びせかける。
心の貧しい人は
不幸である。
自ら逆上せ上が ....
鐘が鳴る鳴る
鈴が鳴る鳴る
実が成る成る
気になるなる。
カウベルかんかんかん
ギロはジーコジーコ
タンバリンぱんぱん
マラカスシャカタカ
鋭い音は好まない
温かい音が聞きた ....
Woman gives a life,
Man is given the lives.
女は命を与える。
男は命を与えられる。
一日の疲れを
肩から下ろし
タバコに火をつける
地上の空気は旨い
私は大丈夫
十字架を背負って
生きているから。
私は大丈夫
あー頭が痛い。
皆に小さい愛を
分け与える。
....
ペポの法則
-と-の関係はいけない。 互いに破滅する。
+と+の関係もしくは
+と0の関係もしくは
0と0の関係でなければならない 互いに栄える。
+と-の関係は続かない ....
子犬がころころ
ころがっている
タンポポと遊んでいた。
笑顔がこぼれて
頬を赤く染め
幸せを感じる
スターダスト
掃除するのは
誰でしょう?
踊りましょう
ステップ踏んで
クイックスロースロー
はい、ターン!
最高に緊張する
快感だ!
皆が見ている。
粗相のないように!
君はロンリーバタフライ
愛が全てを変えてくれ ....
「愛する者の為に生き、そして死ぬ。」
「嫌いな人とは付き合えません。」
「お国の為に死ぬのは古いです。」
中学の時に文通相手と交わした言葉
永遠のテーマ「愛と憎しみ」
誰も解けない方程式 ....
2人きりの映画館
ポップコーン食べて
笑いあり
涙あり
君は寝てしまった。
手をにぎり
時間を共有する
肩にもたれる
終わりは
ハッピーエンドにしてね
泣いていると
恥ず ....
おじいちゃんの
笑顔が見たいから
おばあちゃんの
お礼を聞きたいから
辛い事でも
我慢する。
権利を主張すると
やりたくなくなる。
ありがとうと言われると
また次も良くしたくなる ....
温かい確かなものが欲しい。
安心したい。
心の隙間を埋めて欲しい。
信頼したい。
こぼれた涙を集めたら
池ができた。
そこには魚がすみ、
葦が生えた。
心の傷を癒して欲しい。
....
コツコツと先を急ぐ女のひと
両かかととも赤く腫れあがっていて何だか痛々しい
足に合わない靴だったのかな
駅前広場は折からの霙混じりで
軒際で立ち止まっては、いちいち傘を開くのも鬱陶しく ....
ブラックサンダーを買った
丁度予鈴が鳴る時間だ、と
デジタルはぶっきらぼうに言い放つ
運悪く遮断機が寝そべる
そういえば、彼は息災に過ごしているだろうか
雑音の迫るなか髪をといた
....
歌を歌い
心の掃除をして
大きな声で
心を正す。
楽しいな
愉快だな
嬉しいな
気持ちが良い
笑って
泣いて
楽しんで
生きている
澄んだ心
混じりけのない
気持ち
素直な気持ち
意地を通し
足を踏ん張って
敵に応対して
平和を取り返す。
美しいものを
美しいと言う気持ち
美味しいものを
美味いと言う ....
何もいらない
愛だけが欲しい。
何もいらない
お金もいらない。
傷つく事には
慣れたはず
失うものなど
なにもない
綺麗な瞳の裏側には
大きなダイヤが
光っている。
ピュ ....
君まで続くこの道に
淡い霞が微睡んでいる
まだ春浅き日の早朝
清楚な花束を抱えて歩く
歩調に撓む細い茎
君に言ってしまわなければ
不安が纏わりつく前に
世界がそわそわと動き出して ....
女は波があるからと言う
秋の空
トイレを気遣う
戸は先に開ける
手をつないで
青空の下
傷つく事を怖れず
話してみよう
誰よりも今の君を
知っている。
幾つものメモリー
....
ベットにそっと横たえ
疲れた体を
ゆっくりと休める
鼻歌を歌った
オレンジ色のポスター
ながめて
コバルトブルーの
カーテン
無数の本が並んでいる。
毎晩毎夜机に向かい
ニ ....
3年越しに取った、1年目は筆記試験は受かったが、実技試験で落ちた。
試験中上がってしまい考えられなくなった。2年目は休みを取った。
3年目には筆記試験と、実技試験免除の講習を受け、合格した。
....
唇を重ねたように
息がつまりそうな真夜中
声を荒げて
逃げだしそうになる都会の真ん中で
小さな羽虫たちは
か細い灯りに寄り添い
汗臭い涎を垂れ流している
相槌のない会話が延々と続 ....
守ってやるお前の幸せ
守ってやるお前の身を
守ってやるお前の命を
守ってやるお前の子供
俺について来い
悪いようにはしない。
じわじわえんえんと
幸せを感じさせてやる。
来るも ....
出かけようとして出かけられなかった朝に
ひとりの女性の顛末を知る
喩えようのない過去の行状
足跡の是非はともかくとして
不治の病に長らく臥していたとのこと
病棟の小窓に映す時代の移ろ ....
愛さえあればなんてね
でもそれってお金で買えそうな気もするよ
何もしないからと言いながら
私の背中に変なのを押し当ててくる
そんな安っぽいんじゃなくてさ
至高の愛
とか
無償 ....
汚染される超次元ステージ
醜くなった雛をみて
みえないふりをした
溢れた水銀が光をおびて核になる
ガンジス川では今日も
ピラニアが草食系
計画などないけれど
....
私は時々、こう考える。私以外の人間は存在せず、現実は全て私の夢で、その私はまだ生まれてさえいないのではないかと。
また、こうも思う。宇宙全体が本当はバスケットボールくらいの球で、アメリカ人の子供がい ....
青を知るくじらは
空を遠いとは思わない
美しく在ることをわきまえて
地球とともに命を謳歌する
視界を遮るあじの群れ
力強く求め跳ねる
ぶりんぶりん
大切に 守った灯火 吹き消して 君は輝く 星になった
はらはらと 静かに踊る 雪に乗り 君は美しく 微笑んで
一握の 雪の重さに 涙して 名を呟いた 静かな朝に
....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31