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大切に 守った灯火 吹き消して 君は輝く 星になった
はらはらと 静かに踊る 雪に乗り 君は美しく 微笑んで
一握の 雪の重さに 涙して 名を呟いた 静かな朝に
....
優しさなら全部あげるから バファリンの代わりに 傍に置いてよ
何も言わずに ただ料理を平らげる 私はそれが嬉しかった
君の手は 無から有を 産み出して 無限の未来を 私にく ....
弁慶に
奪われるもの なにもない
五条の橋で 中指立てる
昨日の事は忘れない 刻まれた君の言葉と シーツの皺と
温めるモノはありました でもこの手はずっと冷たいままでした
行って来ます そう言ったきりよと鈴虫は 悲しい音色でないた ....
この空を 君は自由に 飛んだから だから鳥はね 泣いたりしない
悲しみは もうたくさんだと 花は言う 僕は自分に 水をあげた
いつまでも 帰らぬ温もり 待っている 隅で眠る ....
悲しみを 満たした夜は 月明かり 星を眺めて 夜更かしをする
目隠しの 隙間から見た 日常に 僕らは居場所を 探している
小さな街に寄り添って 小鳥みたいに歌う 不器用な僕 ....
虹の涙が透明だから 僕と君の泉は清く正しく
青春の 透明な恋 眩しくて もう出来ないと ジブリで悟る
震える声で もう会わないからと 背中の君が とても愛しくて
なんでも分けあっていたから 小さなアイスも 僕には多すぎる
君が残して行ったサボテンは 今でも窓辺を占領してます ....
水が溢れ 川になった道に 金魚を放したら 里に帰るかな
ぱちぱちと 雨は窓を 叩くけど ごめん今日は 遊びに行けない
あのひとの
ギターをはじく手の速さ
見ているだけで
悲しくなる
水面には 満月ぷかり 揺れている 輪郭溶けて 何処か寂しげ
足先で ちゃぷちゃぷ波紋 描き出す 歪んだ景色 歪んだ私
桟橋の 縁に手をかけ 覗き込む 水面に映る あなたはだ ....
雨の後 濡れた木々に 鳥の声 楽しいおしゃべり してるのかな
道端の 日に日に色付く 紫陽花は 雨を知らせる 郵便屋さん
貴方に愛されたいと願った 声を失くした人魚姫のように
新緑は 初夏の日射しに 色を増し ヒレの無い足で 外に駆け出す
満月の夜は 鱗を落とす 微かな潮風に 故郷を思う
肩を寄せ合う店先 雨に濡れた君は太陽のように笑う
しとしとと 雨は全てを 濡らしてる てるてる坊主 願いよ届け
湿気を含んだ空気に 母の胎内を重ね 丸まって眠る
一人では 広すぎるベッドの上で 孤独を隠し 丸まって寝る
眠る前に本を開けば 私のベッドは 物語りで溢れて
夜空の星を 一つずつ解いて 僕は見知らぬ場所へ旅に出る
....
どうすれば良かったの? 君との日々は 砂のように溢れ落ちていく
さようなら 君の合図に 気づけずに 日々の隙間に 涙を隠す
Email
され過ぎ シカト
したくなる
カレの気持ちが いまは分かるの
干渉を
し過ぎる 親と
同じこと
してる ジブンに 汗アセ焦
白い肌 キスした小鳥 鳴いている ここに居ると 横顔の君に
本を取る 左薬指に光る指輪 君は別の人のもの
うわべだけの話じゃ 近付かない距離 僕と君は 店員と客
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眠れずに メェメェ羊 待っている 合図を送るよ 午前零時
三日月の 先に座って 街を見る ひつじと遊ぶ 午前二時半
気が付けば 朝日の光に 目が覚める さよなら言えず 午前 ....
春なのに 指先凍え 泣いていた ため息の花 部屋に溢れる
柔らかな あなたの文字に 愛溢れ 「元気ですか?」に 返事を書けず
引きとめて 捧げてくれた 相手には
目移りしても 浮気はするな
春風は あの子のスカート ひらりとめくる 甘酸っぱい僕の日々
かっこつけてクールを装い 隠してるんです ポケットの中身を
たまには不真面目を演じてみたい 僕にそんな勇気があ ....
坂道を 転がるように 終わってく 今日にさよなら 今日にさよなら
夕暮れの 葉桜並ぶ 散歩道 帰る時間だと からすが鳴く
さびれたバス停の時刻表には 過去の時間が流れていま ....
アクセルを 床に着くまで 踏み続け 殺す殺すと ホーン鳴らした
羽根休む 鳥に石ころ 投げつけて
飛び立たせては 少し笑う
一輪の しおれた花を 握りしめ もう訪れない 春を思う
確かに僕らは家族でした 証明してくれる 絆はもう無く
時が止まったこの家に 戻れない家族の形を夢見ている
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コンビニで おでんひとつだけ 頼んだら
大根のかけら 入っててほしい
やわらかな 日溜まり風は 暖かく 花はほころび うぐいすの声
☆いつまでも飾るお雛様
独身の 理由を母に 転嫁する
「おさめないで」と雛{ルビ愛=め}でた春
☆おさななじみの雛祭り
ひなあられ 「おには ....
まっさらな 白いガーゼを 赤く染め 私は大人になりました
きっと前世は 人魚だったのかも 私の間に 海があるから
体内に 地球を抱いて 丸くなる 愛おしむ程 母になってく
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